TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSの普及により、新しい言葉がたくさん生み出されています。

最近は「バズる」という言葉が浸透しており、さまざまなところで使用されています。

今回は「英語で『バズる』はどう言うの?」をテーマに解説していきます。

ぜひ、英語学習の参考にしてください。

「バズる」ってどういう意味?

「バズる」は多くの人に拡散され、注目を浴びるという意味です。

特にTwitterなどのSNSで使われることが多く、「バズる」投稿はたくさんの人の目に触れるという意味があります。

もちろん、Twitterだけでなく、InstagramやTikTok、Facebookなどでも「バズる」という言葉が使われており、SNS上で話題になるという意味が込められているのです。

「バズる」の基準は?

「バズる」の基準は明確に決められているわけではありません。

一つの投稿に対して10いいねや20いいねしか付かない場合は「バズる」とはいえないでしょう。

しかし、普段は1~5いいねしか付かない人が急に数百ものいいねがついたら、バズったといっても良いでしょう。

そのほか、数千、数万いいね、リツイートなどの反響がある場合は「バズる」に値します。

「バズる」には明確な基準がないものの、普段よりも反響が多いときに使うと認識しておけば問題ありません。

「バズる」の語源は?

普段からSNSを利用している人なら「バズる」という言葉を一度は耳にしたことがありますよね。

では、「バズる」という言葉はどこから来ているかご存じでしょうか。

もちろん、もともと日本語ではありません。

「バズる」というのは英語のbuzzが語源とされています。

Buzzというのは日本語で「ブンブン飛ぶ」「ブザーが鳴る」という意味があります。

ハチがブンブン飛んでいるというときに使用することが多いです。

Bees are buzzing around.
ハチがブンブン飛び回っています。

It is still buzzing.
まだブザーが鳴っています。

「ブンブン飛ぶ」「ブザーが鳴る」という意味のbuzzが語源なのですが、なぜ「バズる」となったのでしょうか。

Buzzには「ブンブン飛ぶ」「ブザーが鳴る」という意味以外に「噂する」という意味もあります。

語源が明確になっているわけではありませんが、一般的には1つの話題にハチが群がっている様子やたくさんの人に噂されているというところから、「バズる」となったと考えられています。

英語で「バズる」はどう言うの?

もともと英語のbuzzが語源になっている「バズる」ですが、英語ではどのように表現するかご存じでしょうか。

英語でもbuzzを使うと思われる方が多いでしょう。

では、英語で「バズる」はどう表現するのか解説していきますね。

buzzを使わない

英語ではbuzzを使うことはほとんどありません。

The tweet made a buzz.
そのツイートはバズった。

このように表現することもありますが、英語でbuzzを使用するのは珍しいです。

go viralを使う

英語ではbuzzではなく、viralを使うことが多いです。

Viralというのは「ウイルスの」「ウイルス性の」という意味があります。
※virus(ウイルス)の派生語

ウイルスのように瞬く間に広まるというニュアンスからviralが使われます。

It has gone viral.
とてもバズりました。

Viralのほか、trendやpopularを使うことがあります。

The tweet is trending.

The post is very popular.

ただ、viralのように急激に注目を集めているというニュアンスが伝わりにくいでしょう。

そのため、日本語の「バズる」を英語で表現するなら、trendやpopularよりもgo viralを使うのをおすすめします。

「バズる」に関連した言葉を紹介!

インターネットやSNSでは「バズる」のほかにもさまざまな言葉が使用されています。

「インフルエンサー」「炎上」「ステマ」「拡散」「垢BAN」など、聞いたことがある人も多いでしょう。

では、これらの言葉を英語でどのように表現するのか紹介していきますね。

  • インフルエンサー:influencer
    ※influenceは影響するという意味があります。
  • 炎上:blow up、flaming
  • 垢BAN:One’s account gets banned. / One’s account gets suspended.

SNS用語の英語例文集を紹介!

SNSやインターネットでは新しい言葉がどんどん生み出されていきます。
英語が語源になったものや、日本語をもじった言葉など、さまざまな種類があります。

ここでは、さまざまなSNS用語を英語でどのように表現するのか、実際に使える例文を交えて紹介していきますね。

Aさん
Did you know her account got banned?
彼女のアカウントが凍結したって知っていましたか。
Aさん
My account has been suspended since last Wednesday.
私のアカウントは先週の水曜日から規制されています。
Aさん
Your last tweet has gone viral!!
あなたの最後のツイートはとてもバズってますね。
Aさん
How can I become an influencer on Instagram?
どうやってインスタグラムのインフルエンサーになれますか。
Aさん
His tweet blew up soon after he posted the negative words discriminating someone else.
彼は他の誰かに対する差別発言をツイッター上でしてしまい、すぐに炎上しました。
Aさん
The photo is trending on Twitter, which everyone at school knows.
その写真がトレンド入りしているのを学校中が知っていますよ。
Aさん
She sometimes makes viral posts.
彼女は時々、大きな反響がある(バズる)投稿をします。
Aさん
I have got 1,000 likes on my post. Has it gone viral?
私の投稿に1,000いいねがつきました。バズってますかね。
Aさん
Why has my account been banned?
なぜ、私のアカウントは停止させられているのですか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「『バズる』は英語でなんて言うの?」をテーマに紹介してきました。

バズるは英語のbuzzが語源であり、TwitterやTikTokなど、さまざまなところで使用されています。

しかし、英語ではbuzzという言葉を使用することは非常に少ないです。

 

英語では、buzzの代わりにgo viralを使うことが一般的です。

また、「バズる」のほかにも「インフルエンサー」「炎上」など、さまざまなSNSにまつわる単語があります。

今回は「バズる」のほかにも、SNSでよく使われる言葉の英語表現を紹介しました。

ぜひ、英語学習の参考にしてください。