本校では、2021年に校名を『聖徳大学附属女子中学校・高等学校』から『光英VERITAS中学校・高等学校』に変更し、共学化を進めました。もともと英語教育に力を入れていましたが、共学化に伴い「英会話力」のさらなる強化を目指し、学研オンライン英会話を導入しました。習熟度別のクラス編成に対応し豊富なカリキュラムから生徒のレベルに合ったレッスンを選べる点が魅力的で、全6学年でそれぞれに適したレッスンを受講できていると感じています。

また、本校では英検合格を目標とする生徒が多く、年間15回の学研オンライン英会話レッスンを活用し、英会話力向上を目的としたレッスンと英検やGTECの試験対策を組み合わせたカリキュラムを作成しています。特に、英検二次試験対策やGTEC対策については生徒から高い評価を得ており、オンライン英会話の導入が学習成果の向上に大きく貢献していると感じています。

生徒たちは「英語で伝わる」という成功体験を通じて自信をつけ、積極的に話せるようになっています。特にアニメなどの共通の話題があると、普段以上に楽しそうに会話をしている様子が見られます。レッスン後には生徒に感想を提出させていますが、講師からすぐにフィードバックが届くため、モチベーションの向上にもつながっているようです。

学習効果の面では、英検の合格者数が年々増加しており、準2級や2級の合格者が着実に増える中、今年度は2名が準1級に合格しました。2024年度の英検改定により試験の難易度が上がり、指導がこれまで以上に難しくなったと感じますが、オンライン英会話を活用した試験対策が教員の負担軽減にも役立っています。

最近ではAI学習コンテンツも注目されていますが、人と人とのコミュニケーションを通じた学びには、オンライン英会話ならではの良さがあると感じています。来年度からはスキル別トレーニングも活用し、さらなる学習効果を期待しています。