本校には、全国大会で活躍するアスリートの生徒たち、また国公立大学や難関私立大学への進学を目指して学習を続ける生徒たちが多く在籍しています。そうした中で、将来を見据えた力を育てるために、特に自分の考えを英語で伝える力を養いたいと考えていました。現在、高校2年生でロジカルスピーキングstandard、高校3年生ではロジカルスピーキング社会課題編を採用しています。教材で扱われているトピックに魅力を感じ、採用を決めました。

数年前の導入当初には、ネット環境の整備についての不安がありました。一斉に生徒が受講することにより、レッスン中にサーバーが落ちないかどうかという点は気になっていました。しかし、学研オンライン英会話のネット環境や運営体制が非常に安定しており、今は不安に感じることは全くありません。

限られたレッスン時間の中でも、生徒が自分の考えを英語で伝えたり、講師の方の意見を聞いたり、ディスカッションを通して新たな視点を得たりと、非常に充実したやり取りが行われていると感じます。こうした体験は、生徒たちにとってまさに「世界を広げる機会」になっていると感じています。最初は緊張していた生徒たちも、回を重ねるごとに変化が見られるようになってきて、英語で自分の考えを返せた瞬間を見ると「壁を一つ越えたな」と感じます。

1年間を通してレッスンを継続していく中で、生徒たちのスピーキングスキルや思考力の成長は明らかです。ロジカルスピーキングのテキストを活用して試験対策を進めた生徒もいましたし、英検の上位級取得に向けたライティング練習にも活用しています。大学進学時の面接や小論文の対策としても活用できる点で、教材に魅力を感じています。ロジカルスピーキングの受講をきっかけに英語をツールとして世界を見て、成長していく姿を見られるのが楽しみです。