「会話やメールで適切な単語が出てこない」
「いつも同じ表現ばかり使ってしまう」
「語彙が増えていかない独学に限界を感じる」

中級レベルになると、ビジネスの場で通用する語彙力に壁を感じる方も多いのではないでしょうか。
単語のインプットはできていても、それを”自然に使いこなす力”へとつなげるのは簡単ではありません。

そんな語彙の伸び悩みを感じていた中で注目したのが、Kiminiの「ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編」です。

今回は、”語彙の引き出しを増やす”ことに特化したこのコースを実際に受講し、感じた効果や気づきを英語中級者の視点から詳しくレポートします。

レッスン紹介

レッスン紹介

Kiminiオンライン英会話は、教育業界で80年以上の実績を持つ学研が提供するオンライン英会話サービスです。

学研の教育ノウハウをいかした高品質なオリジナル教材と、親しみやすく丁寧な指導が魅力のフィリピン人講師やネイティブ講師など、世界中の講師によるレッスンが特長です。

160以上の多彩なコースが用意されているだけでなく、AIによる学習サポートやスピーキングテストなど、オンラインレッスン以外の学習コンテンツも充実し、英語力を総合的に伸ばせる環境が整っています。

全国200以上の小中高校・大学などの教育機関で導入されているほか、晋遊舎「英語教材完全ガイド2025」では、オンライン英会話部門でベストバイ第1位を獲得するなど、高い評価を受けています。

受講コース

今回受講した「ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編3」は、英語の基礎力を鍛えながら、ビジネスの場で頻出する語彙やフレーズを習得する短期集中型の中級者向けコースです。

既存のコースの中から特に重要な単元を厳選し、全10レッスンにコンパクトに再構成。
Kiminiレベル5〜7の方が対象で、やや難易度が高く、より踏み込んだ語彙や表現を効率よく学べるよう設計されています。

レッスンの内容

ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編3」のレッスンでは、ビジネスシーンで頻繁に使われる語彙やフレーズを中心に学びます。
加えて、英語の自然な表現力を高めるために、コロケーションや接頭語・接尾語、さらにアメリカ英語とイギリス英語の違いや、ビジネスに関連するイディオムも取り入れています。

Lesson 1 ビジネス英語コロケーション(1)
make a profit, do research, take action, give a call など
Lesson 3 企業倫理
accountable, dedication, disclosure, bribe, moral など
Lesson 5 接尾語
accuracy, interpreter, investment, weakness, diversion など
Lesson 7  アメリカ英語とイギリス英語
income statement, profit and loss account, cell, mobile など
Lesson 10 ビジネスイディオム
ahead of the pack, at stake, back to the drawing board など

レッスンの流れ

ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編3」では、語彙力強化に効果的な5つのステップで構成されています。

1. Focus レッスンで学ぶ語彙やフレーズを確認
2. Find / Identify 短文の音読と文脈理解
3. Fill in Blanks 選択式空所補充問題で知識の定着を図る
4. Sentence Construction 習った語彙・フレーズを使った英作文
5. Question & Answer 質疑応答で学んだ表現を使う練習

※既存コースから単元を再構成しているため、上記とは若干異なる回もあります。

語彙やフレーズの意味を確認するところから始まり、識別問題や空所補充を通じて理解を深めます。
その後、自分で英文を作る練習を行い、最後は講師との質疑応答で応用力を養います。

レッスンレビュー

レッスンレビュー

では、「ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編3」を実際に体験してみた受講レビューをお伝えします。

筆者は、英語学科で言語習得やコミュニケーションを学び、留学やホームステイ、塾講師や家庭での英検指導など、さまざまな形で英語に関わってきました。

学習者としても指導者としても英語に取り組んできた中で感じたことを踏まえ、中級者の視点から、レッスン内容やその感想を率直にご紹介します。

率直な感想

  • 単語単体ではなくセットで覚える練習ができた
  • 学校では習わなかったような”リアルな英語”に触れられた
  • 知識を文章に落とし込む練習が実践力アップにつながった

レッスン1では、単語を単体で覚えるのではなく、よく一緒に使われる語の組み合わせを意識して学ぶことで、より実用的な表現が身についたと感じました。
意味を覚えるだけでなく、「どのような文脈で、どのように使われるか」という使い方の“型”まで学べたのは、大きな成果です。

また、学校では習わないようなビジネス表現や専門的な語彙にも触れられ、新たな発見がありました。
英語ニュースや海外ドラマで耳にしていても、意味や使い方までは知らなかった表現もあり、とても興味深かったです。

さらに、英作文では、自分の言葉でアウトプットすることで、記憶にも定着しやすく理解が深まりました。

良かったところ

  • 頻出のフレーズを集中して学べて実用的
  • 英作文と講師との質疑応答でリアルな会話を体験できた
  • 反復練習のおかげで、自然に言葉が出てくるようになった

ビジネスシーンでよく使われる頻出表現を繰り返し練習できたことが特に印象に残りました。
実際の場面で役立つフレーズを集中してしっかり学べたため、効率的に語彙力を増やせたのも大きなメリットです。

英作文で習った表現をアウトプットした後、最後の質疑応答では講師とリアルなやり取りを通して、コミュニケーション力を磨けたのが貴重な経験でした。

また、繰り返し練習することで同じ表現が自然に口から出るようになり、頭で考えずに言葉がスムーズに出てくる感覚も身につきました。

難しかったところ

  • 英作文を時間内に余裕を持って終えられなかった
  • 表現のバリエーション不足で、話に幅が出せなかった
  • 実践の場面を想像すると、経験不足が浮き彫りになった

英作文の課題では、表現がなかなか思い浮かばず、言葉に詰まってしまい、時間ぎりぎりで何とか仕上げるのが精一杯の部分もありました。

また、使える表現のバリエーションがまだ十分でなかったからか、時折会話が途切れてしまい、話に幅を持たせられず流暢さに欠けたのが悔やまれます。

さらに、実際のビジネスシーンを想定すると、自分の経験不足を強く感じ、十分に対応しきれない部分があることにも気づきました。
自分の対応力にまだ課題があることがはっきりし、現場で自信を持って英語を使うためには、より多くの経験と練習が必要だと痛感しています。

こんな人におすすめ

実際に受講してみて、「ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編3」は、次のような方に向いていると感じました。

  • ビジネス英語を短期間で復習しながら身につけたい
  • 海外とやりとりしている、海外赴任を控えている
  • 英語を使う仕事を目指しているが自信を持てない

ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編3」は、実践的なビジネス英語を復習しながら、短期間で効率よく身につけたい方に特におすすめです。
海外とのやりとりが増えている方や、近く海外赴任を控えている方にとっては、現場で即戦力となる表現や語彙を集中して学べるため、不安を解消しスムーズなコミュニケーションができるようになります。

また、将来的に英語を使った仕事に就きたいものの、まだ自信が持てない方にも最適です。基礎から応用まで幅広くカバーし、英文法の復習も兼ねながら、ビジネスで頻繁に使われるフレーズやコロケーション、イディオムを習得することで、自然で流暢な会話力が養えます。

インプットとアウトプットをバランスよく強化するレッスン構成で、短期間でも確実にスキルアップを実感できるため、ビジネスの現場で自信を持って英語を使いこなせるようになるでしょう。

まとめ

語彙力の伸び悩みを感じている英語中級者に向けて、語彙力や表現力の強化が期待できる「ビジネスシーン特訓コース<語彙強化>編3」を実際に体験し、受講して感じた効果や気づきを、中級者の視点から詳しくレビューしました。

本コースは、短期間で効率よく英語力を伸ばしたい方にとって、非常に実用的な内容です。
語彙力の強化に加え、ロールプレイや英作文といったアウトプットの機会が豊富にあり、「実際に使える語彙」として着実に定着させられる点が大きな魅力でした。
同時に、自分の弱点や課題にも気づくことができ、今後の学習にもつながる、手応えのあるコースだと感じました。

英語でのやりとりが増えてきた今こそ、このコースを通じて語彙力を一段引き上げるチャンスです。
ビジネス英語に不安を感じている方は、ぜひこの機会にKiminiのレッスンを体験してみてください。