ニュース英語に興味はあるものの、
「内容が難しくてついていけないかも…」
「オンライン英会話でニュースを扱うなんて、なんだかハードルが高そう…」
と感じて、一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

じつは、私もまったく同じ不安を抱えていました。
そんな中、Kiminiオンライン英会話のニューストークコースが大きくリニューアルされたと知り、
“本当に学びやすくなったの?” “初めてでもついていける内容なの?”と気になっていました。

そこで今回は、新しくなったニューストークコースを実際に受講し、レッスン内容、使いやすさ、難易度などをじっくり検証しました。

これからニュース英会話に挑戦したい方や、Kiminiの受講を迷っている方にも役立つよう、よかった点から気になった点まで、率直にレビューしていきます。

新しくなったニューストークコースとは?

2025年12月、Kiminiオンライン英会話では、CEFR A2(英検3級程度)から無理なく始められる新しい「ニューストークコース」が公開されました。

これまで、ニュース教材は”中級者以上向け”の難しめの内容が多く、ニュース英語に興味があっても「語彙が難しそう…」「ニュース記事そのものが理解できなさそう…」とハードルの高さを感じる学習者が少なくありませんでした。

しかし、今回リニューアルされたニューストークコースは、“初級者から無理なく始められる”内容に進化しました。
CEFR A2(英検3級程度)のレベルから対応できるシンプルなニュース記事を中心に採用しています。
英語の基礎力があれば、初級者でも抵抗なく取り組めるよう設計されているのが大きな特徴です。

新・ニューストークコースの魅力

新・ニューストークコースの最大の魅力は、ニュース教材には珍しく CEFR A2(英検3級程度)から対応していることです。
一般的なニュース教材が CEFR B1(英検2級)以上の中級〜上級者向けであることを考えると、かなり取り組みやすくなりました。
各記事にはKiminiレベルの表記があり、自分に合った難易度の記事を選ぶだけで、無理なくステップアップできる設計になっています。

学習者のレベルに合わせてレベルは3段階、記事のジャンルは6カテゴリ用意されています。

レベル カテゴリ
  • Kiminiレベル 5–6
  • Kiminiレベル 7–8
  • Kiminiレベル 9–10
  • ワールドニュース
  • 科学・テクノロジー
  • ライフスタイル
  • スポーツ・エンタメ
  • ビジネス・経済
  • 旅行・文化

自分のレベルに合わせながら、世界で話題になっている幅広いテーマに触れられるため、学習者の興味や目的に合わせた学び方ができます。
ニュースを題材にしながら、自分の意見を述べる力・考えを英語で説明する力もしっかり鍛えられるコースになっています。

新・ニューストークコースのレッスン

新・ニューストークコースのレッスンは、ニュース記事をただ読んで終わりにしないのが特長です。
インプットからアウトプットまでを段階的に進められる4つのステップ構成になっており、ニュースを題材にしながら、自然な語彙や表現を身につけつつ、理解力と発話力のどちらもバランスよく伸ばせるよう設計されています。

Step 1 Read the Article 記事の音読
Step 2 Check the Vocabulary and Phrases 重要語彙・フレーズの確認
Step 3 Comprehension Questions 理解度チェック・要点整理
Step 4 Discussion 講師とディスカッション

まずは、ニュース記事を音読しながら内容をつかみます。
続いて、記事に登場する語彙やフレーズの中から5つを取り上げ、例文とあわせて確認していきます。

その後は、ニュースの内容に関する理解度チェックへ。
中上級レベルの学習者であれば、記事の文章をそのまま読み上げて答えるのではなく、自分の言葉で要約したり、別の言い回しに置き換えたりする練習にも挑戦すると、より表現力を鍛えられるでしょう。

最後は、記事のテーマに関連したトピックについて講師とディスカッション。
自分の意見や考えを伝えるだけでなく、理由・根拠・具体例を添えながら、論理的に話す練習ができます。

このように段階的に進めることで、ニュース教材でよくある「読めたのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない…」という状況を避けられ、自然と会話につなげられるのがポイントです。

受講レビュー

新しくなったニューストークコースとは?

ここからは、実際に新しいニューストークコースを体験した受講レビューをお伝えします。

筆者は学生時代に英語学科で学び、塾講師としての受験指導、家庭での英検対策など、さまざまな形で英語学習に携わってきました。
もちろん、Kiminiを含め他のオンライン英会話や教室も利用した経験があります。

こうしたバックグラウンドを踏まえ、レッスン内容や特徴を率直にレビューしていきます。

今回受講したのは、レベル5–6から次の2つの記事です。

  • <Lifestyle>Study says washoku may prevent depression
  • <World News>Adventurous store cat comes home

CEFR A2レベルに対応したリニューアル記事がどんな内容なのか、実際に体験して確かめてみました。

率直な感想

  • サクサク進む操作性
  • 程よい文章量
  • 受講しやすさ抜群

講師がマーカーを引いた箇所が見え、スライドが非常にわかりやすくなっていたのが印象的でした。
また、縦スクロールで教材を確認しながら進められるストレスフリーな操作性が学習の継続にも大きく影響すると感じました。

記事の文章量が程よく、初級者でも抵抗なく読める点もよかったです。
短時間でも内容を理解できるため、学習のハードルが低く、続けやすさを実感できる設計だと思いました。

全体として、操作性・内容の読みやすさ・アウトプットへのつなぎやすさがバランス良く設計されており、初級者でも無理なく学習を続けられるコースだと実感できました。

良かったところ

  • わかりやすいレッスン構成
  • 教材の振り返りが可能
  • 無理のないアウトプット練習

レッスン構成はとてもわかりやすく、流れがスムーズに感じました。
特に、記事を読みながら語彙を確認し、理解度をチェックした後にアウトプットすることで、読むだけで終わらず、学んだ内容をしっかり自分のものにできるのが大きな魅力です。

また、従来のスライドでは前のページに戻れず、その場で確認できない点が不便でしたが、今回のコースでは縦スクロールで自由に振り返りが可能になったのも大きな改善点です。
理解できなかった部分や重要表現をすぐにチェックできるため、学習効率がぐっと上がると実感しました。

読む → 理解する → 話すの流れが整理されており、ニューストークが初めての方でも無理なくステップを踏んで発話できる構成になっているので、安心感があり、続けやすいレッスンだと感じました。

難しかったところ

  • 日本語訳がないため戸惑うことも
  • 初級者は予習しておくと安心
  • 質問時のサポート策も用意

ニュース記事には日本語訳がないため、わからない語に出会うと戸惑うこともあります。
しかし、その分、前後の文脈から意味を推測する力が自然に身につき、語彙力を伸ばす絶好の機会にもなると感じました。
特に、記事の内容が身近なテーマや興味のある話題であれば、理解のモチベーションも高まり、ただ読むだけでなく、学んだ表現を自分のものにする実感が得られるでしょう。

今回受講したレベル5–6なら、ニューストークが初めてでも十分チャレンジできる内容です。
最初は少し緊張する場面もあるかもしれませんが、事前に記事に目を通しておくとさらに安心です。
レッスン中は講師に質問しながら進められますが、不安な場合は、定型表現をメモしておくとさらに心強く、学習効果を高めやすいと感じました。

まとめ

今回のニューストークコースを体験してみて、構成のわかりやすさや操作性の改善、段階的な学習ステップが非常に効果的だと感じました。

これまでニュース教材は中級者以上向けのものが多く、初級者には手を出しにくい印象がありました。
しかし、Kiminiの新・ニューストークコースでは、初級者でも取り組みやすいニュース記事が厳選されており、英語に触れる機会を自然に増やせる工夫が随所に施されています。

さらに、10月に登場したばかりの録画機能を活用すれば、自分の成長を振り返りながら学習でき、学びの定着を意識して進められるでしょう。

ニュース英語に初めて挑戦する方も、さらに力を伸ばしたい方も、リーディングからアウトプットまで無理なく学べる新・ニューストークコースを通じて、効率的に英語力を伸ばす体験をしてみてください。
Kiminiオンライン英会話で、英語学習の新しい一歩を踏み出してみましょう!