TOEIC試験を明日に控えた今、期待よりも不安の方が大きいかもしれません。
特に初めて受験する人は「何を持っていくべきか」「どんな勉強をすればいいのか」と悩み、落ち着かない時間を過ごしているのではないでしょうか。
TOEICは2時間で200問を解く非常にタフな試験ですが、前日の過ごし方次第でスコアは50点〜100点近く変わることもあります。
今回の記事では、初心者が迷わず当日を迎えられるよう、準備・勉強法・当日の流れを網羅して解説します。
【TOEIC前日】スコアを底上げする「直前対策」と効率的な勉強法

試験前日に新しい参考書や難しい問題に手を出すのは逆効果です。
脳を疲れさせず、かつ英語への反応速度を最大化するためのTOEIC前日勉強法に絞って取り組みましょう。
まずは、これまで解いてきた公式問題集や単語帳の復習をメインにします。
以下の3つのポイントに絞って学習を進めてください。
- 覚えた単語を「音」で確認する
- 時間配分のシミュレーションをする
- リスニング音声を通しで聴く
覚えた単語を「音」で確認する
覚えた単語を「見てわかる」だけでなく「聞いてわかる」状態にします。
せっかく学習していても、音を知らなかったらリスニングで聞き取れないからです!
付属の音声を使って、真似して口に出しつつ、耳をならしておきましょう。
時間配分のシミュレーションをする
リーディング・セクションは時間との戦いです。
「Part 5は10分、Part 6は10分、Part 7は55分」といった自分なりの目標を再確認します。
リスニング音声を通しで聞く
1.2倍速などの速い音声ではなく、等倍の公式音声を15分程度聞きましょう。
TOEIC特有のナレーターの声に耳をならしておきます。
なお、遅くまで勉強せず、早めに切り上げて脳を休めることも意識しましょう。
無理しすぎないことが、当日の処理能力を高める最大の秘訣です。
【TOEIC前日準備】忘れ物厳禁!必須アイテムと注意事項

当日、会場で最も避けたいのは「持ち物の不備」によるパニックです。
TOEICは持ち物に関するルールが非常に厳しいため、TOEIC前日準備として必ず前日の夜にバッグの中身を揃えておきましょう。
必須の持ち物
特に注意が必要なのが「証明写真」と「腕時計」です。
以下の表に、必須の持ち物とチェックポイントをまとめました。
| 持ち物 | チェックポイント | 備考 |
|---|---|---|
| 受験票 | 署名欄への記入、証明写真の貼付 | 写真は裏面に氏名と受験番号を記入 |
| 身分証明書 | 運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等 | 有効期限内の「原本」のみ有効 |
| 筆記用具 | HBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム | 複数本用意。芯を太めにしておくと時短 |
| 腕時計 | アナログ式のもの | スマートウォッチやスマホ、置時計は禁止 |
※持ち物に関する最新情報は変更の可能性があるため、必ず受験案内でも確認してください。
また、試験会場の環境についても注意事項があります。
以下の点に留意して、服装や体調を整えてください。
温度調節ができる服装にする
会場の空調は個別に調整できません。
夏場は冷房、冬場は暖房の効きすぎに備え、カーディガンやパーカーなどを用意しましょう。
身分証明書はコピー不可
必ず原本を持参してください。
スマホの画像やコピーでは受験が認められません。
スマートウォッチの音設定
会場に持ち込める時計は「(アナログの)腕時計」のみです。
アラームが鳴ると失格の恐れがあるため、不安な場合は持ち込まないのが無難です。
【TOEIC当日の流れ】受付から試験終了までのタイムスケジュール

試験当日の流れをあらかじめイメージしておくと、不要な緊張を和らげることができます。
TOEIC当日の流れを把握して、心に余裕を持って行動しましょう。
試験は午前の部と午後の部がありますが、基本的なフローは共通しています。
受付終了時刻を1分でも過ぎると受験できないため、早めの行動が鉄則です。
会場到着から着席まで
受付終了の20分〜30分前には会場に到着しましょう。
自分の教室を確認し、お手洗いを済ませておきます。
解答用紙への事前記入
試験開始前に、氏名やアンケート回答などのマークを行います。
意外と時間がかかるため、試験官の指示に従って丁寧に行いましょう。
リスニングの音量チェック
試験開始直前に、スピーカーのテスト放送が流れます。
もし音が聞き取りにくい場合は、遠慮せずに手を挙げて試験官に伝えましょう。
一度試験が始まると、2時間の中断なしで走り抜けることになります。
試験開始前の数分間は、深く呼吸をして「最後まで集中力を切らさない」と自分に言い聞かせることが大切です。
知らないと損をする!TOEIC直前対策の禁止事項

最後に、試験本番で実力を出し切るために、絶対にやってはいけないルールを確認しておきましょう。
これらはTOEIC直前対策として知識を持っておくだけで、失格のリスクを回避できます。
TOEICの試験は不正行為に対して非常に厳格です。
自分では「良かれ」と思ってやった行動が、ルール違反と見なされるケースがあります。
ここでは特に注意したい点を取り上げます。
すべての注意事項を見る場合はTOEIC公式サイトを確認してください。
問題冊子への書き込みは一切禁止!
リスニングで流れてきた内容をメモしたり、リーディングで重要な箇所に線を引いたりすることは禁止されています。
解答用紙に関しても、所定欄以外への書き込みは禁止です。
指定されたセクション以外を解かない
リスニングの時間中にリーディングの問題を見たり、逆にリーディング中にリスニングの問題を見たりすることはできません。
試験終了後のマーク修正
「解答やめ」の合図の後にマークを塗りつぶしたり、消しゴムを使ったりすると、退場・失格処分となることがあります。
試験官から合図があったら、すみやかに回答を終了してください。
初心者でも心が折れない!試験中のメンタル管理術

TOEICは非常に問題数が多く、途中で「もうダメだ、わからない」とくじけそうになる瞬間があります。
しかし、そこで諦めないための心の持ちようも、立派な直前対策の一つです。
特に初心者が陥りやすい「時間不足による焦り」を緩和するために、以下の3つのマインドセットを意識してください。
- 「わからない問題」は潔く捨てる
- リスニングの聞き逃しを引きずらない
- 周囲のページをめくる音を気にしない
「わからない問題」は潔く捨てる
全問正解を目指す必要はありません。
5秒考えても答えが出ない問題は適当にマークして、次の問題に全力を注ぎましょう。
リスニングの聞き逃しを引きずらない
1問聞き逃しても、すぐに次の設問の先読み(=選択肢に目を通すこと)に切り替えます。
過ぎたことを悔やむのが最大のスコアダウン要因です。
周囲のページをめくる音を気にしない
周りの人が早く解いているように感じても、焦る必要はありません。
自分のペースを守ることが、最も正答率を高めます。
「完璧主義」を捨てて、「取れる問題を確実に取る」という姿勢こそが、初心者が目標スコアを達成するための近道です。
まとめ
TOEIC前日は、新しい知識を詰め込むよりも「今持っている力を最大限に発揮できる環境を整えること」が何よりも重要です。
最後に、これまでの内容を振り返りましょう。
- 勉強: 新しいことはせず、既習の単語のリスニングで脳を「英語モード」に。
- 準備: 受験票、証明写真、身分証、筆記用具、アナログ時計を前夜のうちに揃える。
- 当日: 余裕を持って会場入りし、温度調節ができる服装で集中力を維持。
- ルール: 問題用紙への書き込み禁止など、TOEIC独自のルールを厳守する。
今夜は温かい食事を摂り、しっかりと睡眠時間を確保してください。
明日のあなたが、これまでの努力を発揮できるよう応援しています!
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