始めて1ヶ月は楽しい。3ヶ月目で疑い始める。半年で「これ意味あるのかな」と本気で思う。オンライン英会話の満足度は、この谷をほぼ全員が通ります。

ただ、その先があります。Kimini英会話の有料会員940人を利用歴で分けると、2年以上続けている223人の総合満足は97.3%で全体のなかで最も高く、NPS=顧客推奨度(友だちや知り合いにKimini英会話をすすめたいと思う気持ちを数値化した指標)のスコアも+54で最高でした。

では2年目に何が戻ってきたのか。データを見ると、戻ったのは「始めたころの熱」ではありませんでした。この記事では、谷を越えた層に何が見えているのかを、有料会員実態調査2026(2026年6月実施・有効回答940件)のデータで見ていきます。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 利用歴2年以上の223人は総合満足97.3%・NPS+54でどちらも最高水準だが、「非常に満足」は38.1%で1ヶ月未満の60.0%には戻らない。始めたころの熱狂ではなく、安定した満足に置き換わっているという形である。
  • レベル5以上の比率は1〜3ヶ月の12.3%から2年以上で45.3%へ上がり、レベル1は66.5%から18.8%まで下がる。2年目に見えている景色は、扱っている教材の難度そのものが変わった結果だといえる。
  • 2年以上の層が講師に求めるのは「間違いを指摘してほしい」64.6%と「楽しく褒めてほしい」64.1%がほぼ同率で、改善要望の1位は「コース・教材の内容」29.1%。次の課題は上達の谷ではなく、教材のマンネリに移っている。

谷はどこにあり、2年目に何が戻るのか

谷は
満足度を「非常に満足」の比率で見ると、動きがはっきりします。

利用歴別「非常に満足」の比率(会員940人)

1ヶ月未満(20人)

60.0%

1〜3ヶ月(179人)

32.4%

4〜6ヶ月(116人)

40.5%

7ヶ月〜1年(140人)

37.9%

1〜2年(262人)

38.9%

2年以上(223人)

38.1%

利用歴別の「非常に満足」・総合満足度・NPS(会員940人)
利用歴 非常に満足 総合満足度 NPS
1ヶ月未満 60.0% 100.0% +80
1〜3ヶ月 32.4% 93.3% +46
4〜6ヶ月 40.5% 89.7% +46
7ヶ月〜1年 37.9% 92.9% +51
1〜2年 38.9% 91.6% +48
2年以上 38.1% 97.3% +54

※総合満足度・NPS(顧客推奨度)を含む数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、いずれも継続中の会員の自己申告によります。1ヶ月未満は20人と少数のため参考程度にご覧ください。すでにやめた方の回答は含まれないため、長く続いた層の数値は高く出る点にご留意ください。

「非常に満足」は1ヶ月未満の60.0%から1〜3ヶ月で32.4%まで落ちます。ここが谷です。その後は40%前後を行き来しながら、2年以上でも38.1%。始めたころの熱は戻っていません。

一方、総合満足度(「非常に満足」+「やや満足」)は2年以上で97.3%、NPSのスコアも+54で最高です。つまり2年目に起きているのは、熱狂の再来ではなく「やや満足」が積み上がることによる安定です。絶賛はしないが、やめる理由もない。この状態が長く続く形の正体でした。3ヶ月目の谷そのものについてはハネムーン明けの谷を扱った記事で詳しく書いています。

2年目に変わっているのは、教材の難度

では何が具体的に変わったのか。いちばん大きく動いていたのは、扱っているレベルでした。

利用歴別「レベル5以上」の比率(会員940人)

1ヶ月未満(20人)

10.0%

1〜3ヶ月(179人)

12.3%

4〜6ヶ月(116人)

20.7%

7ヶ月〜1年(140人)

15.7%

1〜2年(262人)

18.7%

2年以上(223人)

45.3%

利用歴別のレベル分布(会員940人)
利用歴 レベル1 レベル5以上
1ヶ月未満 80.0% 10.0%
1〜3ヶ月 66.5% 12.3%
4〜6ヶ月 56.9% 20.7%
7ヶ月〜1年 64.3% 15.7%
1〜2年 48.5% 18.7%
2年以上 18.8% 45.3%

※数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、継続中の会員の自己申告によります。同じ人を追跡した調査ではなく、時点の異なる会員を利用歴で分けて比べたものです。すでにやめた方の回答は含まれません。

レベル1の比率は1〜3ヶ月の66.5%から2年以上の18.8%へ。レベル5以上は12.3%から45.3%へ。約半数が中級以上の教材に移っています。

ここが「2年目の景色」の中身です。同じサービスを使っているのに、見えている教材が別物になっている。だから1年目の人が2年目の人の感想を読んでも、うまく重なりません。谷にいるときに「続けたら変わる」と言われても実感が湧かないのは、まだ景色が変わっていないからです。

子どもが毎日英語に触れるいいきっかけになりました。ほぼ毎日取り組めているのは、先生の多さ、続けやすい料金、24時間予約できる手軽さのおかげです。毎日触れていることで自然と単語や文法も覚え、レッスン以外に特別な勉強はしていませんが準2級まで合格できました。本人の自信になり、さらにやる気につながっています。

利用歴2年以上・中学生の保護者

※アンケート回答を再構成した一例です。効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。

講師への注文が変わっていく

もうひとつ変わるのが、講師に期待する役割です。

講師に求めるもの(利用歴2年以上223人・全体940人・複数回答)

間違いをしっかり指摘・修正してほしい

2年以上(223人)

64.6%

全体(940人)

58.0%

楽しい雰囲気で褒めてほしい

2年以上(223人)

64.1%

全体(940人)

70.5%

子どもの対応が上手い講師がいい

2年以上(223人)

32.3%

全体(940人)

50.5%

講師に求めるもの(利用歴2年以上223人・全体940人・複数回答)
講師に求めること 2年以上(223人) 全体(940人)
間違いをしっかり指摘・修正してほしい 64.6% 58.0%
楽しい雰囲気で褒めてほしい 64.1% 70.5%
発音がきれいな講師がいい 47.5% 49.9%
子どもの対応が上手い講師がいい 32.3% 50.5%
テンポよくレッスンを進めてほしい 22.0% 21.5%

※数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、継続中の会員の自己申告によります。

全体では「褒めてほしい」70.5%が「指摘してほしい」58.0%を12ポイント上回ります。ところが2年以上では64.6%と64.1%で、ほぼ同率になります。「子どもの対応が上手い」も50.5%から32.3%へ下がります。

褒めてもらう場から、直してもらう場へ。ただし褒めが不要になるわけではなく、両方を同時に求めるようになる。これが2年続けた層の講師観です。求めるものが増えているぶん、当たり外れも気になりやすくなります。

次の壁は、上達ではなくマンネリ

2年目の課題は谷とは別物でした。改善要望の並びが変わります。

改善してほしい点(利用歴2年以上223人・全体940人・複数回答)

コース・教材の内容

2年以上(223人)

29.1%

全体(940人)

23.8%

講師の質・数

2年以上(223人)

26.0%

全体(940人)

25.9%

予約の取りやすさ

2年以上(223人)

20.6%

全体(940人)

24.9%

改善してほしい点(利用歴2年以上223人・全体940人・複数回答)
項目 2年以上(223人) 全体(940人)
コース・教材の内容 29.1% 23.8%
講師の質・数 26.0% 25.9%
予約の取りやすさ 20.6% 24.9%
特になし 19.7% 19.6%
料金 12.6% 16.1%

※数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、継続中の会員の自己申告によります。

2年以上の層では「コース・教材の内容」29.1%が1位に上がります(全体23.8%)。逆に料金への要望は12.6%まで下がり、予約も20.6%に落ち着きます。お金と手間の問題は解決していて、残っているのは「次に何をやるか」の問題です。

子どもが長期にわたってお世話になっています。年単位で続けているとレッスンがマンネリになってしまうので、コースを増やしたり、自分でカスタムできるとありがたいです。教材自体はとても良いと思っています。

利用歴2年以上・中学生の保護者

受講し始めて3年目になりました。おかげさまで準2級に合格できました。次の級に向けた上位のコースができることを心待ちにしています。

利用歴2年以上・小学生の保護者

※アンケート回答を再構成した一例です。効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。

ハードルの中身も変わります。2年以上の層で最多は「上達している実感がない」24.7%ですが、2位に「忙しくて時間が取れない」23.3%が上がってきます。1〜3ヶ月の16.2%から7ポイント上昇。2年経つと、続けるかどうかの争点が英語の中身から生活の側に移ります。それでも「特にハードルは感じていない」が14.3%で、全体(11.9%)より高く出ています。

2年目まで行くために、いま決めておくこと

相手の立場を配慮するポイント

谷の途中にいる人向けに、データから言えることを3つにまとめます。

1つめ、谷の底の数字を知っておく。「非常に満足」は1〜3ヶ月で32.4%まで落ち、総合満足度も4〜6ヶ月の89.7%が底です。ここが最低点だと分かっていれば、下がっている最中に判断しなくて済みます。2年以上の層でも「非常に満足」は38.1%です。最初の熱が戻らないのは異常ではありません。

2つめ、レベルが上がるまで時間がかかる前提で組む。レベル5以上の比率が45.3%になるのは2年以上の層で、1年目までは20%前後です。1年で中級まで行くのが標準ではありません。2年以上の層の1回の学習時間は25分程度が69.5%、頻度は毎日31.8%と週3〜4回23.8%。長時間ではなく、短く積んだ結果としてレベルが上がっています。

3つめ、マンネリが来たら教材を替える合図と考える。2年以上の層の要望1位は「コース・教材の内容」29.1%、あると嬉しいサポートは「自分に合ったコースの自動おすすめ」36.3%が1位でした。飽きは失敗ではなく、次のレベルに移る時期のサインです。英検などの目標を挟むのも有効で、2年以上の層の学習目的は「英検・受験対策」25.1%が最多でした。組み合わせ方は英検対策の記事にまとめています。

まだ始めていない場合は、まず谷の前の1回から。Kimini英会話の無料体験で、2年続ける価値がありそうかを確かめてみてください。

※無料体験の内容・回数・条件は変更される場合があります。最新の内容は公式サイトの案内をご確認ください。

よくある質問

FAQ

オンライン英会話の満足度が下がる時期はいつですか。

最初の3ヶ月から半年です。有料会員実態調査2026では「非常に満足」の比率が1ヶ月未満の60.0%から1〜3ヶ月で32.4%まで下がり、総合満足度は4〜6ヶ月の89.7%が最低でした。NPS(顧客推奨度)のスコアも1ヶ月未満の+80から1〜3ヶ月で+46まで落ちます。この落ち込みはほとんどの人が通る区間です。

2年続けると、始めたころのような満足感は戻りますか。

形が変わります。2年以上の223人の総合満足度は97.3%、NPSのスコアは+54でどちらも最高水準ですが、「非常に満足」は38.1%で1ヶ月未満の60.0%には戻りません。強い高揚感ではなく「やや満足」が積み上がることで、やめる理由がない状態に落ち着くという推移です。

2年でどのレベルまで進みますか。

個人差がありますが、分布としては次のとおりです。レベル5以上の比率は1〜3ヶ月の12.3%から2年以上で45.3%へ上がり、レベル1は66.5%から18.8%へ下がります。1年目までのレベル5以上は20%前後にとどまるため、1年で中級に届くのが標準というわけではありません。なお同じ人を追跡した調査ではなく、利用歴で分けて比べた数値です。

長く続けている人は何に不満を持っていますか。

教材です。2年以上の層の改善要望は「コース・教材の内容」29.1%が1位で、全体の23.8%を上回ります。一方で料金への要望は12.6%(全体16.1%)、予約は20.6%(全体24.9%)と下がります。自由記述にも、年単位で続けるとレッスンがマンネリになる、上位級向けのコースが欲しいという声が寄せられています。

飽きてきたときは、どうすればいいですか。

教材を替える時期のサインと考えるのが現実的です。2年以上の層があると嬉しいサポートに挙げたのは「自分に合ったコースの自動おすすめ」36.3%が1位、「学習進捗の可視化」32.7%が2位でした。同じ内容を続けるより、レベルを上げる、目標となる試験を挟む、講師を入れ替えるといった形で刺激を変えるほうが続きます。

※本記事のデータは「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件、継続中の会員が対象)に基づきます。同じ人を追跡した調査ではなく、時点の異なる会員を利用歴で分けて比較したものです。すでに解約した方の回答は含まれないため、長く続いた層の数値は高く出る傾向があります。利用歴1ヶ月未満は20人と少数のため参考程度にご覧ください。体験談は、アンケートに寄せられた複数の利用者の声をもとに再構成した一例で、効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。料金・コース・キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。

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Kiminiオンライン英会話ブログ マーケティング・調査チーム / Marketing & Research Team
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