子どもと英語学習を続けていると、「前よりできるようになったな」と感じる瞬間があります。
一方で、毎日やる気を持って取り組めるわけではありません。「今日はやりたくない」と言われたり、始めたことを途中で休んだりすることもあります。
長女の小学5年生から小学6年生になるまでの1年間も、英語に対する気持ちは何度も変化しました。
そこで今回は、長女が英語について話していた言葉を、1年間の出来事とともに時系列で振り返ります。
英語を頑張っていた時期だけでなく、嫌がったり、学習量を減らしたり、いったん英検から離れたりした時期も含めて紹介していきます。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 長女の英語への気持ちは1年間で何度も変化した。初めての英検5級では不安や拒否感を見せ、合格後は「もう受けない」と一時英語から距離を置く時期もあった。
- 夏休みや冬休みには学習量の調整を求める言葉が増えた一方、誕生日や旅行など楽しみな予定が頑張る動機になることもあった。家族に自分から英語を教えようとする姿も見られた。
- 1年を経て、英語は「特別に頑張るもの」から「いつものこと」に変化。単語力や読解力の向上を実感しつつ、その時々の気持ちに合わせた続け方の大切さが見えてきた。
4月「うわぁ…」「え、マークシートって何?」

小学5年生の4月、長女は、6月初めに受験する初めての英検5級に向けて、過去問に取り組み始めていました。
問題集を開くと、
「うわぁ…」
さらに試験について説明すると、
「え?マークシートって何?」
と聞いてきました。
初めての英検に、かなり不安を感じていたようです。
それでも、6月の試験に向けて少しずつ過去問を進めていきました。
5月「英検、やっぱり受けるのやだ」
英検が近づいてきた5月。
長女から出てきたのが、
「英検、やっぱり受けるのやだ」
という言葉でした。
一度は受けると決めて、過去問にも取り組んでいます。
それでも、試験が近づくと「やっぱりやだ」と気持ちが変わりました。
最終的には予定どおり受験することになりました。
6月「やっと終わった、もう受けない」
6月1日(日)、長女にとって初めての英検5級を受験しました。
試験が終わった後に出てきた言葉は、
「やっと終わった、もう受けない」
でした。
この時点では、次の級にも挑戦したいという気持ちは全くありませんでした。
この後、長女はいったん英検から離れることになります。
7月「また英語漬けとか無理だからね」
英検5級が終わり、夏休みを前にして英語学習について話していたときのことです。
長女は、
「また英語漬けとか無理だからね」
と言いました。
5級対策で普段より英語に取り組む時間が増えたことが、かなり印象に残っていたようです。
この夏は、すぐに次の英検対策を始めることはせず、オンライン英会話もほかの予定とのバランスを見ながら取り組みました。
8月「休み長いし、まあいいよ」
夏休みに入ると、少し様子が変わりました。
英語学習について話すと、
「休み長いし、まあいいよ」
という返事。
積極的に「やりたい」というほどではありませんが、「まあいいよ」と受け入れていました。
一方で、わが家では夏休みもある程度学習する時間を決めていたため、
「ママ、結構厳しいよね」
「クラスでうちだけだよ、こんなの」
と言われることも。
9月「何て言うか知ってる?」「教えてあげよっか?」

長い夏休みが終わり、学校生活が戻ってきた9月。
2学期は行事も多く、長女は忙しくも比較的機嫌よく過ごしていました。
そんな日常の中で、印象に残っているのが夫や次女とのやり取りです。
あるとき長女が夫に、
「これ、英語で何ていうか知ってる?」
と聞いていました。
また、通信教材で答えに悩んでいる次女には、
「教えてあげよっか?」
と声をかけていました。
教材を開いているときでも、オンライン英会話のレッスン中でもありません。
家族で過ごす何気ない時間に、長女が自分から英語の話題を出し、家族に教えようとしていました。
10月「クリスティーナ先生に超褒められた!」
外国語の授業では、定期的に1対1で行う会話テストや、教室でのスピーチテストがあります。
長女は、こうしたテストも楽しみにしています。
英語で話すことに少しずつ自信がついてきたからかもしれません。
ある日、家に帰ってきた長女が、
「クリスティーナ先生に超褒められた!」
と嬉しそうに話してくれました。
オンライン英会話で先生と英語で話すことには慣れてきましたが、学校で実際に先生と向かい合って話し、褒めてもらう経験も、長女にとって自信になっているようです。
4年生までは男性のALTの先生でしたが、5年生から女性のクリスティーナ先生になり、そのことも嬉しそうに話していました。
11月「やっぱり、来月からじゃだめ?」
以前から、11月になったら英検4級の対策を始めると長女に伝えていました。
いざ始める時期になると、
「やっぱり、来月からじゃだめ?」
と言います。
やること自体を拒否するわけではなく、できれば1カ月先にしたい。そんな気持ちだったようです。
12月「冬休みは減らしたい…」
冬休みをどう過ごすか考えていたとき、長女からまた英語についての希望が出ました。
「冬休みは減らしたい…」
かなり懇願するような言い方でした。
そこで、この時期は英語の量も進め方も調整しました。
1月「これ頑張ったらプレゼント追加していい?」
1月は、長女が1年で一番好きな月です。
誕生日があるので、基本的に機嫌よく過ごしています。
そんな中、
「これ頑張ったらプレゼント追加していい?」
と言ってきたことがありました。
英語の勉強そのものよりも、誕生日のプレゼントという楽しみをきっかけに頑張ろうとしていました。
2月「旅行あるし、頑張れそう」
2月になると、今度は来月初めに予定している旅行が楽しみになってきました。
英語の進み具合について話していると、
「旅行あるし、頑張れそう」
という言葉が出てきました。
「英語を頑張りたい」という気持ちだけではなく、楽しみな予定があることで、もう少し頑張れそうと思えることもあるようです。
3月「うわ〜またこれか〜」
春休みに入り、英検4級の過去問に取り組み始めました。
問題を見た長女は、
「うわ〜またこれか〜」
と一言。
やはり、嬉しそうではありません。
ただ、今回はそこから大きく拒絶することはありませんでした。
「またこれか〜」と言いながらも、淡々と問題を進めていきます。
5級のときには、問題集を開いただけで、かなり身構えていた長女。
4級でも同じように嫌そうな反応はしますが、以前とは少し違う姿が見られました。
今は、英語についてどう思っている?

1年間の言葉を振り返ったところで、今の長女は英語についてどう感じているのか、実際に聞いてみました。
「6年生になって、英語で変わったことある?」
そう聞くと、
「レッスンの教材が変わった」
と答えました。
以前は小学生向けのコースを受講していましたが、現在は中学生コース1の教材に取り組んでいます。
では、できるようになったことは?
「単語のスペル、たくさん書けるようになった」
「長文も読めるようになった」
とのこと。
一方で、嫌になったことを聞いてみると、
「単語を書くこと」
「スペルいっぱい書くこと」
と答えました。
できるようになったことと、嫌になったことが同じ「単語を書くこと」なのが、なんとも長女らしいところです。
そして、レッスンについて聞いてみると、
「うん、まあ、別に普通」
という答えでした。
5年生の頃は、英語の量が増えると「無理」「減らしたい」と言うこともありました。
それが今では、中1文法の教材に変わっても、レッスンについて「普通」と言える。
毎回楽しみにしているわけでも、英語が大好きになったわけでもありません。
ただ、振り返ってみると、英語が「特別に頑張るもの」ではなく、「いつものこと」になってきたのだと思います。
「英語が好きになった」という大きな変化ではなくても、英語が自然と生活の中にある。
今の長女を見ていると、これも長く続けてきたからこそ生まれた変化なのだと感じます。
まとめ|そのときの気持ちに合わせて
4月から3月までの言葉を振り返ると、長女の英語への気持ちは何度も変わっていました。
やりたくないと言うこともあれば、少しならやってもいいと思えることもありました。
英検から離れた時期があっても、時間をおいてまた取り組み始めました。
この1年を通して、英語学習は「毎日続けること」だけが大切なのではなく、その時の気持ちや状況に合わせて、続け方を変えていくことも大切なのだと感じました。
これからも、無理に前向きにさせるのではなく、長女の言葉を聞きながら、その時々でできる形を探していきたいと思います。
