子ども同士の会話では、習い事の話題が出ることもあります。
友達に聞かれたとき、子どもはどんなふうに答えているのでしょうか。
親が知らないところで、友達とどんな話をしているのか、意外とわからないものです。
わが家の姉妹にも、友達との会話を通して、普段とは少し違った一面が見えた出来事がありました。
今回は、そんな子どもたちのやり取りを振り返ります。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 塾の話題で思わぬ誤解も塾に通っていない長女は友達に信じてもらえなかったり、冗談の「KT塾」が本気にされたりと、意外な展開がありました。
- オンライン英会話が会話のきっかけに次女は同じくオンライン英会話をしている友達と出会い、レッスン内容や先生の話で盛り上がりました。
- 親が知る会話はほんの一部子どもから聞いた話を通して、家では見えない友達との関わり方が少しずつ見えてきます。
「塾行ってないよ!」と答えた長女

長女が小学5年生の頃、仲のよい友達から塾について聞かれたことがありました。
その友達は、すでに塾に通っていて、こんな質問をしてきたそうです。
「塾どこ行ってるの?」
それに対して、長女は驚いてこう答えました。
「え!?塾行ってないよ!」
友達は、長女が塾に通っていないとわかると、夏期講習に一緒に行こうと声をかけてくれました。
「うちの塾来てよ〜!!」
仲のよい友達から、そんなふうに誘われた長女。
反応は、意外にも前向きでした。
「〇〇ちゃんと一緒のところ行ってみたい!」
塾に通うこと自体に強い希望があったというより、仲のよい友達と一緒に行けることが魅力的に感じられたのでしょう。
ただ、この頃の長女は英検の受験に向けて勉強していた時期。
結局、夏期講習には参加しませんでした。
塾がどんなところなのか、まだよく知らなかった長女ですが、友達と一緒なら行ってみたいという気持ちはあったようです。
あれから約1年。
小学6年生になった今は、中学校での勉強を見据え、わが家でも塾について本格的に考え始めています。
長女自身も、今では「冬期講習も、春期講習も行きたい!」とはっきり話しています。
「本当は通っているんでしょ?」
そういえば、長女は友達からこんなことを言われたこともあったそうです。
「本当は行っているんでしょ?」
「嘘つかないでよ〜」
塾には通っていないと答えても、なかなか信じてもらえなかったようです。
そのとき長女は、首を横に振り、
「いやいやいや、嘘じゃないから!」
と、全力で否定したそうです。
話を聞く限り、長女にとっては、どうして信じてもらえないのか不思議なくらいだったようです。
そんなやり取りがあった長女。
別の機会には、塾について聞かれたとき、冗談で答えることもあったようです。
冗談のつもりが、思わぬ展開に
今度はクラスの男の子との会話で、塾の話が出たことがありました。
その男の子は、最近塾に通い始めたばかり。勉強に目覚めたところだったそうです。
「俺、塾行き始めたんだよね〜」
ほかのクラスメイトの間でも、「〇〇ちゃんが英語を習い始めた」「〇〇君も個別塾に行っている」など、習い事や塾の話題が出ていたようです。
そんな流れで、長女もどこの塾に行っているのか聞かれました。
そこで長女が答えたのが、こちらです。
「え……KT塾……」
KTは、わが家にちなんだもの。もちろん、本当の塾の名前ではありません。
長女としては、冗談のつもりだったのでしょう。
「なんだよそれ」「どこだよ」と突っ込まれるような反応を予想していたようです。
ところが、男の子は意外にも、
「へぇ〜、そうなんだ」
と、そのまま受け止めたそうです。
長女としては、そこで笑いになって終わるつもりだったのかもしれません。
ところが、思っていた反応とは違い、あっさり信じられてしまいました。
後から訂正するのも難しい雰囲気になっていたようです。
冗談のつもりで言ったことが、まさか本当のこととして受け取られるとは。
本人にとっても、予想外の展開だったのでしょう。
後になって、長女は私にこう話してきました。
「なんか、みんなから塾行ってると思われてるんだけど」
実際にどこまで広まっていたのかはわかりませんが、長女自身は、みんなに塾に通っていると思われていると感じていたようです。
そして、
「もうふざけたことは言わないようにする!」
とも話していました。
「受験するんじゃないの?」に驚いた私

小学6年生になり、1学期の終わり頃のことです。
私は、友達のお母さんたちと中学校の制服や、入学に向けて準備するものについて話していました。
すると、一人のお母さんから突然、こんなことを聞かれました。
「え、同じ中学に行くの?」
「あれ? 受験するんじゃないの?」
まったく予想していなかった質問に、私はびっくり。
「行かない行かない! え、なんで? どうしてそうなったの?」
どうして受験すると思われていたのか、さっぱりわからず、驚きながらも思わず笑ってしまいました。
わが家では、中学受験をする予定はありませんでした。
すると、そのお母さんは「娘から聞いた」と教えてくれました。
子ども同士でどんな話をして、どういう経緯でそう伝わったのかはわかりません。
小学5年生の頃にも塾についてのやり取りがありましたが、今回の話とつながっているのかは、今も謎のままです。
「私もやってる!」で広がった次女の話
長女が塾の話をしていた頃とは別に、次女にも習い事について友達と話す機会がありました。
次女は幼稚園の年中の後半からオンライン英会話を始め、現在も続けています。
あるとき、友達から英語について聞かれたそうです。
「英語習ってるの?」
次女は、
「うん! オンライン英会話やってるよ」
と答えました。
すると、友達もこう答えたそうです。
「私もやってるー!」
その友達も、英会話教室に通っているのではなく、オンライン英会話を利用していました。
「今どんなことやってる?」
「形とか色とかやったよ!」
お互いにオンライン英会話をしているとわかると、自然とレッスンの話になったようです。
どんなことを習っているのか、先生はどんな人なのか。お互いに普段のレッスンについて話したのだとか。
次女は、同じように家でオンライン英会話をしている友達がいたことが、とてもうれしかった様子でした。
英語が得意かどうか、どのくらい話せるかということよりも、「私もやってる!」と共通点が見つかったことが、会話のきっかけになったようです。
一方で、オンライン英会話をしていると話すと、「何それ?」「家でやるの?」と驚かれることもまだあります。
オンライン英会話を知っている子もいれば、初めて聞く子もいる。
次女にとっては、友達との何気ない会話の中で、同じことをしている子がいるとわかった、うれしい出来事でした。
特に何も聞かれなくなった6年生の2学期
5年生の頃には、友達から塾について聞かれたり、夏期講習に誘われたり。
6年生になってからは、受験すると思われていたこともありました。
今は、私が聞いている範囲では、塾や勉強について友達との間で話題になったという話はありません。
長女自身は、中学校への進学を前に、塾について具体的に考え始めています。
ただ、友達との間でどんな話をしているのか、親の私にはわからないこともたくさんあります。
一方、次女は友達との会話で、同じようにオンライン英会話をしている子がいるとわかりました。
4学年離れた姉妹では、学校生活も友達との関わり方も違います。
習い事の話題も、それぞれの年齢や環境に応じて、違った形で友達との会話に出てきています。
よくある質問

子どもが友達と習い事についてどんな話をしているか、親はどうすればわかりますか?
親が直接知ることができるのはほんの一部です。この記事の家庭では、子どもから聞いた話や、ほかの保護者との会話を通して、友達とのやり取りが少しずつ見えてきました。
オンライン英会話は友達との会話のきっかけになりますか?
次女は、同じくオンライン英会話をしている友達がいるとわかり、レッスン内容や先生の話で盛り上がりました。一方で「何それ?」「家でやるの?」と驚かれることもあるそうです。
塾について考え始めたのはいつ頃ですか?
小学5年生の頃は英検の勉強を優先し、夏期講習には参加しませんでした。小学6年生になり、中学校での勉強を見据えて本格的に考え始め、長女自身も冬期講習や春期講習に行きたいと話しています。
まとめ|友達との何気ない会話
子どもたちが友達とどんな話をしているのか、親が知っているのはほんの一部です。
習い事についても、友達とどんな話をし、どんなふうに受け答えしているのか。
家での様子だけではわからないことも、子どもから聞いた話を通して、少しずつ見えてくることがあります。
同じ経験をしていることがわかって話が弾むこともあれば、何気ないひと言が思いがけない受け取られ方をすることもあります。
これから成長するにつれて、友達との話題も変わっていくのでしょう。
姉妹それぞれが友達と交わす何気ない会話を、これからも楽しみにしたいと思います。
