英検準1級の一次試験に合格すると、二次試験(スピーキング)が待っています。
英会話に慣れていない人や、初めて受験する人は、「どのように対策したらいいのだろう」と不安になることでしょう。
そこで今回は、独学で英検準1級を受験した元英会話講師の筆者が、実際に行った面接対策の方法をまとめます。
独学で合格を目指している人はぜひ参考にしてください。

英検準1級二次試験(スピーキング)の全体像

英検準1級二次試験(スピーキング)の全体像

まず最初に、初受験の人に向けて、試験の全体像を解説します。
英検準1級の二次試験は、一次試験に合格した人(または一次試験免除者)を対象とした面接形式のスピーキングテストです。

試験概要

試験概要は以下のとおりです。

形式・時間

  • 個人面接(面接委員1名)
  • 所要時間:約8分
  • すべて英語で実施(メモ・写真撮影・録音は禁止)

主な課題と内容

課題 内容 時間・問題数
自由会話 簡単な日常会話 ウォーミングアップ
ナレーション イラストのストーリーを説明 考慮時間1分 + ナレーション2分(1問)
Q&A イラストやトピックに関する質問に答える 合計4問

試験の流れ(入室〜退室まで)

公式情報に基づく流れは以下のとおりです。

  1. 入室
  2. 面接委員に「面接カード」を渡す
  3. 着席
  4. 氏名・級の確認と簡単な質問
  5. 「問題カード」を受け取る
  6. ナレーションの考慮時間(1分間)
  7. ナレーション(2分間)
  8. Q&A(No.1)
  9. 「問題カード」を裏返す
  10. Q&A(No.2〜No.4)
  11. 「問題カード」を面接委員に返す
  12. 退室

お金をかけずにできる!面接対策(体験談)

お金をかけずにできる!面接対策(体験談)

ここからは、筆者が行った面接対策を紹介します。

Aさん

お金をかけずに無料で行えるもののみをまとめました!

「少しでも費用を抑えて合格したい!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

英検公式サイトをチェック

まず、英検の公式サイトは必ずチェックしましょう。
サイトには、二次試験の当日の流れが文章で細かく説明されているほか、アニメーションと音声で本番を擬似体験できる「バーチャル二次試験」というコンテンツが用意されています。
面接室に入る瞬間から退出するまでの一連の流れがリアルに描かれているため、私はこのコンテンツを繰り返し視聴して頭の中でシミュレーションを繰り返しました。これだけでも本番の緊張感が下がります。
また、サイトには「サンプル問題」も掲載されているため、まずはそれらを一通り解いたり、模範解答を読んだりして、準1級のボリューム感やレベルを肌で掴むことから始めました。

回答を考え作文

過去問をチェックしたら、いきなり話し始めるのではなく、まずは「回答を書いてみる」ステップを挟むのがオススメです。
準1級の面接では、社会性の高いテーマについて自分の意見を論理的に述べる必要があります。
そのため、まずは公式サイトや参考書の模範回答を例にしながら、「自分ならどう答えるか」のベースとなる英文を作文していきました。
基本の英文の型(結論+理由2つなど)を一度文字で整理しておくことで、頭の中だけで考えるよりも、説得力のある回答のストックを増やすことができます。

口頭でアウトプット

次に、作文した内容をもとに、口頭でのアウトプットを繰り返しました。
頭の中で「こう言おう」と分かっていても、実際に声に出してみないと意味がないからです。いざ口を動かそうとすると、簡単な単語すらスムーズに出てこないことに気づくはずです。
最初はつっかえても構いません。何度も何度も口に馴染ませるように英語を呟き、スムーズに言えるようになるまで練習を重ねました。

録音して抑揚や発音を確認

自分の話す英語に少し慣れてきたら、スマホを使って自分の声を録音し、客観的に聞き直す作業を行いました。
自分で話している最中は完璧だと思っていても、録音を聞いてみると、以下のような改善点が次々と見つかります。

  • 自信なさげに聞こえる
  • 発音が曖昧になっている

客観的に自分の弱点を知ることで、面接官に「伝わりやすい英語」へとブラッシュアップしていくことができます。
少し恥ずかしい作業ですが、効果は絶大です。

YouTubeの回答例をチェック

独学での対策に限界を感じそうになったとき、役立ったのがYouTubeです。
現在は、YouTubeで「英検準1級 面接」と検索すると、多くの英語学習チャンネルが模擬面接の様子や、高得点を狙える回答例の動画を無料で公開してくれています。
他の人がどのように答えているのか、どんなトーンで話しているのかを見ることで、「この表現は真似できそう!」「このスピード感で話せばいいんだ」という具体的なイメージが湧き、とても参考になりました。

フィラーとつなぎの言葉を暗記

本番でよくあるのは、質問された瞬間に頭が真っ白になり、無言になってしまうことです。そのため言葉に詰まったときの対策も考えておくと安心です。
私は、沈黙を防ぎながら考える時間を稼ぐための「フィラー(意味のないつなぎ言葉)」や便利なフレーズをあらかじめいくつか暗記していきました。

  • Well, let me see…(ええと、そうですね…)
  • That’s an interesting question.(それは興味深い質問ですね)
  • How can I say…(何と言えばいいか…)

これらを用意しておくだけで、「何か言わなきゃ!」という焦りが消え、落ち着いて次の言葉を探す心の余裕が生まれました。

絶対合格したいなら英会話で面接対策を!

絶対合格したいなら英会話で面接対策を!

独学である程度対策できるとはいえ、「実際に人と話してみないと緊張する」という人も多いのではないでしょうか。
そういった場合には英会話で面接練習をすることをオススメします。

英会話で面接対策をするメリット

対人の英会話レッスンを取り入れることで、独学では決して得られない3つの大きなメリットが得られます。

面接を受ける緊張感を味わえる

家で完璧に独り言の練習をしても、いざ本番で「目の前にいる外国人や日本人の面接官」と対峙すると、緊張で頭が真っ白になってしまうものです。
オンライン英会話で画面越しに講師と向き合うことで、「英語で質問されてその場で答える」という本番特有の緊張感を事前に味わうことができます。

本番形式でアウトプットできる

英会話レッスンでは、ただフリートークをするのではなく、試験と同じ手順、同じタイムスケジュールで練習が進みます。
入室から退出までの一連の流れに体が慣れていくため、本番もまるでいつものレッスンを受けているかのような落ち着いた気持ちで臨めるようになります。

講師からフィードバックをもらえる

独学の最大のデメリットは「自分の英語が本当に正しいのか」が分からない点です。
プロの講師から「ここの文法はこう直した方がいいよ」「今の理由付けは説得力があるね」といった客観的なフィードバックをもらうことで、回答の質が向上します。

Kimini英会話の面接対策の特徴

数あるオンライン英会話の中でも、特にオススメなのが「Kimini英会話」の英検®準1級<二次試験対策>コースです。
その特徴を3つ紹介します。

模擬試験を8回受けられる

このコースでは、全8レッスンのすべてが「二次試験を想定した模擬試験」という実践的なカリキュラムです。
たっぷり疑似体験を積むことができるため、試験傾向への慣れや、あらゆるトラブルへの対応力がしっかりと身につきます。

模擬面接とフィードバックの組み合わせ

実際の1レッスンの流れは、密度の濃いものになっています。

  • 模擬面接 1回目:本番と同じ形式で、通しで面接を実施。
  • フィードバック:模範解答を確認しながら、講師からアドバイスを受ける。
  • 模擬面接 2回目:1回目と同じ問題を使って、アドバイスを意識しながらもう一度面接を実施。

ただやりっぱなしにするのではなく、「アドバイスをもらい、すぐその場で修正して言い直す」というステップを踏むため、正しい英語表現やコツが確実に定着します。

通常の英会話もできる

Kimini英会話は、英検対策以外のカリキュラムも非常に充実しています。
二次試験の前は面接対策コースに集中し、合格した後は日常英会話やビジネス英会話、フリートークなどの通常コースに切り替えて、そのまま総合的な英語力を伸ばし続けることが可能です。
「試験のためだけの英語」で終わらせず、生きた英語力をキープしたい人にぴったりです。
詳細は「全コース一覧」をご覧ください。

まとめ

今回は、英検準1級の面接対策の体験談・アドバイスをシェアしました。
ポイントをまとめます。

  • 独学対策:公式サイトや過去問、YouTubeを活用し、まずは自分で作文 → 口頭で何度もアウトプット
  • 対人練習:独学のみで不安が残る場合は、オンライン英会話を取り入れ本番特有の緊張感に慣れる
  • Kimini英会話の強み:全8回の本格的な模擬試験を通しで受けられ、その場でもらえるプロのアドバイス&再挑戦で確実に実力がつく

独学と実践的な英会話レッスンを組み合わせ、自信を持って英検準1級の面接に臨みましょう!

【参照サイト】

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Megumi 英語学習ライター / English Learning Writer
TOEIC950点・英検準1級・IELTS6.5を独学で取得。留学経験や講師・英文事務の実務経験を活かし、英語学習や資格対策に関する情報を発信している。