姉妹で英語を続けていると、レッスンや勉強をしている時間だけでなく、普段の生活の中でも英語が話題になることがあります。
妹がレッスンをしている横で姉が様子を見ていたり、英語のプリントを一緒にのぞき込んだり。
お風呂でその日のレッスンの話をしたり、家の中で習った英単語を繰り返したりすることもあります。
二人とも同じように英語を学んでいても、取り組み方や得意なことはそれぞれ違います。
かける言葉の一つひとつに、そのときの姉妹の関係や、それぞれの英語との向き合い方が表れていました。
今回は、そんな長女の言葉を、実際の出来事と一緒に並べてみます。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 次女がレッスンを始めないとき、長女が「早くレッスンやっちゃいな」と声をかけるなど、親ではなく姉妹同士のやり取りが行動のきっかけになることがある。
- 次女の発音や英語への向き合い方に、長女が驚いたり悔しさを感じたりする場面もある。姉妹それぞれの得意分野や性格が、英語学習の中にも表れている。
- 教える・教えられるという一方向の関係だけでなく、お互いに刺激を受け合う関係になっていることが、姉妹で英語を学ぶ中で見えてきた。
「早くレッスンやっちゃいな」

次女がオンライン英会話のレッスンをなかなか始めようとしないことがあります。
レッスンの時間になってもゲームをしていたり、別のことをしていたり。
「そろそろやれば?」と私が声をかけても、「あとでやる」と言って、なかなか動かないこともあります。
そんなとき、近くにいた長女が、
「早くレッスンやっちゃいな」
と声をかけることがあります。
さらに、
「早く終わらせてゲームしよ!」
と続けることもあります。
私が言うと「今やりたくない」となりやすいのに、長女から言われると、そのままレッスンを始めることもあります。
もちろん、長女に言われても、すぐには動かない日もあります。
それでも、長女は「やりなさい」と言うだけではなく、「早く終わらせてゲームしよ」と、レッスンのあとに楽しみを作るような声のかけ方をしています。
長女自身も、オンライン英会話を毎回楽しみにしているわけではありません。
「今日はやりたくない」と言う日もあります。
それなのに、次女がなかなか始めないでいると、自分から声をかける。
その様子を見ていると、これまで私が長女に言ってきたことを、今度は長女が次女に伝えているようにも感じます。
「じゃあ、一緒にやる?」
次女が英語の単語を使ったプリントに取り組んでいたときのことです。
手は動かしているものの、だんだん表情が嫌そうになってきました。
次女は、気分が乗らないと、なかなか前向きに取り組めません。
単語を書いたり覚えたりするだけの作業は、特に退屈に感じることもあります。
そんな様子を見ていた長女が、
「じゃあ、一緒にやる?」
と声をかけました。
さらに、
「見せて、教えてあげる」
と言って、次女のプリントをのぞき込みました。
長女自身、英語の勉強をするときは、間違えることをかなり気にします。
わからない問題があると、「これで合ってる?」と確認したり、答えが出てこないと黙ってしまったりすることもあります。
そんな長女が、次女には「一緒にやる?」と声をかけ、「教えてあげる」と言う。
自分がわかることなら、妹に教えてあげたいという気持ちもあるのかもしれません。
次女が困っているときに、答えだけを教えるのではなく、一緒に取り組もうとするところを見ると、姉妹で英語を続けているからこその場面だなと思いました。
「そっくりなんだけど!」
姉妹の英語のやり取りは、勉強している時間だけではありません。
あるとき、次女が家でレッスンで習った英語を繰り返していました。
そのレッスンでは、「i」の音を学ぶために、「India、iguana、ink」と3つの単語をチャンツのように続けて言う練習をしていました。
次女はこの練習がよっぽど気に入ったのか、レッスンが終わったあとも、何日も何日も家で繰り返していました。
その様子を聞いていた長女が、
「え!なに!そっくりなんだけど!」
と反応しました。
次女が、レッスンで聞いた先生の発音を、そのまままねして言っていたからです。
私も最初に聞いたときは、本当に先生の音声をそのままコピーしているようで驚きました。
次女にとっては、レッスンで聞いた英語が「勉強したもの」で終わらず、何度も口にしたくなるものになっていたようです。
そして、それを聞いていた長女も、妹の発音が先生の音にそっくりなことに気付きました。
姉妹で同じように英語を学んでいるからこそ、お互いの英語を身近で聞く機会も増えています。
親が教える場面だけでなく、姉妹の何気ないやり取りの中でも、英語について気付くことがあるのだと嬉しく思いました。
「やっぱり、発音めっちゃいい…」

次女は、正しいかどうかを考えすぎるというより、「面白いから言ってみたい」「気に入ったからもう一度言いたい」という好奇心のまま、英語を口にしているようです。
一方、長女はこれまで英語を聞く機会が多かったこともあり、英語を聞き取ることにはかなり慣れてきました。
そのため、次女がどんなふうに英語を発音しているのかも、自然と耳に入っているようです。
そんな長女が、次女の英語に反応したのが、お風呂での出来事でした。
次女はあるレッスンで、形を表す単語について学びました。
その中で「oval」という言葉を知り、どうやらその発音が気に入ったようで、レッスンが終わったあとも、お風呂で何度も「oval」と言っていました。
私は、次女が楽しそうに繰り返しているのを聞きながら、「また気に入った英単語ができたのだな」と思っていました。
ところが、長女には最初、次女が何と言っているのかわからなかったようです。
次女は何度も同じ言葉を繰り返しているのですが、長女にはうまく聞き取れません。
「もう一回言って!」と何度か聞いたあと、ようやく次女が言っている言葉がわかると、
「やっぱり、発音めっちゃいい…」
と言いました。
そのあとには、少し悔しそうな表情も見せていました。
長女は、英語のリスニングには自信があります。
それだけに、妹が言っている英語をすぐに聞き取れなかったことが、少し悔しかったのだと思います。
そして、「やっぱり」という言葉からは、今回初めて気付いたのではなく、以前から次女の発音がいいと思っていたことも伝わってきました。
「うわぁ、妹に言われたぁ…」
次女の英語には、聞いた音をそのまままねするだけでなく、レッスンでも物怖じせずに口に出せるという特徴があります。
長女とは違った形で英語を身につけている次女ですが、そうした性格は、英語の時間だけに表れるものではありません。
普段の姉妹のやり取りでも、次女は思ったことをそのまま口にします。
あるとき、長女がなかなかレッスンを始めず、少しぐずぐずしていました。
すると次女は、
「またぐずってる、早くやればいいのに」
と一言。
それを聞いた長女は、
「うわぁ、妹に言われたぁ…」
と、悔しそうにつぶやきました。
普段は、長女が次女に「早くやりなよ」と言ったり、英語を教えてあげたりすることのほうが多くあります。
長女には、姉としてのプライドもあります。
一方で、次女は姉に遠慮がありません。
姉だからと気を遣うことなく、思ったことをそのまま言います。
英語のレッスンでも、聞いた言葉をためらわずにまねする次女らしさは、普段の姉妹関係にも表れているようです。
姉として妹に教えてあげることもあれば、妹の発音に驚かされることもある。
そして、ときには妹から言われてしまうこともある。
そんなやり取りを見ていると、長女にとって次女は、ただ「教えてあげる妹」ではなく、お互いに刺激を受ける相手になっているのだと思います。
まとめ|妹にかけていた言葉から見えてきたこと

長女の言葉を並べてみると、次女に「早くやりなよ」と声をかけるところから始まり、一緒に取り組んだり、妹の英語に驚いたり、妹から言われたことに悔しがったりと、さまざまな場面がありました。
どれも、そのときの長女が次女にかけていた言葉です。
姉妹で同じように英語を学んでいても、得意なことや反応の仕方はそれぞれ違います。
長女が次女に教えることもあれば、次女の発音や英語を聞いて、長女が驚くこともあります。
これから二人の英語の経験が増えていけば、今とはまた違った関わり方になるのかもしれません。
今度はどちらが教える側になるのか、どんな言葉が飛び出すのか。
英語の学習だけでなく、そんな姉妹のやり取りも、これからの楽しみの一つです。
