皆さんはAI校正をご存知でしょうか。また、知っていてもうまく使えていると自負していますか?

こちらの記事では英語学習者・英語を使う人向けに、AI校正のやり方をご紹介していきます。

また、AI校正ならではのメリット・デメリットや、実際の活用事例・応用分野もご紹介。

この記事でAI校正の全体像を掴めるので、ぜひ参考にしてください。

AI校正のやり方は?

AI校正のやり方は?

AI校正とは、文字通りAIに校正・校閲を任せることを指します。色々なツールを使った校正が存在しますが、ここでは一般的に良く使われている「ChatGPT」を想定したやり方を紹介中です。

具体的な手順は以下の通りとなります。

  1. 自分で英文を作る
  2. ChatGPTに依頼する
  3. フィードバックを確認+調べる

無難にこの手順を追えば、自分の英語を綺麗に校正してくれます。具体的なやり方は以下で見ていきましょう。

①自分で英文を作ってみる

英語学習で効果的なAI校正をするには、まず自力で英文を作成するのがポイントです。

長さはもちろん、どのくらいの英語力があるかも関係なく、まずは自分の思うがままに文章を作成してみましょう。

あらかじめ自分の頭で考えた英作文があることで、校正後のフィードバックがより鮮明に理解できます。

また、最初に自分で作成することによって、自分が苦手な文法や語法を発見するきっかけにもなるのでおすすめです。

Aさん
何も書くお題が無い方は、今日のできごとについて書いてみましょう!

②ChatGPTなどの生成AIで校正を依頼する

次は、自分で作成した英文を生成AIに校正依頼しましょう。

今回はChatGPTを想定していますが、無料で使えるツールならGoogle Geminiでも、DeepSeekでも問題ありません。

やり方は簡単で、自分が書いた英文と「この文章を校正してください。」と指示するのみです。

たとえば、ChatGPTのような生成AIは瞬時に文法や表現を整えてくれるため、効率よく学習が進みます。

AIの使い方としては、単純に修正してもらうだけでなく、「追加でフィードマックもください」と追記すると、スキルアップにも繋がるのでおすすめです。

③フィードバックを見ながら調べる

生成AIが提供したフィードバックをもとに、自分の英文を確認しましょう。

生成AIは日にちと時間によって返しが変わってくるので、毎日異なるフィードバックが貰えるのが特徴です。

また、AIが考えたフィードバックなので、100%正しいとは限らないのでその点注意です。

参考書や辞書を併用して、間違った理由や修正された表現のニュアンスを調べると、AIを使った校正がさらに効果的になります。

「自分で調べる」という過程を挟むことが、スキルアップにつながります。

Aさん
Kimini英会話では参考書も辞書も不要で、単語を検索すると意味から使い方まで幅広く学べます!
Bさん
以下の手順でショートカット登録しておくと毎日いつでも見られるので、おすすめです!

iPhone/iPadの場合

  1. Kimini英会話へログイン(アカウント作成必須)
  2. スマホの「共有ボタン」をタップ
  3. 「ホーム画面に追加」/「ショートカットを作成」を選ぶ
  4. スマホホーム画面へショートカットが作成
  5. 「Kimini英会話」アイコンをタップで簡単アクセスが可能

Androidの場合

  1. Kimini英会話へログイン(アカウント作成必須)
  2. 右上の「︙」をタップ
  3. 「ホーム画面に追加」を選択
  4. 「インストール」/「ショートカットを作成」を選ぶ
  5. 「インストール」/「追加」をタップ
  6. スマホホーム画面へショートカットが作成
  7. 「Kimini英会話」アイコンをタップで簡単アクセスが可能

スマホのホーム画面へKimini英会話を追加することで、ログイン状態を保ちつつ、いつでも情報を確認することが可能です。

アプリのようにワンクリックでログイン可能に!らくらくログイン設定のご案内

AI校正のメリット・デメリット

ここまではAI校正のやり方をご紹介してきました。自分が書いた文章を生成AIに読ませるだけで、簡単に校正を行ってくれます。

非常に簡単でメリットだけがありそうなイメージですが、実はしっかりとデメリットも存在する点に注意です。

ここではそんなAI校正のメリット・デメリットをご紹介していきます。

メリット:自分一人で全て完結できる

AI校正の最大のメリットは、誰かに添削を頼むことなく一人で学習が完結できる点です。

先生や友人に依頼する手間や時間を省けるので、自分のペースで気軽に英作文のトレーニングができます。特に、忙しい社会人や自宅学習がメインの方には大変便利です。

例えば、英会話教室に通ったり、オンライン授業を申し込んだりするとどうしてもお金が掛かります。

また、授業時間など「聞ける時間」が限定的なので、自主学習中に欲しいタイミングで欲しいフィードバックが貰えないのが弱みです。

そんな時にAIならばそれこそChatGPTなどはメリットの塊と言えます。いつでもどこでも使うことができるので手軽なうえ、時間・場所を選ばないのです。

デメリット:やり方次第ではスキルアップできない

しかし、AI校正に完全に頼り切ると、スキルアップが難しくなることがあります。

ただ機械的に修正を受け入れるだけだと、自分自身の英語力が伸びません。

もう少しかみ砕くと、AIに校正してもらって「お疲れさまでした!」だと、アウトプットする脳が鍛えられるだけで、現状のスキルからレベルアップすることはできないのです。

英語学習で一番成長できるのは「考え・理解するプロセス」となるため、フィードバックを元に調べたり、更に聞き返したりすることが必須条件となります。

AI校正の活用事例・応用分野

AI校正の活用事例・応用分野

最後により具体化して、AI校正の活用事例をご紹介していきます。色々な使い道はありますが、無難な使い方で言うと以下の3つを抑えて置けば十分です。

  • 英作文の校正
  • ビジネスメールの校正
  • 英会話の校正

より詳しく解説していくので、さっそく見ていきましょう。

英作文の校正を行ってもらう

日常的な英作文トレーニングでは、AI校正が大活躍します。

特に、英検やTOEIC(TOEIC Speaking & Writing Tests)、IELTSのような資格試験対策で頻繁に英文を書く場合、自分だけで添削が完結できるので効率的な学習が可能です。

他にも大学受験から、日ごろの「英語日記」なんかにも役立ちます。

学術的なレベルから、日常レベルの英作文まで幅広く対応できるのがAI校正の強みなので、「これ使っても大丈夫かな?」と悩む前に一度依頼してみましょう。

ビジネスメールの校正を行ってもらう

ビジネスシーンでは迅速かつ正確なコミュニケーションが求められます。

そんなときにAI校正を利用すれば、自分のメールの英語が適切かどうかをすぐに確認可能です。

ビジネスシーンでは自分の英語力がまだまだ足りていないことを自覚しつつ、英語を使わないといけないタイミングがある方も多いのではないでしょうか。

そんな時にビジネス英語から海外でのビジネスマナーまで学びきるのは難しいので、こんな時にAIに校正を頼めると非常に便利なのです。

英会話のキャプションを直してもらう

こちらはすこし限定的ですが、自分の英語音声をキャプション(字幕)に落とし込み、構成してもらうのも一つの手です。

もしあなたがオンライン英会話や学校の授業、ビジネスシーンなどで英語を話す姿を録音できるのであれば、ぜひ録音して文字化してみましょう。

あとから聞き返すだけでも英語力アップに繋がりますが、これを更にレベルアップするには「ネイティブレベルの英語話者ならどう言ったか?」を知ることです。

依頼の手順はこの記事の「AI校正のやり方は?」でご紹介した通りなので、ぜひ一度試してみてください。

Aさん
最近ではAI英会話アプリなどで直接フィードバックを貰える便利な機能も存在します。
Bさん
興味がある方はぜひ「AI英会話アプリ」で検索してみてください!

まとめ

こちらの記事ではAI校正を英語学習者・英語を使う人向けにご紹介してきました。

AI校正は、英語学習者にとって非常に便利なツールです。うまく活用すれば、自分一人で効率よく英文作成の力を伸ばせます。

一方、単に修正を受け入れるだけの利用では、スキルアップにはつながりません。

校正後に調べたり考えたりするプロセスをしっかり挟み、自分の英語力向上につなげましょう

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。