学研のオンライン英会話サービス Kimini英会話は、家庭学習として取り入れやすい仕組みが整っています。
ただし、どんなサービスでも家庭の空気と合っていなければ長く続きません。

子どもに合うオンライン英会話なのかを確かめたいと思い、実際にレッスンを受けてみることにしました。

そこで今回は、私が実際に子どもと一緒にKimini英会話を受講してみて感じた「子どもがKimini英会話を自然に続けていくためのコツ」をお話ししたいと思います。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • オンライン英会話は「伝えたい気持ち」から英語を育てるアウトプット環境で、幼児にも効果的。
  • Kimini英会話の幼児コースは15分レッスンにより、無理なく継続しやすい設計になっている。
  • 継続のコツは英語を特別にしない・親が寄り添う・レッスン後に会話することにある。

オンライン英会話が子どもに向いている理由

山口では幼稚園での英語教育も優れている

英語は知識として覚えるより、人と話すことで育つ言語です。これは長年保育現場に立っていて強く感じることです。

例えば園で子どもが “Teacher, look!” “Come here!” と声をかけるとき、そこに文法を意識している様子はありません。
伝えたい気持ちが先にあり、そのあとに言葉がついてきます。

オンライン英会話は、この「伝えたい気持ち」を生みやすい学習環境です。
画面の向こうに先生がいて、子どもは実際に話しかけられます。

“How are you today?” “What did you do today?” そんな問いかけに答えるだけでも、英語は単語ではなく会話になります。
家庭学習ではどうしてもインプットが中心になりますが、オンライン英会話はアウトプットの場になります。

また、小さな子どもにとって「家でできる」という安心感も大きなメリットです。
慣れない教室へ通うより、自宅の落ち着いた環境の方が言葉を出しやすい子もいます。

私の園でも、恥ずかしがり屋の子がオンラインレッスンでは驚くほど話せるようになったことがありました。
自分の部屋から“Hello!”と言えるだけで、英語の世界に一歩踏み出せるのです。

Kimini英会話の幼児コースを受講してみて

オンライン英会話はいくつもありますが、Kimini英会話は特に家庭学習との相性が良いと感じます。

理由のひとつは、学研が作っているカリキュラムです。段階的に英語を学べるよう設計されているため、子どもが迷いにくい構造になっています。

もうひとつの理由は、レッスンが比較的コンパクトであることです。子どもは集中力が長く続くわけではありません。
短い時間でも英語に触れる機会を積み重ねる方が、結果的には定着します。
保育現場でも、長い活動より短いやり取りを繰り返す方がよく身についていました。

英語はマラソンのようなものです。短距離走のように一気に力を出すより、ゆっくり続ける方が確実に力になります。

英語レッスンを「特別な時間」にしすぎない

子どもがオンライン英会話を続けるうえで大切なのは、英語を特別なものにしすぎないことです。

今回の体験レッスン前に、「ちゃんと答えるのよ」「How are you?って言われたら何というの?」と私があまり言いすぎたため、実際のレッスンが始まって、先生から “How are you?” と聞かれても、緊張して言葉が出てこない場面がありました。

これは私の失敗でした。「間違ったらどうしよう。」というプレッシャーを与えてしまったようでした。
Kimini英会話のオンラインレッスン前も、 “Let’s talk to your teacher.” と軽く声をかけるくらいで十分でした。

英語が日常の延長にあると感じられると、子どもは抵抗なく続けられますね。

レッスン後の会話が英語を育てる

意外と大切なのが、レッスンのあとです。オンライン英会話はレッスン時間だけで終わらせるのではなく、そのあと少し会話をするだけで学びが深まります。

“How was your lesson?” “Did you have fun?” それだけでも、子どもはレッスンの記憶を思い出します。

今回のレッスン後にも “What did you learn today?” と聞いてみると、「”shoes”って言えたよ」など、嬉しそうに答えてくれました。

そのやり取りがあるだけで、英語は単なるレッスンではなく経験になります。

Kimini英会話の幼児コースが続きやすい理由

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Kimini英会話の幼児コースには、子どもが継続しやすい二つの特徴があります。
ひとつは 学研のテキストと併用して進めるカリキュラム、そしてもうひとつは レッスン時間が15分であることです。

学研テキストが充実している

まずテキストについてですが、幼児期の英語学習では「目に見える安心感」がとても大切です。画面だけのレッスンだと、小さな子どもにとっては少し抽象的に感じることがあります。しかしテキストがあると、学びが具体的になります。

例えばレッスンで“Apple.” “Banana.” という単語を習ったあと、テキストのイラストを見ながら“Where is the apple?”と先生に聞かれると、子どもは自然に指をさして答えます。英語と視覚が結びつく瞬間です。

私は保育現場で何度も感じてきましたが、幼児は「見る・触れる・指さす」という行動と一緒に言葉を覚えます。テキストがあることで、オンラインの会話がより立体的な学びになるのです。

15分レッスンの意味

もう一つ大きなポイントが 15分というレッスン時間です。これは実はとてもよく考えられた長さです。
幼児の集中力はそれほど長く続きません。
一般的に、年齢と同じくらいの分数が集中の目安とも言われています。

体験した子どもも私も、「15分もできるかな?」と少し心配していました。
ですが、先生がやさしく問いかけ、答えられるたびに “Very good!” と手をたたいて笑顔でほめてくれたことで、レッスンは終始あたたかい雰囲気で進みました。
レッスン後、子どもは「楽しかった。あっという間だった。」と話していました。

15分なら“Let’s talk to your teacher.” と気軽に始められますし、子どもも“That was fun.” という気持ちで終われます。
もしこれが30分や40分のレッスンだと、途中で集中が切れてしまう子も出てきます。英語に対して「疲れるもの」という印象を持ってしまうと、継続が難しくなります。

英語教育は、長い旅のようなものです。最初から長距離を走る必要はありません。むしろ小さな歩幅で、楽しい経験を積み重ねることの方が大切です。

学研のテキストで目に見える理解を作り、15分のレッスンで無理なく会話を続ける。
この組み合わせは、幼児期の英語学習にとってとても理にかなっていると私は感じています。

Kimini英会話を子どもが続けるコツ

コツ

親が子どもと一緒に学ぶ姿勢が大切

実際にレッスンを体験してみて、先生と子どもの対話ではありますが、保護者のサポートも必要な場面がありました。
親がそばにいるという安心感と、一緒に楽しんでいるという一体感で緊張がほぐれ、レッスンに集中できるのです。
15分という短い時間を有効に活用して、英語を通しての親子のコミュニケーションを作ることが、長く続けられるモチベーションになるのではないでしょうか?

間違ったことを指摘しな

よく見かけるのが「どうしてわからないの?」「自分で考えてごらん?」と熱心さゆえに、間違いを指摘する親御さんがいらっしゃるということです。
対面のように相手の動作などが読み取れないときに、子どもは「これでいいのかな?」と不安になることがあります。
その上に「お母さんから怒られる」という圧力がかかっては、通常分かっていることも頭が真っ白になり出てこなくなってしまいます。
「Take your time. ゆっくり考えてごらん。」と優しく声をかけ、子どもが間違っても責めずに「大丈夫だよ、またやってみようね。」と励ます姿勢が大切です。

まとめ

子どもがKimini英会話を続けるコツは、難しい方法ではありません。英語を生活の中に少し置いておくことです。

“Are you ready?” “How was your lesson?” といった短い声かけ、そしてレッスン後の “Good job today.” そんな短い言葉のやり取りが、英語を身近なものにします。

オンライン英会話は、家庭の中に小さな英語の窓を作ってくれます。画面の向こうの先生と“See you !” と言える日常ができれば、英語はきっと続いていきます。

家庭の中の小さな英語の会話が、子どもの未来の言葉をゆっくり育てていくのです。

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lily 子ども英語教育講師・保育士 / Early Childhood English Educator
熊本市在住。62歳。 英会話講師、保育士。幼稚園教諭、チャイルドカウンセラー、おうち英語アドバイザー、バイリンガル保育士養成コーチ、子ども英語指導者養成コーチ。 43歳から普通の保育士から英語保育士へ転身。独学で英語を習得し、インターナショナルスクールを10年経営しながら自らも英語指導に当たってきた。シンガポールでのトリリンガル教育現場での指導を始め、デンマーク、アメリカ、オーストラリア、カナダなどで幼児教育を研究し、「試験のための英語ではない、生きた英語を身に着けることが大切」という信念を持ちながら、現在も子どもたちが楽しみながら学習する現場に携わっている。 英会話講師・保育士として活動し、インターナショナルスクールを10年間経営。独学で英語を習得し、幼児英語教育の現場で長年指導に携わる。シンガポールをはじめ各国で幼児教育を研究し、「生きた英語」を重視した指導を実践している。