「アメリカの幼稚園では、どんな英語が使われているの?」

海外移住を考えている方や、英語教育に興味のある保護者の方なら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。実は、アメリカの幼稚園(Preschool・Kindergarten)では、難しい英単語や長い文章よりも、毎日繰り返し使う短いフレーズがとても重要です。

子どもたちは「順番だよ」「片付けよう」「お水がほしい」など、生活の中で必要な表現を自然に覚えていきます。今回は、アメリカの幼稚園で実際によく使われる教室英語を、朝の集まりからトイレ、食事、外遊びまでシーン別に35個ご紹介します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • アメリカの幼稚園では難しい単語や長文よりも、朝の集まり・工作・片付け・トイレ・食事・外遊びなど生活シーンで毎日繰り返し使う短いフレーズを覚えることが、園生活に慣れる一番の近道になる。
  • “Good job!”や”Clean up time!”など生活の各シーンで使われる定番フレーズを35個紹介しており、子どもと一緒に声に出して練習することで実践的に身につけられる。
  • カリフォルニアでは”Friends!”や”Use your words.”、”Use your walking feet.”など、包括性やコミュニケーション能力を重視した先生ならではの言い回しが使われており、地域性のある英語表現も学べる。

朝の集まり(Morning Meeting)で使う英語

朝の集まり(Morning Meeting)で使う英語

アメリカの幼稚園では、1日の始まりに”Morning Meeting”と呼ばれる朝の会を行うことがよくあります。

1. Good morning!

「おはよう!」

子ども同士でも先生との挨拶でも定番です。

2. How are you today?

「今日の調子はどう?」

3. I’m good!

「元気です!」

学校英語では”I’m fine.”を習いますが、実際の子どもたちは”I’m good.”をよく使います。

4. What’s the weather like today?

「今日の天気はどうかな?」

5. It’s sunny.

「晴れです。」

sunnyのほかにrainy、cloudyなども頻出です。

6. Let’s sit in a circle.

「輪になって座ろう。」

朝の会では床に円になって座ることが多くあります。

7. Raise your hand.

「手を挙げてね。」

8. It’s your turn.

「あなたの番だよ。」

授業や工作の時間に使う英語

アメリカの幼稚園では、工作やアート活動の時間がたくさんあります。その際、先生の説明や行動を真似するなど、しっかりと先生と向き合う必要があります。

9. Look at me.

「先生を見てね。」

10. Listen carefully.

「よく聞いてね。」

11. Can you help me?

「手伝ってくれる?」

12. I need help.

「助けてください。」

子どもたちが先生によく言うフレーズです。

13. Good job!

「よくできたね!」

最もよく聞く褒め言葉の一つです。アメリカの親が子どもを褒めるときに良くいう言葉なので、すぐに真似して使ってみましょう。

14. You did it!

「できたね!」こちらも、よく使う褒め言葉です。

15. Try again.

「もう一回やってみよう。」

失敗しても挑戦を促すポジティブな声掛けです。”Let’s try again!”でも良いでしょう。

16. I did it!

「できた!」

子どもたちが達成感を表すときによく使います。親が子どもを褒める場合は”You did it!” と声がけをしてあげましょう。

お片付けの時間に使う英語

お片付けの時間に使う英語

日本と同じように、アメリカの幼稚園でもお片付けは大切な活動です。

17. Clean up time!

「お片付けの時間だよ!」

18. Let’s clean up.

「片付けよう。」

19. Put it away.

「元の場所に戻してね。」

20. Who can help me?

「手伝ってくれる人はいるかな?」

21. Thank you for helping.

「手伝ってくれてありがとう。」

小さい子ども相手でも、先生はしっかり相手の行動を尊重してくれます。感謝の気持ちや助け合う気持ちもしっかりこのころから教育する様子が伺えます。

トイレで使う英語

アメリカの幼稚園では、トイレに行く前に先生へ一声かけることが一般的です。

22. Can I go to the bathroom (restroom)?

「トイレに行ってもいいですか?」

最もよく使われる定番フレーズです。ちなみに、カリフォルニアでは、”restroom”の方が主流です。

23. I need to go potty.

「トイレに行きたい。」

“potty” は、小さな子ども向けの言い方です。小学校低学年くらいまでは使う言葉です。

24. Wash your hands.

「手を洗ってね。」

25. Don’t forget to flush.

「流すのを忘れないでね。」

26. Are you all done?

「終わった?」

幼児への声掛けとして非常によく使われます。”All done?” と省略できます。

食事やおやつの時間に使う英語

食事やおやつの時間に使う英語

アメリカの幼稚園では”Snack Time”(おやつの時間)を設けている園も多くあります。私の子どもは、グラハムクラッカーや日本のせんべい、フルーツなどを持たせていました。チョコやぐみなどなるべく控えるように学校から言われます。

27. I’m hungry.

「おなかすいた。」

28. I’m thirsty.

「のどが渇いた。」

29. Can I have some water?

「お水をもらえますか?」

30. All done!

「食べ終わったよ!」

幼児英語の超定番表現です。

まだまだある!先生がよく使う便利フレーズ

さらに、現地の幼稚園で頻繁に聞く表現をいくつかご紹介します。

31. Line up.

「並んでね。」

教室移動のたびに聞くフレーズです。

32. Take turns.

「順番に使おう。」

遊具やおもちゃの取り合いを防ぐためによく使われます。アメリカの公園でもよく聞く言葉です。

33. Be careful.

「気を付けてね。」先生、保護者が注意する時にいう典型的な一言です。

34. Let’s go outside.

「外に行こう。」

35. Share with your friends.

「お友達と一緒に使おうね。」

カリフォルニアの幼稚園でよく聞く表現①

カリフォルニアでは、先生が子どもたちを呼ぶときに、

“Friends!”

と言うことがあります。

例:

先生
Friends! It’s story time!
訳)みんな、お話の時間だよ!

以前は”boys and girls”が一般的でしたが、近年はより包括的な表現として”friends”を使う先生が増えています。

カリフォルニアの幼稚園でよく聞く表現②

先生がよく言うフレーズに、

“Use your words.”  があります。

直訳すると「言葉を使いなさい」ですが、実際には、「押したり泣いたりするのではなく、自分の気持ちを言葉で伝えようね」という意味です。

多様な文化背景を持つ子どもが集まるカリフォルニアでは、コミュニケーション能力を育てるためによく使われています。

カリフォルニアの幼稚園でよく聞く表現③

もう一つ特徴的なのが、”Use your walking feet.”

というフレーズです。

直訳すると、「歩く足を使ってね」ですが、実際には「走らないで歩いてね」という意味です。

例:

先生
Use your walking feet inside the classroom.
訳)教室の中では歩いてね。

命令口調ではなく、優しく伝えられるため、幼稚園の先生がよく使います。

まとめ

アメリカの幼稚園では、難しい英語よりも生活の中で使う短いフレーズが大切にされています。もしお子さんがアメリカの幼稚園へ通う予定があるなら、ぜひ親子で声に出して練習してみてください。生活の中で自然に使えるようになると、現地の園生活にもスムーズになじめるでしょう。

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Ayana1225 英語翻訳者・コンテンツライター / Translator & Content Writer
翻訳とライティングを専門とするフリーランス。早稲田大学院修了後、百貨店での実務経験や海外生活を通じて英語力を磨き、企業向け翻訳やPRコンテンツ制作を多数手がけている。TOEIC915点、英検準1級を保持。