「金曜の夕方、仕事を切り上げて車を出す。渋滞を抜けて教室に送り、終わるまで駐車場で待って、また連れて帰る。往復の1時間半を、いつまで続けられるだろう」——Kimini英会話に寄せられる保護者の声には、レッスンの中身よりも「連れて行く側」の限界を語るものが少なくありません。子どもは嫌がっていない。先生も悪くない。それでも、親のほうが先に息切れする。
この記事では、通学型の英会話スクールからオンラインに切り替えた家庭が、実際に何を手放し、何が残ったのかを、Kimini英会話の有料会員実態調査(2026年6月実施・有効回答940件)のデータと会員の声から整理します。先に言ってしまえば、送り迎えをやめて消えるのは「移動の負担」であって、「続ける難しさ」そのものではありません。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 「送り迎えをやめたい」は、小学生の家庭では最も多い動機のひとつであり、後ろめたく感じるような特別な理由ではない。
- 乗り換えで確実に変わるのは、移動時間と受けられる時間帯で、その結果として受講の回数が増える家庭が多い。
- ただし、送り迎えをやめた家庭とそうでない家庭で、続いている長さも満足度もほとんど変わらないため、続ける仕組みは移動とは別に用意する必要がある。
送り迎えをやめたい、というのはわがままな理由でしょうか
いいえ、小学生のお子さんを持つ家庭では、それが最も多い動機のひとつです。有料会員実態調査2026で「オンライン英会話を選んだ理由」を聞いたところ、小学生(7〜12歳)の家庭では71.0%が「通学(送り迎え)の手間をなくしたい」を挙げました。会員全体では54.6%、大人だけを見ると16%まで下がります。つまりこれは、子育て中の家庭に集中して現れる、きわめて実務的な理由です。
自分や子どものペース・スケジュールに合わせやすい
小学生(n=493)
会員全体(n=940)
自宅で気軽に・安心して受けられるから
小学生(n=493)
会員全体(n=940)
通学(送り迎え)の手間をなくしたい
小学生(n=493)
会員全体(n=940)
外国人講師と実際に会話する機会を作りたかった
小学生(n=493)
会員全体(n=940)
通学型の英会話スクールより費用を抑えたい
小学生(n=493)
会員全体(n=940)
数値を表で見る
| 選んだ理由 | 小学生(n=493) | 会員全体(n=940) |
|---|---|---|
| 自分や子どものペース・スケジュールに合わせやすい | 85.0% | 74.3% |
| 自宅で気軽に・安心して受けられるから | 76.7% | 75.4% |
| 通学(送り迎え)の手間をなくしたい | 71.0% | 54.6% |
| 外国人講師と実際に会話する機会を作りたかった | 48.3% | 48.7% |
| 通学型の英会話スクールより費用を抑えたい | 40.6% | 39.3% |
出典:Kimini英会話「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件/小学生n=493)
注目したいのは、上位に並んでいるのが「英語力が伸びそうだから」ではなく、「合わせやすい」「自宅で」「送り迎えをなくしたい」という、生活の側の理由だという点です。教育効果ではなく、家庭の運用が先に来ている。乗り換えを考えている段階で「そんな理由で決めていいのだろうか」と迷う保護者は多いのですが、データ上は、それがいちばんありふれた入り口です。
幼少期から英語教室で外国人の先生に習ってきました。内容に不満はなかったのですが、送迎と料金とスケジュール調整が重なって、だんだん親のほうが回らなくなってきて。今は自分の都合でレッスンの時間を決めて、毎日取り組んでいます。もっと早く知っていればよかった、というのが正直なところです。
— 利用歴4〜6ヶ月・高校生の保護者
共働きで、送迎があるとどうしても時間が取れませんでした。オンラインでレッスンができるのは本当に助かっています。
— 利用歴1〜3ヶ月・未就学児の保護者
※アンケート回答を再構成した一例です。
通学からオンラインに変えると、何が最初に変わるのでしょうか
変わるのは「英語の中身」ではなく、まず回数と時間帯です。移動がなくなると、1回あたりに必要な家庭の拘束時間が、往復の移動+待ち時間から、レッスンの25分だけに縮みます。有料会員実態調査2026では、小学生の81.5%が1回25分程度で受講しており、週の受講ペースは週3回以上が70.4%を占めていました。
週3〜4回
週1〜2回
毎日
週5〜6回
月に数回程度
数値を表で見る
| 受講ペース | 割合 |
|---|---|
| 週3〜4回 | 26.8% |
| 週1〜2回 | 26.0% |
| 毎日 | 23.9% |
| 週5〜6回 | 19.7% |
| 月に数回程度 | 3.7% |
出典:Kimini英会話「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件/小学生n=493)
時間帯も広がります。小学生が実際に受けている時間帯は、夕方(15〜18時)が49.9%、夜(18〜22時)が46.7%で、ここまでは通学型と大きく変わりません。差が出るのはその外側で、午前中(7〜12時)が13.6%、早朝(5〜7時)が11.8%あります。学校が休みの日の朝や、習い事の合間の30分といった、教室に通う形では使いようがなかった時間が、そのまま受講枠になっている、ということです。
一方で、送り迎えがなくなることで生まれる変化は、必ずしも良い面ばかりではありません。この点は後半で触れます。
費用は、乗り換えの決め手になっているのでしょうか

決め手にはなっていますが、単独で一番の理由になっているわけではありません。小学生の家庭で「通学型の英会話スクールより費用を抑えたい」を選んだのは40.6%で、送り迎え(71.0%)やスケジュール(85.0%)より下に来ます。ただし、Kimini英会話を選んだ一番の理由としては「料金・コストパフォーマンスが良かった」が23.1%で最多、実際に気に入っている点でも「料金のお手頃さ」が61.7%で最も多く挙がりました。
読み取れるのは、料金は「オンラインに切り替える理由」というより「どのサービスにするかを決める理由」として効いている、ということです。オンラインにするかどうかは生活の都合で決まり、そのあとで価格が比較される。オンライン英会話各社を比較検討する際の見方はこちらの記事でまとめていますので、比較の段階に入っている方はあわせてご覧ください。
英語教室に通っていましたが、送り迎えの大変さと、高い料金の割に効果が見えないことで途方に暮れていました。今は子どもたちにもお気に入りの先生ができて、楽しく続けています。
— 利用歴7ヶ月〜1年・小学生の保護者
通っていた教室はグループレッスンで、レベルが一人ひとりに合っておらず、成果が実感できませんでした。オンラインに変えてからは毎日楽しく取り組めています。
— 利用歴1〜3ヶ月・小学生の保護者
※アンケート回答を再構成した一例です。
送り迎えをやめれば、それだけで続くのでしょうか
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。答えは「いいえ」です。
有料会員実態調査2026で、小学生の家庭を「送り迎えの手間をなくしたい」を理由に挙げた層(n=350)と、挙げなかった層(n=143)に分けて比べてみました。結果、続いている長さも満足度も、ほとんど差がありませんでした。
利用歴1年以上の割合
送り迎えを理由に挙げた家庭(n=350)
挙げなかった家庭(n=143)
総合満足度(「非常に満足」+「やや満足」)
送り迎えを理由に挙げた家庭(n=350)
挙げなかった家庭(n=143)
数値を表で見る
| 項目 | 挙げた(n=350) | 挙げなかった(n=143) |
|---|---|---|
| 利用歴1年以上 | 45.4% | 44.8% |
| 総合満足度 | 94.0% | 93.0% |
| NPS | +52 | +55 |
出典:Kimini英会話「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件/小学生n=493)
NPS=顧客推奨度(友だちや知り合いにKimini英会話をすすめたいと思う気持ちを数値化した指標)で見ても、送り迎えを理由に挙げた家庭が+52、挙げなかった家庭が+55と、むしろわずかに低いくらいです。差はいずれも誤差の範囲で、「送り迎えから解放された家庭のほうが長く続く」という関係は、少なくともこの調査からは確認できませんでした。
※満足度・NPS・利用歴は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、いずれも現在も継続している会員の自己申告によります。すでに退会した方は含まれないため、長期利用者の満足度は高めに出る点(いわゆる生存バイアス)にご留意ください。調査の対象・時期により結果は異なる場合があります。
理由は、続かなくなる原因のほうを見ると腑に落ちます。小学生の家庭が挙げた「学習を続ける上での一番のハードル」は、上達している実感がない(23.9%)、モチベーションが続かない(22.3%)、忙しくて時間が取れない(18.9%)の順でした。送り迎えをやめて解決するのは3番目の一部だけで、上位2つには手が届きません。
つまり、送り迎えは「続かない原因」ではなく「親が消耗する原因」でした。手放すべきものではあるけれど、手放したからといって、子どもが自分から英語をやりたくなるわけではない。ここを取り違えると、乗り換えたあとに「オンラインにしたのに続かなかった」という失望が来ます。
通学スクールをやめると、失うものはないのでしょうか

あります。大きく3つです。
1つ目は、強制力です。教室は決まった曜日・決まった時間に行く場所なので、行けば必ずレッスンが始まります。オンラインは自分で予約するため、予約しなければ何も起きません。実際、小学生の家庭が改善してほしい点の最多は「予約の取りやすさ」(27.0%)でした。予約という一手間が増えることは、乗り換え前に見込んでおいたほうがいい変化です。
2つ目は、先生と場の固定です。通学型では先生も教室の顔ぶれも基本的に変わりませんが、オンラインでは講師を毎回選ぶ形になります。自由度が高い代わりに、お気に入りの講師の枠が埋まる、担当が変わるといったことが起こります。小学生の家庭では「講師の質・数」への改善要望が25.6%で2番目に多く挙がっていました。
3つ目は、親の関与の中身が変わることです。送り迎えという物理的な負担は消えますが、代わりに、最初のうちは接続の確認や声かけといった、家の中での伴走が必要になります。小学生の家庭の24.7%が「日本語で質問できるサポート」を希望しているのも、この裏返しです。
中学に入ってクラブチームに所属したことで、今まで通っていた英語教室に通えなくなりました。小さい頃から続けてきたのでやめるのはもったいないと思っていたところで、知人にKiminiを教えてもらいました。最初はあまり話せず困っていましたが、最近は少し慣れてきました。
— 利用歴1〜3ヶ月・中学生の保護者
細く長く続けていたら、いつのまにか力がついて、英語のある環境が当たり前になりました。送迎の手間もなく、子どもの扱いに慣れている先生とレッスンができて、親としては満足しています。
— 利用歴7ヶ月〜1年・小学生の保護者
※アンケート回答を再構成した一例です。
なお、どちらか一方を選ばなければならないわけでもありません。会員の中には、近所の英会話教室に通いながらオンラインを併用している家庭もあります。教室で友だちと一緒に学ぶ楽しさと、家で毎日話す量の両方を確保する形です。子ども向けのコース選びやレベルの合わせ方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
乗り換える前に、決めておくといいことは何でしょうか
続いている家庭の共通点から言えば、次の3つを乗り換え前に決めておくと、移行がなだらかになります。
まず、曜日と時間を先に固定することです。通学型の強制力を自分でつくり直す作業だと考えてください。小学生の受講が夕方と夜に集中しているのは、多くの家庭が「習い事の枠」をそのままオンラインに移しているからです。空いた時間にやろう、では埋まりません。
次に、1回を25分で完結させることです。小学生の81.5%が25分程度で受けています。移動がなくなったぶん長くやらせたくなりますが、続いているのは短く毎日に寄せた家庭のほうです。
最後に、最初の1か月だけは親が横にいることです。乗り換え直後は、機器の操作、講師とのやりとり、教材の進め方のすべてが初めてになります。ここを子ども任せにすると、通学時代には起きなかったつまずきが起きます。
無料体験は、この3つを試す場として使うのがおすすめです。レッスンの中身より、「その曜日・その時間に、家の中で本当に受けられるか」を確かめる。Kimini英会話の無料体験の受け方やコースの全体像はこちらの記事にまとめています。
※無料体験の内容・回数・条件は変更される場合があります。最新の内容は公式サイトの案内をご確認ください。
よくある質問

Q. 通学型の英会話スクールからオンラインに変える家庭は多いのですか?
オンライン英会話を選んだ理由として、小学生の家庭の71.0%が「通学(送り迎え)の手間をなくしたい」を挙げています(有料会員実態調査2026・小学生n=493)。会員全体では54.6%で、子育て中の家庭に特に多い動機です。
Q. 送り迎えをやめれば、英語学習は続きやすくなりますか?
親の負担は確実に減りますが、続く長さは変わらないという結果でした。「送り迎えの手間をなくしたい」を挙げた家庭と挙げなかった家庭で、利用歴1年以上の割合は45.4%と44.8%、総合満足度は94.0%と93.0%とほとんど差がありません。続ける仕組みは、移動の負担とは別に用意する必要があります。
Q. オンラインに変えると、レッスンの回数は増えますか?
増えている家庭が多数派です。小学生の70.4%が週3回以上受講しており、内訳は週3〜4回が26.8%、毎日が23.9%、週5〜6回が19.7%でした。移動時間がなくなり、1回25分で完結することが回数を増やしやすくしています。
Q. 通学スクールをやめると、失うものはありますか?
決まった曜日に必ず行くという強制力、先生と場が固定されている安心感、そして教室での友だちとの関わりは失われます。小学生の家庭では「予約の取りやすさ」(27.0%)と「講師の質・数」(25.6%)が改善要望の上位で、この2つは通学型では起きにくい種類の悩みです。
Q. 教室とオンラインを併用することはできますか?
できます。実際に、近所の英会話教室に通いながらオンラインを併用している家庭もあります。教室で友だちと学ぶ楽しさを残しつつ、家で話す量を増やす形です。まずは併用から始めて、生活に合うほうへ寄せていく進め方も選べます。
※本記事のデータは「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件、継続中の会員が対象)に基づきます。体験談は、アンケートに寄せられた複数の保護者の声をもとに再構成した一例で、効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。料金・キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。
