子どもの通知表を見て、安心することもあれば、逆に気になることが出てくることもあります。

これまでは、子どもの英語について特に心配していませんでした。

ただ、今回通知表を見て、「この評価なら大丈夫」と思う一方で、「実際のところ、英語はどこまで身についているのだろう?」という疑問が浮かびました。

学校での評価と、家庭で見ている子どもの様子。
どちらも今の英語力を知るための材料ですが、高い評価だからといって、中学校の英語まで大丈夫だと言い切れるわけではありません。

ちょうど小学校卒業が近づき、中学校での英語を意識するようになった時期でもありました。
そこでわが家では、通知表をきっかけに、これまでの英語学習を一度見直してみることにしました。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 通知表の「3」だけでは英語力はわからない学校のテストで点が取れていても、単語量や英文を読む力、書く力までは通知表から見えません。
  • 中学英語を見据えて家庭学習を見直しオンライン英会話に加え、中学校の教科書を使った単語練習やライティングにも取り組み始めました。
  • 節目は立ち止まって考えるきっかけ塾との両立も含め、姉妹それぞれの学年や様子に合わせて英語との付き合い方を考えています。

「3」を見て、ふと考えたこと

「3」を見て、ふと考えたこと

長女は現在、小学6年生です。
学校の英語は、これまでずっと3段階評価の「3」でした。
テストも満点を取ることが多く、学校の英語で困っているという話もありません。

実際、学校の英語について聞いてみても、
「今、学校でどんなことやっているの?」
と声をかければ、

「基本的なこと~」
「別に、難しくないから大丈夫~」
と、軽い返事が返ってきます。

本人が困っていないのなら、それで大丈夫なのだと思っていました。

家庭では、小学3年生の後半からオンライン英会話を続けています。
英検にも挑戦し、4級に合格しました。
ここまでを振り返っても、英語について大きな心配をする状況ではありません。

それでも、今回の通知表を見て、少し立ち止まりました。
「この『3』は、実際の英語力としてはどのくらいなのだろう?」

学校のテストで点数が取れていることと、英語を使えることは、必ずしも同じではありません。

知っている単語がどのくらいあるのか。
英文を見て、意味を理解できるのか。
自分で英文を作れるのか。
少し形が変わった問題が出ても対応できるのか。

通知表だけでは、そこまではわかりません。

もちろん、「3だから不十分」と思ったわけではありません。
むしろ、今のところ問題なくできているからこそ、このまま中学校へ進んでも大丈夫なのか、この先も同じようにいくのかが気になりました。

「これからの英語」を意識するようになって

小学校では、歌やゲーム、簡単なやり取りなどを取り入れながら英語に触れていきます。

一方で、中学校では、単語や文法を学び、英文を読んだり書いたりすることも増えていきます。
小学校で英語を学んできたことを前提に、授業が進んでいきます。

実際、「小学校と中学校の差がありすぎる」「中学校に入ってから英語が嫌いになった」という話を聞くこともあります。
もちろん、すべての子に当てはまるわけではありません。

それでも、長女が中学校に上がる今、「小学校で英語ができているから、そのまま大丈夫」と考えるのは少し違うのではないかと思うようになりました。

ちょうど小学5年生頃から、周りで学習塾に通い始める子も増えてきました。
小学6年生になった今は、さらに増えています。

仲のよい友達から塾に誘われることもあり、長女自身も中学校を少しずつ意識するようになりました。
そんなタイミングで、わが家も学習塾へ相談に行ってみました。
すぐに入塾を決めたわけではありませんが、これからのことを考えるきっかけにはなりました。

そして、わが家ではもう一つ、英語を取り巻く環境が変わるタイミングを迎えます。
次女が来年、小学3年生になり、外国語活動が始まります。

幼児期からオンライン英会話を続けているので、学校で初めて英語に触れるわけではありません。
それでも、家庭で続けてきた英語と、学校で始まる外国語活動がどのようにつながっていくのかは気になるところです。

家での英語を見直してみた

家での英語を見直してみた

長女は、あと半年もすれば小学校を卒業し、中学校に進みます。
現在は、参考程度に、中学校で使われている教科書を購入し、中1範囲の単語練習やライティングにも取り組んでいます。

これまでは、「オンライン英会話を続けていれば大丈夫だろう」「そのうち英語力も伸びていくだろう」と考えていた部分もありました。

もちろん、これまで続けてきたことには意味があったと思います。
ただ、学年が上がれば、必要になる学習も変わります。
聞くこと、話すことに加えて、単語や文法、読むこと、書くことも必要になってきます。

今回の通知表をきっかけに、「ただ続ける」のではなく、今の長女に何ができていて、これから何が必要なのかを見ていこうと思うようになりました。

次女についても、少しずつ先のことを話すようにしています。

「4年生くらいになったら、英検を受けるよ」
「テキストも少しずつ難しいのをやっていくようになるよ」
と話しています。

ただ、本人の反応は、
「えー」
だったり、

「ふ~ん」
だったり。

今のところ、反応はかなり薄めです。
まだ小学2年生なので、先のことを言われても、あまり実感がないのかもしれません。

とはいえ、長女の頃と違うのは、次女の周りには、すでに英会話を習っている子が多いことです。
そうした周りの環境も、これから少しずつ英語を意識するきっかけになればいいなと、密かに期待しています。

まだ答えは決まっていない

今回、通知表をきっかけに英語を見直しましたが、「では、こうすればいい」と答えが出たわけではありません。

長女については、春休みから塾へ通い始めることも含めて検討しています。
本人も前向きですが、まだ入塾は決まっていません。

塾に入った場合、これまで続けてきたオンライン英会話や家庭学習とのバランスをどうするのかも考える必要があります。
塾に入ればすべて解決するわけではありませんし、入らなくても家庭でできることはあります。

オンライン英会話には、英語を聞いたり話したりする時間としての役割があります。
一方で、中学校の学習では、文法や読み書きも必要になります。

これまでやってきたことを全部やめて新しいものに切り替えるのではなく、それぞれの役割を考えながら、長女に合う形を探していきたいと思っています。

次女についても同じです。
今は楽しそうにオンライン英会話をしていますが、学校で英語が始まったとき、どんなふうに受け止めるのかは、これから見ていくことになりそうです。

姉妹で英語を続けていても、同じ方法がそのまま合うとは限りません。
長女は中学校へ向けて、次女は小学校での外国語活動に向けて、それぞれの学年に合わせて考えていく必要があります。

節目や環境が変わるタイミングは、家庭での英語を見直すわかりやすいきっかけになります。
ただ、子どもの様子や気持ちを見ながら、「今のやり方でいいのかな」と立ち止まることも大切です。

今はまだ、わが家も試しながら考えているところです。

よくある質問

通知表で英語が「3」なら、中学校の英語も大丈夫ですか?

必ずしもそうとは言い切れません。通知表だけでは、知っている単語の量や英文を理解する力、自分で英文を作れるかまではわからないため、進学などの節目に学習を見直すのがおすすめです。

オンライン英会話を続けていれば、中学英語の準備は十分ですか?

オンライン英会話には、英語を聞いたり話したりする時間としての役割があります。一方で中学校では文法や読み書きも必要になるため、この家庭では中学校の教科書を使った単語練習やライティングにも取り組んでいます。

塾に通う場合、オンライン英会話はやめたほうがいいですか?

すべてをやめて切り替える必要はありません。塾とオンライン英会話、家庭学習それぞれの役割を考えながら、子どもに合う形を探していくことが大切です。

まとめ|通知表をきっかけに、今を振り返る

通知表は、成績を確認するだけのものだと思っていました。

でも今回、「3」という評価をきっかけに、これまでの英語について改めて考えることができました。

特に大きな問題を感じていなければ、そのまま続けていくこともできます。
一方で、学年が変わったり、学ぶ環境が変わったりすれば、必要になることも変わっていきます。

だからこそ、節目のタイミングで一度立ち止まり、今の子どもの様子や学習について考えてみる。
通知表は、そんなきっかけの一つにもなるのだと感じました。

その時々の子どもの姿に目を向けながら、英語との付き合い方も変えていく。
そんな柔軟さも、長く続けていくうえでは大切なのかもしれません。

投稿者アバター
KatoTomomi 英語教育ライター / English Education Writer
英語教育を専門的に学び、言語習得理論に基づいた学習法を研究。塾講師として受験英語や英検対策の指導経験を持つ。現在は小学生2人の母として家庭での英語教育を実践しながら、Kimini英会話で子ども向け英語学習や家庭学習のノウハウを発信している。