近年、小学校受験において「英語面接」を実施する学校が少しずつ増えています。国際教育に力を入れる学校では、英語での簡単なやり取りやコミュニケーション能力を見るケースもあり、保護者の関心も高まっています。とはいえ、「英語面接」と聞くと、難しい英語力が必要なのではないかと不安に感じる方も多いでしょう。
しかし、小学校受験の英語面接で重視されるのは、難しい英語力ではなく「英語でコミュニケーションを取ろうとする姿勢」です。この記事では、小学校受験の英語面接の目的やよくある質問、家庭でできる対策までを詳しく解説します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 小学校受験の英語面接では、難しい英語力よりも英語でコミュニケーションしようとする姿勢や積極性が重視される。
- 質問は名前・年齢・好きなものなどシンプルな英会話が中心で、暗記よりも自然な受け答えが評価されやすい。
- 家庭では日常の簡単な英会話、英語の絵本や歌、模擬面接などで英語に慣れさせることが効果的。
小学校受験における英語面接の目的

まず理解しておきたいのは、小学校受験の英語面接は本格的な英語力テストではないという点です。多くの学校では、以下のようなポイントを見ています。
英語への親しみや積極性
英語を完璧に話せる必要はありません。
小学校受験に英語面接を取り入れた意図は、むしろ「英語で話しかけられたときに笑顔で応えられるか」「恥ずかしがらずに英語で答えようとするか」といった姿勢が重視されます。
つまり、英語に親しみを持ってポジティブの取り組める生徒かどうか、そのアティチュード(態度)が見られています。
基本的なコミュニケーション力
英語面接では、以下のようなシンプルなやり取りが多いです。
- 名前を言う
- 年齢を言う
- 好きなものを答える
つまり、日常的な英会話レベルが中心です。
子どもの自然な反応
小学校受験では、作られた回答よりも自然な受け答えが評価されます。
英語面接でもそれは同様で、暗記した文章を話すよりも、簡単でも自分の言葉で英語で答える方が良い印象を与えます。
小学校受験の英語面接でよくある質問

実際の英語面接では、子どもが答えやすいシンプルな質問が多く出されます。代表的な質問例を見てみましょう。
名前についての質問
質問例
- What is your name?
答え方
- My name is ○○.
名前は最も基本的な質問です。はっきりした声で言えるよう練習しておきましょう。
年齢の質問
質問例
- How old are you?
答え方
- I am six years old.
指で年齢を示すなど、ジェスチャーを交えて答える子も多く、自然な表現で問題ありません。
好きなものの質問
質問例
- What do you like?
- What is your favorite food?
答え方
- I like playing video games. I often play video games with my brother.
- I like reading books. I sometimes read picture books and short novels.
- My favorite food is curry and rice. I like chicken curry very much.
この質問では、子どもの個性や興味も見られます。
英検にチャレンジする小学生も増えており、英検の試験でも自分の好きなものを英語で表現する機会はよくあります。
質問に対して、2文答えられると評価が上がります。短い文でもいいので、好きなものの質問には、2文答えるようにしましょう。
簡単な指示理解
英語面接では、質問だけでなく簡単な指示が出されることもあります。
例:
- Stand up.
- Sit down.
- Show me the red card.
こうしたやり取りでは、英語力というよりも、理解力や集中力が見られています。
英語面接で見られる意外なポイント
英語面接では、言葉だけでなく次のような点も評価されています。
表情
笑顔で受け答えできる子どもは、とても良い印象を与えます。英語が完璧でなくても、明るく答えることが大切です。
声の大きさ
小学校受験では、日本語面接でも同様ですが、はっきりした声で話すことが重要です。小さすぎる声は自信がない印象を与えてしまいます。
大きな声ではっきりと、自信を持って話せるように訓練しておきましょう。
姿勢
座り方や立ち方などの基本的な姿勢も見られています。普段から座り方や立ち方の姿勢を意識する習慣をつけておきましょう。
背筋をのばしてまっすぐに座ったり立ったりする姿勢は、日ごろか練習しておかないと、面接試験でもなかなか実践できないものです。
家庭でできる英語面接対策

では、家庭ではどのような対策をすればよいのでしょうか。ポイントを紹介します。
簡単な英語の会話を日常に取り入れる
例えば、次のような短い会話を取り入れると効果的です。
- What is your name?
- How are you?
長い文章を覚える必要はありません。短いやり取りを繰り返すことが大切です。
英語の絵本や歌に触れる
幼児にとって、英語は「勉強」ではなく「楽しいもの」と感じることが重要です。英語の歌や絵本を通じて、自然に英語に慣れていきましょう。
また、幼児は耳がいいので、ネイティブの英語発音を聞いて、その聞いた音を真似てアウトプットすることができます。
模擬面接を行う
保護者が面接官役になり、簡単な質問をするだけでも良い練習になります。
例:
- What is your name?
- What do you like?
面接形式に慣れることで、本番でも落ち着いて答えられるようになります。
受験する学校の英語面接情報を調べる
小学校受験の英語面接は、本格的な英語テストではないですが、学校によってもどんな英語面接かは違ってきます。
インターネットで情報を検索して、受験する学校の英語面接について口コミ情報を集めましょう。
実際にどんな英語面接だったか、ある程度の情報収集ができるでしょう。
完璧を求めすぎない
小学校受験の英語面接で最も大切なのは、「英語を話そうとする気持ち」です。発音や文法のミスを気にしすぎる必要はありません。
むしろ、楽しんで英語を使う姿勢を育てることが、結果的に英語面接での良い評価につながります。
保護者が知っておきたい注意点

英語面接の対策をする際、保護者が注意したいポイントもあります。
暗記中心の練習は避ける
長い英文を丸暗記させると、予想外の質問に対応できなくなります。また、不自然な受け答えになることもあります。
日常生活に英会話を取り入れ、ふだんからお子さんに英語で質問して、英語で答えてもらう練習をしておくのもおすすめです。
プレッシャーをかけすぎない
小学校受験の面接は、子どもにとって大きな緊張の場です。英語に対して苦手意識を持たないよう、楽しい雰囲気で練習することが大切です。
楽しい雰囲気を醸し出すために、英語の絵本や歌を積極的に取り入れましょう。
小学校受験の英語面接のまとめ
小学校受験の英語面接では、難しい英語力よりも「英語でコミュニケーションを取ろうとする姿勢」が重視されます。
よく出る英語の質問はシンプルなものが多く、日常的な練習で十分対応できます。受験する学校の英語面接について、情報収集もしておくといいです。
家庭では、ふだんから次のような対策を行いましょう。
- 簡単な英語のやり取りをする
- 英語の歌や絵本に触れる
- 模擬面接で慣れておく
こういった対策を行うことで、子どもが自信を持って英語面接に臨めるようになります。
ご家庭で模擬英語面接を行うのには限界があり、保護者の模擬面接だと真剣に取り組めないお子さんも多いでしょう。
そういった場合は、ぜひオンライン英会話で練習されてみてはいかがでしょうか。
Kiminiオンライン英会話には、「Kiminiオンライン英会話 フリートークコース(たとえば自己紹介)」など小学校の英語面接に役立つレッスンがあります。
英語面接は、子どもの英語力を試す場ではなく、コミュニケーションの姿勢を見る場です。
お子さんが楽しみながら英語に触れ、自分の言葉で答えられるように準備していきましょう。

