海外からのお客様に英語で話しかけられて、あたふたしてしまった経験はありませんか?
「英語で接客なんて無理かも」「うまく対応できなかったらどうしよう」といった不安を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
笑顔でお迎えしたい気持ちはあっても、いざ英語で注文を取ったり、おすすめを説明したりするとなると、言葉が出てこない…そんなもどかしさを感じる場面、ありますよね。
今回は、接客英語を学びたいけれど、何から始めたらいいのかわからない方に向けて、Kiminiオンライン英会話の「接客英語コース レストラン編」を実際に受講してみた体験をもとに、レッスンの内容や感想を正直にレビューしていきます。
レッスン紹介

Kiminiオンライン英会話は、教育業界で80年以上の実績を持つ学研グループが提供するオンライン英会話サービスです。
全国200以上の学校や教育機関でも導入されており、教材開発ノウハウをいかした高品質な教材と、丁寧でホスピタリティ豊かな講師陣が魅力です。
なかでも「接客英語コース レストラン編」は、レストランやカフェなどで海外からのお客様を接客する場面に特化した内容で、接客業に携わる方から人気を集めています。
受講コース
今回受講した「接客英語コース レストラン編」は、お客様との対応に必要な英会話スキルを実践形式で学べる人気コースです。
お客様の案内、注文の受け方、料理の提供、会計対応、トラブル対応など、現場で役立つ英会話をロールプレイ形式で学びます。
よく使われる表現や便利なフレーズ、トラブル対応などを習得し、笑顔で自信を持って接客できる力を養います。
レッスンの内容
「接客英語コース レストラン編」のレッスンは、レストランでの接客の流れに沿って、実際の現場で”使える英語”を体系的に学べる内容となっています。
レベルはKimini英会話の2〜3相当で、英語が得意でない方や初心者でも安心して取り組める構成です。
全18レッスンで、実際のシチュエーションを想定した練習を重ねることで、現場に直結する実践的な英語力が効率よく身につきます。
「接客英語コース レストラン編」の学習内容
- あいさつ
- よく聞かれる質問
- 注文をとる
- 食事を提供する
- トラブルに対応する
- 会計を行う
「接客英語コース レストラン編」のゴール
- お客様をお迎えし、お会計を終えるまでに必要な基本的なやりとりを英語で行える
| Lesson 1 | あいさつ(お迎えからご案内まで) |
| Lesson 2 | よく聞かれる質問 1 |
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| Lesson 5 | 注文を取る1 |
| : | : |
| Lesson 9 | 料理を提供する |
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| Lesson 18 | ロールプレイ4(レッスン1〜16の学習内容) |
あいさつやよく聞かれる質問への対応から、注文の取り方、料理の提供、食事中のやりとり、支払い・会計など、接客の各場面で使える表現を段階的に学んでいきます。
定期的に復習とロールプレイを織り交ぜることで、即戦力となる英語力を磨いていけます。
レッスンの流れ
「接客英語コース レストラン編」のレッスンは、5つのステップで構成されています。
| 1. 語彙とフレーズ | 語彙とフレーズの発音確認後、単語を使った英作文 |
| 2. エクササイズ1 | 接客で使える便利なフレーズや文の学習 |
| 3. エクササイズ2 | レッスンは5つのステップで構成されています。単語やフレーズを入れ替えた文で応用力を磨く |
| 4. 質問に答えよう | 短い会話文をもとにしたロールプレイ |
| 5. ロールプレイ | 指定されたシチュエーションでロールプレイ |
まず、語彙やフレーズの発音を確認したうえで、それらを使った英作文に取り組みます。
次に、表現を講師と一緒に音読し、単語やフレーズを入れ替えた文で応用力を養います。
その後、短い会話文をもとに講師とロールプレイを行い、実際のやりとりを反復練習。
最後に、具体的な接客シーンを想定し、お客様役とスタッフ役に分かれてロールプレイを行うことで、実践的なコミュニケーション力を身につけていきます。
レッスンレビュー

では、「接客英語コース レストラン編」を実際に体験してみた受講レビューをお伝えします。
筆者は英語学科で異文化コミュニケーションを学び、ホームステイや英会話スクール、塾講師、家庭での英検指導など、さまざまな形で英語学習に関わってきました。
こうした経験をもとに、レッスンの内容や特徴を率直にご紹介します。
率直な感想
- 会話で役立つリアルな表現を効率よく学べる
- 店舗スタッフになりきって表現を練習できる
- 自分のお店をイメージしてロールプレイできる
実際の接客でそのまま使えるようなリアルな表現を、効率よく学べると感じました。
単語やセンテンスの確認からロールプレイへの流れもとてもスムーズで、無理なく自然とステップアップできました。
店舗スタッフになりきって会話練習するスタイルはとても新鮮で、特に「自分のお店」をイメージしながら行うロールプレイでは、自分の言葉で考えて話す練習になり、英語での表現力が少しずつ身についていくのを実感しました。
良かったところ
- 自分のお店を舞台にしてロールプレイを楽しめた
- 本当に働いているような臨場感が味わえた
- アドリブで場面を変えてくれて、自由度の高い練習ができた
自分でお店を開くことを想定してレッスンを受けるのは初めての経験で、とても新鮮で楽しかったです。
講師が「お客様役」、自分が「スタッフ役」となってロールプレイを行う形式は、まるで本当に接客しているような臨場感があり、英語を学ぶというより”演じる楽しさ”の方が印象に残りました。
また、講師がその場でアレンジしてさまざまなシチュエーションを追加してくれたことで、実際に起こりそうなやりとりにも対応できるようになり、会話の幅が大きく広がったと感じました。
接客表現だけでなく、「伝えたいことをどう英語にするか」を自然と考えるきっかけにもなり、学びの幅が広がってきたように思います。
難しかったところ
- ロールプレイ中に詰まってしまい、ドリルからおさらいした
- 日本語は最小限、基本は英語進行のため、リスニング力が必要
最初のロールプレイでは言葉に詰まってしまい、正直ちょっと戸惑いました。
ですが、講師がすぐに判断してドリルパートに戻してくれたので、語彙やフレーズをしっかり確認できて安心して続けられました。
緊張や不安もありましたが、その分、自分に足りない部分がよくわかり次へのステップにつながる良い気づきになりました。
なお、テキストには場面の解説のみ日本語で書かれていますが、実際のレッスンは基本的に英語で進むため、講師の話をしっかり聞き取る力が必要です。
こんな人におすすめ
実際に受講してみて、「接客英語コース レストラン編」は、次のような方に向いていると感じました。
- レストランやカフェなどで使える接客英語を身につけたい
- お客様と英語でスムーズにやり取りしたい
- 英語圏からの観光客や海外からのお客様と接する機会がある
- ワーキングホリデーや海外勤務を目指している
「接客英語コース レストラン編」は、レストランやカフェなどの飲食店で役立つ接客英語をしっかり身につけたい方に最適なコースです。
注文対応や会計、クレーム対応など、シーンごとに必要な英語表現を効率よく学べます。
観光客や海外からのお客様と接する機会がある方にとっても、いざというときに自信を持って対応できる英語力を養うことができるため、大変おすすめです。
さらに、将来ワーキングホリデーや海外勤務を目指している方にもぴったり。
実際の現場で即戦力としていかせる実践的なスキルが身につきます。
まとめ

「接客英語を学びたいけれど、どこから始めればいいの?」と迷っている方のために、Kiminiオンライン英会話の「接客英語コース レストラン編」を実際に受講した体験をもとに、レッスンの内容や感想をお伝えしました。
訪日外国人の数は年々増加しており、今後もその傾向は続くといわれています。
そうした中で、接客業における英語力の必要性を強く感じるようになり、今回このコースを受講することにしました。
レッスンでは、レストランやカフェ、バーなどの飲食店で実際によく使われる英語表現を、シーンごとのロールプレイを通じて丁寧に学ぶことができました。
すでに接客の仕事をしている方はもちろん、これから接客業を目指す方や、英語での接客に少しでも自信をつけたい方にもおすすめしたい、満足度の高いコースです。
気になった方は、Kiminiの「接客英語コース レストラン編」をぜひ体験してみてください!

