「小5に中学生コースは、さすがに早すぎる?」
「英検4級は中2レベルだけど、大丈夫かな?」
「ついていけなかったらどうしよう…」
子どもの英語学習をサポートしたいと思えば思うほど、選択肢が多くて、かえって悩んでしまうという方は少なくありません。
私もまさに同じ悩みに頭を抱えていました。
英語に少しずつ慣れてきた小学5年生のわが子。
そろそろ次のステップに進んでみようと思い、選んだのが、Kiminiオンライン英会話の「中学生コース2」でした。
この記事では、小5の子どもが実際に受講してみた体験をもとに、レッスンの内容、難易度、効果などを、子どものリアルな声と親の視点を交えながら、詳しくレビューしていきます。
Kimini英会話
Kiminiオンライン英会話は、80年以上の教育実績を持つ学研が運営する英会話サービスです。
長年培われた教材開発のノウハウをいかし、初心者にも分かりやすく、無理なく続けられる学習環境が整っています。
160以上の多彩なコースから、英検対策や日常英会話など、目的やレベルに合わせて選べるのが魅力です。
全国200以上の小中高校や大学など、多数の教育機関で導入されており、その実績と信頼は折り紙つき。
さらに、英語教材完全ガイド2025でベストバイ第1位を獲得し、第三者からの高い評価も人気の理由となっています。
レッスン紹介

受講コース
今回受講した「中学生コース2」は、中学2年生で学習する英文法を中心に、会話で使える単語や便利なフレーズをバランスよく学べるコースです。
中学校の学習指導要領に沿ったカリキュラムで、学校で学ぶ文法を英語で再確認し、実践的なコミュニケーション力の習得を目指します。
対象は中学2年生レベルの英語を復習したい方で、読む・聞く・書く・話すの4技能をバランス良く伸ばせる点が大きな特徴です。
レッスンの内容
「中学生コース2」のレッスンでは、中学2年生で習う大切な英文法を幅広く学びます。
be動詞の過去形や未来表現、to不定詞、助動詞must・have to、仮定法、比較級などが中心です。
「中学生コース2」の学習内容
- be動詞の過去形
- 過去進行形
- 未来を表す表現(will, be going to)
- SVOOの文
- to不定詞
- 動名詞
- 助動詞 must と have to を使った文
- 仮定法
- There is, There are の文
- 比較の文
「中学生コース2」のゴール
- 過去や未来のことについて話したり聞いたりできる
- 意志、目的、理由などを伝えられる
- ものや人がどんな風に見えるかを伝えられる
- したいことや欲しいものなどを伝えられる
- するべきこと、してはいけないことを伝えられる
- 「もし〜ならば」という仮定の話ができる
- その場にあるもの、ないものを伝えたり聞いたりできる
- 2つ以上のものや人を比較して意見を言える
レッスンは全部で46回、基礎的な文法や単語の習得からスタートし、実際の会話で使えるスピーキング力を段階的に身につけられる構成になっています。
| Lesson 1 | be動詞の過去形を使った肯定文 |
| Lesson 2 | be動詞の過去形を使った疑問文 |
| : | |
| Lesson 18 | want と like を使ったto不定詞の文 |
| : | : |
| Lesson 38 | 比較表現(1) |
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| Lesson 46 | テスト |
各レッスンでは、文法の理解に加え、会話練習やリーディングを通して実践力を養います。
定期的に理解度を確認するテストも組み込まれており、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく伸ばせるカリキュラムになっています。
レッスンの流れ
「中学生コース2」のレッスンは、7つのステップで進行し、文法の理解から実践的な会話力までを段階的に学べる構成になっています。
| 1. 始まりのあいさつ | 講師と挨拶 |
| 2. 例をみてみよう | ターゲット文法や語彙を使った短いダイアログの音読 |
| 3. 単語とフレーズ | 語彙の意味と使い方の確認 |
| 4. 発音のコツ | 発音に注意したい単語やフレーズの確認 |
| 5. キーセンテンス | 文法とキーセンテンスの確認、空所補充 |
| 6. 練習しよう | キーセンテンスを使って、イラストに合う英作文 |
| 7. 会話してみよう | レッスン以外で習った単語も使って、講師と会話練習 |
あいさつでウォームアップした後、テーマの文法やフレーズが使われたダイアログを講師と一緒に読み、使い方を確認します。
その後、関連する単語や発音のポイントを学び、「キーセンテンス」で文法をしっかり練習。
イラストを見ながら英文を作り、最後は習った表現を使って講師との会話に挑戦します。
レッスンレビュー

では、「中学生コース2」を受講してみた体験レビューをご紹介します。
今回レッスンを受けたのは、筆者の長女・小学5年生。
公立小学校に通う普通の小学生で、英語はまだまだ初級レベル。
英検5級を取得したばかりで、リスニングは比較的得意なものの、書くのは少し苦手です。
レッスン後すぐに簡単なアンケートに答えてもらい、その内容をもとにレビューをまとめました。
率直な感想
- 先生がやさしくて楽しかった。
- 知らない単語が出てきて、ちょっと難しかった。
- わかったとき、すごく嬉しかった。
最初はやや緊張した様子も見られましたが、講師の明るくフレンドリーな対応のおかげで、すぐに打ち解け、英語でのやりとりを楽しんでいる様子が印象的でした。
一方で、英検5級を取得したばかりの娘にとって、中学2年生レベルの文法や表現は少し難しかったようです。
初めて聞く言い回しも多く、理解に時間がかかる場面もあったように思います。
それでも、講師のジェスチャーやヒントに助けられながら進められたことで、「わかった!」という瞬間の喜びや達成感につながったのではないかと感じました。
楽しかったところ
- 英語で話せたこと
この短くシンプルな一言には、英語を「学ぶ」だけでなく「使う」楽しさをしっかりと実感している様子が伝わってきます。
自分の言葉で伝え、相手の反応を受け取る体験は、子どもにとって新鮮で喜びに満ちたものだったのでしょう。
普段の学習ではなかなか味わえない「英語でのキャッチボール」ができたことで、確かな手応えを感じたのだと思います。
親としては、「わからないことがあっても投げ出さずに学び続ける姿勢」や「英語でのコミュニケーションの楽しさ」を実感してもらえたことが何よりの収穫でした。
内容に挑戦しがいがあるなかで、子ども自身が「話すこと自体を楽しめた」ことは、今後の英語学習を継続するうえで大きな励みとなると感じています。
難しかったところ
- 先生の話し方が早くて、聞き取りにくかった
中学2年生向けの内容に挑戦するなかで、慣れない英語表現に加え、話すスピードも負担になったのかもしれません。
特にリスニング力がまだ十分に育っていない段階では、スピードに追いつくのが難しかったのでしょう。
慣れるまでは、子どもの意欲が下がらないよう学びやすい環境作りが必要だと感じました。
こうした経験も、リスニング力向上の一歩として前向きに捉え、少しずつ慣れていってほしいと願っています。
保護者目線での考察
保護者の視点から、「中学生コース2」の受講を特におすすめしたいのは、以下のようなお子さまです。
- 英語の成績が伸び悩んでいる
- 習った英語を「話せる英語」にしたい
- スピーキング力を高め、英語を得意科目にしたい
「中学生コース2」は、学校で習う文法や表現をしっかり理解しながら、実際の会話で使う力をバランスよく伸ばせるカリキュラムが魅力です。
英語の成績が伸び悩んでいるお子さまには、文法や表現を一つひとつ丁寧に学び直せるため、授業内容の理解が深まり、苦手克服にもつながります。
また、会話練習が豊富に組み込まれているため、「習った英語を話せるようになりたい」お子さまにも最適。
自分の言葉で伝える楽しさを感じながら、自然とスピーキング力が身につきます。
さらに、発音や言い回しのコツも学べるため、英語力全体の底上げにもなり、自信を持って英語を使えるようになるでしょう。
まとめ
小学5年生の娘が「中学生コース2」を実際に受講し、レッスンの内容や難易度、学習効果について、子どもの感想と保護者としての視点を交えてレビューしました。
受講を通して感じたのは、「中学生コース2」は単なる先取り学習ではなく、“使える英語”を身につけるための良いステップになっているということです。
小学生にとってはやや難易度の高い内容も含まれますが、丁寧な指導と会話を中心としたレッスン構成により、楽しみながら挑戦できました。
「伝わった!」「話せた!」という成功体験を重ねることで、英語への前向きな気持ちも少しずつ育まれていきました。
英語を知識としてだけでなく、”伝える力”として身につけてほしいと考えているご家庭には、「中学生コース2」は非常におすすめです。
英語に苦手意識を持たせたくない、楽しみながら自信を育ててほしい―そんな思いがあるなら、ぜひ Kimini のレッスンを体験してみてください。

