「もっと英語が話せるようになりたいけど、何をすればいいんだろう?」
「オンライン英会話って、本当に効果あるの?」
英会話に少しずつ慣れてくると、多くの人が感じるのが”次に何をすればいいのかわからない”という迷いです。
中級レベルに差し掛かると、学習の方向性が見えにくくなり、伸び悩みを感じる人も少なくありません。
私もまさに、そのモヤモヤの真っ只中にいました。
日常会話は何とかなるけれど、少し込み入った話題になると表現がうまく出てこない…。
そんな自分を変えたくて、思い切って挑戦したのがKiminiオンライン英会話「Plusコース レベル6」でした。
今回は、英語力をもう一段階引き上げたいと感じている方に向けて、私が実際に受講してみた体験をもとに、レベル6のコース内容や難易度、効果などをリアルにレビューしていきます。
Kimini英会話
Kiminiオンライン英会話は、教育業界で80年以上の実績を持つ学研グループ(株式会社Gakken)が運営するオンライン英会話サービスです。
最大の特徴は、学研が独自に開発した高品質な教材と、2,000名以上のホスピタリティに優れた講師陣による安定したレッスン。
全国の200以上の教育機関でも導入されている実績があり、その信頼性の高さも大きな魅力です。
英語力を「見える化」するスピーキングテストや、生成AIチャットボットによる学習サポート機能も用意されています。
2025年には、晋遊舎『英語教材完全ガイド』にてオンライン英会話部門【ベストバイ1位】を受賞し、ますます注目を集めています。
レッスン紹介

受講コース
今回受講した「Kimini Plusコース レベル6」は、英文法を学びながらスピーキング力を高めることを目的とした中級者向けのコースです。
中学・高校レベルの文法を日本語でわかりやすく解説した予習教材と、アウトプット重視のレッスンで「話せる英語」が身につきます。
レッスンの内容
「Kimini Plusコース レベル6」のレッスンでは、to不定詞や句動詞、未来進行形、動名詞、副詞、間接話法、助動詞、付加疑問、仮定法など、中学・高校で習う多様な英文法を幅広く学びます。
過去の習慣や出来事から、未来の予定までを話したり、詳しい情報を整理して、誰かの発言を間接的に伝えたり、提案や許可を求める表現、同意や反対の表現なども身につけられます。
「Kimini Plusコース レベル6」の学習内容
- to不定詞
- 句動詞
- 未来進行形と未来を表す受動態
- 動名詞
- 副詞
- 間接話法
- 助動詞
- 付加疑問
- 仮定法 など
「Kimini Plusコース レベル6」のゴール
- 過去の出来事、習慣について伝えられる
- 予定や規則、義務などについて伝えられる
- 未来の動作や予定について伝えたりたずねたりできる
- より詳しい情報を追加したり、整理したりしてわかりやすく伝えられる
- 誰かの発言を言い換えて間接的に伝えられる
- 提案・許可・承諾・同意・反対などの表現を用いて話ができる
- 事実に反することや起こりえないことを仮定した文を言える
レッスンは全50回、to不定詞から始まり、句動詞や動名詞、未来進行形、受動態、間接話法、助動詞、付加疑問文、仮定法など、多様な文法項目を学びながら、実践的なスピーキング力を養います。
| Lesson 1 | ask, tellを使ったto不定詞の文 |
| Lesson 2 | for+意味上の主語を伴うto不定詞の文 |
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| Lesson 24 | maybe, perhapsを文頭に使った文 |
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| Lesson 37 | there+助動詞+be |
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| Lesson 50 | 仮定法過去 |
レッスンの流れ
「Kimini Plusコース レベル6」のレッスンは、学習者一人ひとりの理解度や進捗に合わせて最適化されつつ、以下のステップで進行します。
| 1. 学習状況の確認 | これまでの学習状況の振り返り |
| 2. 語彙学習 | 予習した語彙の発音チェックや文の確認 |
| 3. ターゲット文法の確認 | ターゲット文法の確認 |
| 4. ロールプレイ | 短い会話文を黙読→音読後、ターゲット文法の使い方を確認 |
| 5. キーセンテンス | 4. で出てきた重要な文の確認 |
| 6. 文法エクササイズ1,2 | ターゲット文法を使った問題を解く |
| 7. スピーキングアクティビティ1,2 | ターゲット文法を使って話す練習 |
| 8. 講師と話してみよう | 今日学習した内容を使って、講師と自由会話 |
まず、これまでの学習状況を講師と振り返ります。
続いて、語彙の発音や例文を確認し、ターゲットの英文法をしっかりと復習。
ロールプレイでは、文法が実際の会話でどう使われるかを体験し、重要なキーセンテンスを学びます。
文法の問題を解いて理解を深めたら、スピーキングアクティビティで話す練習を重ね、最後は、学んだ内容を活かして講師と自由に会話し、実践的なコミュニケーション力を養います。
レッスンレビュー

では、「Kimini Plusコース レベル6」を実際に体験してみた受講レビューをご紹介します。
筆者は、英語学科で第二言語習得や異文化コミュニケーションを専攻し、ホームステイや英会話スクールでの学習経験、塾講師や家庭での英検指導など、さまざまな形で英語に触れてきました。
日常会話には支障がないものの、表現の幅が狭いことに課題を感じていました。
そうした経験を踏まえ、受講してみて感じた率直な感想をお伝えします。
率直な感想
- 文法内容を深く掘り下げて学べる
- 充実した練習問題で着実に力が伸びる
- 発言の機会が豊富でテンポよく進む
特に印象的だったのは、文法内容をひとつひとつ丁寧に掘り下げて学べたことです。
曖昧だった文法事項も、仕組みからしっかりと理解し直せました。
演習問題に取り組むことで理解が深まりやすく、繰り返しの練習により、着実に力が伸びていくのを実感できました。
また、発言の機会が豊富に設けられており、レッスン全体のテンポが良く、沈黙や待ち時間がほとんどなかった点もよかったですね。
良かったところ
- 積極的にアウトプットできる環境が整っていた
- 受け身にならず発言できて達成感が得られた
- 理解と実践がセットになっていて効率が良い
積極的に発言できる機会が豊富で、アウトプットしやすい環境が整っていると感じました。
講師がタイミングよく声をかけてくれたので、躊躇せずに話せる雰囲気があり、自分から発言する姿勢が身につきました。
ただ受け身で答えるのではなく、自分の言葉で考えて伝える場面が多く、表現力を鍛える良いトレーニングにもなったと思います。
文法の説明と会話の練習がうまく組み合わされていたので、理解した内容が記憶に残りやすく、効率的にスピーキング力を高められました。
難しかったところ
- 文法の基礎がしっかり身についていることが前提
- ある程度のリスニング力とスピーキング力が必要
本コースは、Kiminiレベル6で、文法の基礎がしっかりと身についていることが前提となっています。
そのため、簡単な会話が成立するレベルのリスニング力とスピーキング力も必要です。
こうした基盤があることで、スムーズに学習内容を理解し、自信を持って発話に挑戦できるため、中級者にとって最適なコースといえるでしょう。
こんな人におすすめ
実際に受講してみて、「Kimini Plusコース レベル6」は、次のような方に向いていると感じました。
- 英語の基礎からしっかり学び直したい
- 文法を丁寧に理解しながら、会話力も同時に伸ばしたい
- 英語スキルに伸び悩み、何から勉強したらいいかわからない
「Kimini Plusコース レベル6」は、英語の基礎からしっかり学び直したい方に特におすすめです。文法の基礎を丁寧に確認しながら進めるため、抜けやすい部分までしっかり補強できます。
また、文法の理解を深めつつ、同時に会話力も伸ばしたい方にも最適です。学んだ知識を実際の会話で使う練習が豊富に用意されているため、習った内容をすぐにアウトプットできます。
加えて、英語力の伸び悩みを感じていて、どこから手をつければよいか分からない方にもぴったりです。
計画的に学べるカリキュラムが用意されているため、効率よく実力アップが図れます。
まとめ
英語力をさらにレベルアップさせたいと考えている方のために、実際に「Kimini Plusコース レベル6」を体験した感想をもとに、その内容や難易度、効果について詳しくレビューしました。
「Kimini Plusコース レベル6」は、基礎をしっかり押さえつつ、実践的な会話力をバランスよく伸ばせるため、中級者のステップアップに最適なコースだと感じています。
特に、文法の理解とスピーキングのアウトプットが連動している点が効果的で、学習の定着を実感しやすいのが魅力です。
ある程度の基礎力が必要とされますが、心配な方は、一つ前のコースから基礎固めをしてから挑戦するとより効果を感じられるでしょう。
効率的に英語力を強化したい中級者の方は、ぜひこのレビューを参考に「Kimini Plusコース レベル6」を体験してみてはいかがでしょうか。

