ダンサーは、振付の習得、身体表現、音楽とのシンクロ、立ち位置の確認、ステージでの演出対応など、多くの要素を組み合わせてパフォーマンスを作り上げる仕事です。
国内外のダンスイベント、ワークショップ、舞台公演などでは、振付師・ダンスディレクター・音響スタッフとの英語でのコミュニケーションが求められる場面も増えています。
この記事では、ダンサーが現場で使える英単語、シーン別フレーズ、そして実践的なロールプレイ会話をご紹介します。海外公演や国際プロジェクトで自信を持って英語を使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
ダンサーに役立つ英単語

ここでは「動き・テクニック」「振付・演出」「リハーサル・舞台進行」の3つのカテゴリに分けて、ダンサーがよく使う英語を紹介します。
カタカナ読みも添えているので、声に出して練習してみましょう。
動き・テクニックに関する単語
- choreography(コレオグラフィー):振付
- routine(ルーティーン):ダンスルーティン
- footwork(フットワーク):足の運び
- posture(ポスチャー):姿勢
- balance(バランス):体の安定
【ピックアップ単語】
posture
the position in which you hold your body when standing or sitting
立ったり座ったりするときに体を保持する位置。
振付・演出に関する単語
- formation(フォーメーション):立ち位置・隊形
- transition(トランジション):動きと動きのつなぎ
- tempo(テンポ):音楽の速さ
- expression(エクスプレッション):表現・感情
- spotlight(スポットライト):照明のピンスポット
【ピックアップ単語】
transition
the process or a period of changing from one state or condition to another
ある状態や条件から別の状態や条件へ変わる過程、またはその期間。
リハーサル・舞台進行に関する単語
- rehearsal(リハーサル):練習・通し
- cue(キュー):合図
- stage left/right(ステージレフト/ステージライト):舞台の左・右
- timing(タイミング):動きの合わせ
- director(ディレクター):演出家
【ピックアップ単語】
cue
an action or event that is a signal for somebody to do something
誰かが何かを行うための合図となる行動または出来事。
ダンサーが使える英語フレーズ

ここでは、リハーサル中、振付説明、音楽合わせ、舞台進行の確認など、現場でよく使う表現をシーン別にまとめました。
いきなり全部覚えようとせず、まずは使いやすいフレーズからマスターしていきましょう。
振付について説明するフレーズ
I’m practicing the choreography for the next section.
(次のセクションの振付を練習しています。)
This transition needs to be smoother.
(このつなぎをもっと滑らかにする必要があります。)
Let’s match our timing on the last move.
(最後の動きのタイミングを合わせましょう。)
動き・表現を説明するフレーズ
Keep your posture straight for this part.
(この部分は姿勢をまっすぐに保ってください。)
The expression should be more energetic here.
(ここはもっとエネルギッシュな表現にしてください。)
Try to relax your shoulders.
(肩の力を抜いてみてください。)
リハーサルで使うフレーズ
Could you check my position in the formation?
(フォーメーションの立ち位置を確認してもらえますか?)
Let’s run the routine from the beginning.
(最初からルーティンを通してみましょう。)
I’ll wait for your cue before moving.
(動き出す前にあなたの合図を待ちます。)
音楽・ステージ進行のフレーズ
Is the tempo okay for everyone?
(このテンポで大丈夫ですか?)
We need to adjust the lighting for this scene.
(このシーンの照明を調整する必要があります。)
Let’s confirm the stage directions before the performance.
(本番前にステージ上の動きを確認しましょう。)
ダンサーの実践的な英会話ロールプレイ
ここでは、ダンス現場でよくある3つのシーンを想定したロールプレイ会話をご紹介します。
ぜひ、ダンサー役と振付師・ディレクター役に分かれて練習してみてください。
パターン1:振付の確認をする
Can you check my timing in this part?
この部分の私のタイミングを確認してもらえますか?
Sure. It’s good, but the transition could be smoother.
もちろん。良いですが、つなぎをもう少し滑らかにした方がいいですね。
Got it. I’ll work on that.
わかりました。そこを改善します。
Great. It will help the overall flow of the routine.
その方がルーティン全体の流れが良くなりますね。
パターン2:フォーメーションの相談
Is my position correct for this formation?
このフォーメーションの立ち位置は合っていますか?
Almost. Please move a little to stage left.
ほぼ合っていますが、少しステージ左に動いてください。
Okay, like this?
わかりました。こんな感じですか?
Yes, perfect. Now the balance looks better.
はい、完璧です。全体のバランスが良くなりました。
パターン3:本番前の最終確認
Do we start on the music cue or the lighting cue?
音楽のキューで始めますか?それとも照明のキューですか?
Music cue. The spotlight comes after eight counts.
音楽のキューです。スポットライトは8カウント後に入ります。
Got it. I’ll wait for the cue.
了解です。合図を待ちます。
Perfect. Let’s give it our best.
よし、最高のパフォーマンスにしましょう。
まとめ
今回は、ダンサーの現場で役立つ英単語・フレーズ・ロールプレイ会話をご紹介しました。
リハーサルでの調整や振付師とのコミュニケーションを英語で行えるようになると、海外ワークショップや国際公演でもスムーズに連携できるようになります。
今回の内容を参考に、日々の練習や舞台準備の中で、少しずつ英語の表現を取り入れてみてください。
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