ビジネスの場では、初めての相手に英語で連絡を取る機会が少なくありません。
「失礼にならないかな?」「書き出しはこれで合っている?」と、最初の一文に悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
英語のビジネスメールでは、最初の挨拶と自己紹介が第一印象を大きく左右します。少しの工夫で、丁寧さや信頼感を自然に伝えることができます。

この記事では、初回連絡の英文メール・メッセージ(「Slack・Chatwork・Teamsなどのビジネスチャット」で使う短い英語メッセージ)の書き方を、件名・書き出し・自己紹介の順にわかりやすく解説します。

初回連絡の件名

初回連絡の件名

初めて送るメールでは、件名が重要です。誰から、何の用件で届いたメールなのかが一目で分かる件名を意識するとよいでしょう。

件名のポイント

  • 名前・会社名・目的を簡潔に入れる
  • 長くしすぎず、具体的に

Introduction: Alex Brown from ABC Solutions
(紹介: ABC Solutions社のアレックス・ブラウンです)

Meeting Request regarding Project X – Alex Brown
(プロジェクトXに関する打ち合わせのお願い-アレックス・ブラウン)

Inquiry about your services – ABC Solutions
(貴社サービスに関するお問い合わせ-ABC Solutions社)

Referred by Ms. Tanaka – New Project Discussion
(田中様のご紹介|新規プロジェクトのご相談)

件名が分かりやすいだけで、開封率も返信率もぐっと上がります。

初回メールの書き出しのフレーズ

初めての相手へのメールでは、書き出しがそのまま第一印象になります。丁寧さとわかりやすさを意識したフレーズ選びが、信頼関係づくりの第一歩です。

英語メールに「初めまして」はどう書く?

英語には日本語の「初めまして」に完全に一致する定型表現はありません。そのため、状況に合った導入フレーズを選ぶことが大切です。

▼自然な表現

Nice to e-meet you. My name is Emily Carter from ABC Solutions.
(はじめまして。ABC Solutionsのエミリー・カーターと申します。)

※「e-meet」はメールやオンラインでの初対面に使える便利な表現です。

▼よりフォーマルな表現

It’s a pleasure to meet you via email. My name is Emily Carter, and I work at ABC Solutions.
(メールにてご挨拶でき光栄です。ABC Solutionsのエミリー・カーターと申します。)

▼万能で使いやすい定番フレーズ

I hope this email finds you well. My name is Emily Carter, and I am reaching out regarding Project X.
(お元気でお過ごしのことと思います。プロジェクトXについてご連絡いたしました。)

この表現は初回・継続どちらにも使える、非常に汎用性の高いフレーズです。

Aさん
When sending an email for the first time, what should you be careful about?
訳)初めてメールを送る場合、気を付けることは何ですか?
Bさん
Using an appropriate phrase equivalent to “Nice to meet you” along with a brief, clear self-introduction is key to making a good first impression.
訳)「はじめまして」にあたるフレーズと簡潔な自己紹介を書くことが、第一印象を良くするポイントですよ。

自己紹介のフレーズ

自己紹介のフレーズ

初回連絡では、簡潔で分かりやすい自己紹介(self‐introduction)が好印象につながります。
長い経歴説明は不要です。名前、会社名、場合によって部署名を入れると丁寧です。

self‐introduction-Weblio

▼基本の自己紹介

My name is Emily Carter, and I am a marketing manager at ABC Solutions.
(ABC Solutionsでマーケティングマネージャーをしております、エミリー・カーターです。)

I am writing to you on behalf of ABC Solutions, where I work as a project coordinator.
(ABC Solutionsのプロジェクトコーディネーターとしてご連絡しています。)

「初めてご連絡します」を伝える表現

I am writing to introduce myself and to discuss a potential collaboration.
(自己紹介と、協業の可能性についてご連絡しました。)

This is my first time reaching out to you regarding this matter.
(本件について、初めてご連絡差し上げます。)

紹介を受けた場合の表現

I was referred to you by Mr. Suzuki and wanted to reach out regarding your services.
(鈴木様からご紹介いただき、貴社サービスについてご連絡しました。)

Ms. Tanaka suggested that I contact you about this project.
(田中様から、このプロジェクトについてご連絡するよう勧められました。)

紹介者の名前を出すことで、相手に安心感を与えられます。

興味・関心をきっかけにした連絡

I am reaching out as I am interested in your company’s solutions.
(貴社のソリューションに興味があり、ご連絡しました。)

I recently came across your website and found your services very impressive.
(最近貴社のウェブサイトを拝見し、サービスに大変興味を持ちました。)

英語ビジネスメッセージ(チャット)の場合

ビジネスチャットでは、メールよりも少しカジュアルでOKですが、初対面では丁寧さを意識しましょう。

▼初回挨拶

Hello! Nice to meet you.
(こんにちは。はじめまして。)

▼自己紹介

I’m Emily from ABC Solutions. Thank you for your time today.
(ABC Solutionsのエミリーです。本日はありがとうございます。)

チャットでは短く、相手の返信を待つのがスマートです。

まとめ

英語での初回連絡では、件名・書き出し・自己紹介の工夫が必要です。相手との関係性やシーンに合った表現を選ぶことで、丁寧で信頼感のある印象を与えられます。

まずは使いやすい定番フレーズから取り入れて、英語でのコミュニケーションを楽しんでいきましょう。

▼Kimini英会話の法人向けプランについて詳しくはこちら

author avatar
anna 英語教育コンテンツライター / English Education Content Writer
新聞記者としての取材・執筆経験を経て、英語教育分野を中心に活動するライター。英文学専攻および国際交流経験を活かし、英語学習や異文化理解に関する情報を発信している。