ビジネスシーンでは、判断に迷ったときや第三者の意見を求めたいときなど、「相談」を切り出す場面が少なからずあります。相談するときには、まず相手の時間と立場に配慮する一言がとても重要です。

いきなり本題に入るのではなく、「今、相談しても大丈夫か」「少し時間をもらえるか」を確認することで、相手に安心感を与え、建設的なやり取りにつながります。
本記事では、英語ビジネスメールやメッセージ(Slack・Teams・Chatworkなどのビジネスチャットで使う短い英文)で相談を切り出す際の注意点と、すぐ使えるフレーズをシーン別に紹介します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 英語で相談を切り出す際は、まず相手の時間や都合に配慮する表現を入れることが重要です。
  • I would like to consult with you about ~ や Could I have a moment to discuss ~? など、丁寧に相談を始める定番フレーズが実務でよく使われます。
  • 相談メールでは、件名で目的を明確にし、簡潔に背景と相談内容を伝えることで、スムーズなやり取りにつながります。

相談を切り出すときの注意点

相談を切り出すときの注意点

英語で相談を始める際は、「切り出し方」が印象を左右します。相手の時間や状況に配慮し目的を明確に伝えることが、スムーズな相談への第一歩です。

件名で目的がわかるようにする

メールの場合、件名で「相談であること」がわかると、相手も心構えができます。

Request for Advice on Next Steps
(今後の進め方についてのご相談)

相手への配慮を最優先に

相談をする際には、相談内容に入る前に「今、話しても大丈夫か」を確認する表現がよく使われます。これはビジネスマナーとしても重要です。

相談を切り出すときによく使うフレーズ

「ご了承ください」を英語で伝える

相談を切り出す定番フレーズを知っておくと、英文作成のハードルが一気に下がります。まずは「相談したい意図」を簡潔に伝える表現から押さえましょう。

I would like to consult with you about ~.

~についてご相談させていただきたく存じます。

I would like to consult with you about the next phase of the project.
次のプロジェクトフェーズについてご相談させてください。

I would like to talk to you about something.

ご相談させていただきたいことがございます。
やや柔らかく、幅広い場面で使える表現です。

I would like to talk to you about something.
It relates to a point we discussed during our last meeting.
少しお話ししたいことがございます。
先日の打ち合わせで話題に出た点についてです。

I would like to take some time to consult with you.

ご相談のお時間をいただきたく存じます。

I’m writing to ask if I could take some time to consult with you this week.
今週、ご相談のお時間をいただけるかご連絡いたしました。

I have two matters to discuss.

ご相談事項が2点ございます。

I have two matters to discuss: the schedule and the budget allocation.
2点ご相談があります。スケジュールと予算配分についてです。

少し踏み込んだ丁寧表現

If you don’t mind, I have a matter I’d like to discuss with you.
差し支えなければ、ご相談させていただきたいことがございます。

Could I have a moment to discuss ~ with you?
~についてご相談のため、少しお時間をいただけますでしょうか。

その他の使えるフレーズ

英文ビジネスメール・メッセージで決定報告をするには? 決定事項を正確・丁寧に共有する英語フレーズ集
Businessman Making Right Decision. Checklist concept, Businessman checking mark on check boxes. businessman ticking check box. man ticks square checkbox. Checklist concept, copy space. banner, grey

相談を切り出す際は、目的と相手への配慮を簡潔に伝えることが重要です。ここでは、状況に応じて使い分けられる丁寧な定番フレーズを、具体的なメール例とともに紹介します。

I would appreciate an opportunity to consult with you regarding ~.
~についてご相談させていただく機会をいただければ幸いです。

I would appreciate an opportunity to consult with you regarding the proposed marketing strategy for the upcoming quarter.
ご相談したい新しいマーケティング施策について、お時間をいただければ幸いです。

I’m facing a challenge with ~ and would like to seek your guidance.
~で課題に直面しており、ご助言をいただきたいと考えています。

I’m facing a challenge with coordinating across departments and would like to seek your guidance on how to proceed.
部署間調整で課題があり、進め方についてご相談させていただきたいと考えています。

I was wondering if you could help me with ~.
~についてご相談に乗っていただけますでしょうか。

I was wondering if you could help me with preparing the data for tomorrow’s client meeting.
明日の顧客ミーティング用のデータ準備について、ご相談にのっていただけますでしょうか。

Would you mind if I asked you a question?
ご質問してもよろしいでしょうか。

Would you mind if I asked you a question regarding the invoicing process for this project?
本案件の請求手続きについて、ひとつご質問してもよろしいでしょうか。

invoice=「to write or send somebody a bill for work you have done or goods you have provided」(Oxford Learners Dictionaries

I would appreciate your input on ~.
~についてご意見をいただけると助かります。

I would appreciate your input on the draft proposal before we share it with the client.
クライアントに共有する前に、提案書案へのご意見をいただけると助かります。

draft=「a rough written version of something that is not yet in its final form」(Oxford Learners Dictionaries

英語ビジネスメッセージ(チャット)の場合

チャットではメールよりスピード感と簡潔さが求められますが、いきなり本題に入らない配慮は同じです。
短い一文で「今、相談してもよいか」を確認することで、相手に心理的な余裕を与えられます。

Hi Mark, hope you’re having a good day.
I’d appreciate your input on one point related to the delivery schedule. Please let me know when it’s convenient for you.

マーク様、お世話になっております。
納期に関して一点ご相談したく、ご意見をいただければ幸いです。ご都合のよいタイミングをお知らせいただけますか。

まとめ

英語で相談を切り出す際は、内容もさることながら「相手への配慮」が重要です。まずは時間をつくってもらえるか確認し、目的を簡潔に伝えることで、スムーズで前向きなやり取りにつながります。
定型フレーズをいくつか身につけておけば、英語での相談もしやすくなります。実務の中で、ぜひ少しずつ使ってみてください。

▼Kimini英会話の法人向けプランについて詳しくはこちら

author avatar
anna 英語教育コンテンツライター / English Education Content Writer
新聞記者としての取材・執筆経験を経て、英語教育分野を中心に活動するライター。英文学専攻および国際交流経験を活かし、英語学習や異文化理解に関する情報を発信している。