「ESAT-Jの判定ってどれくらいすごいの?」
「A判定やB判定はどのレベルですか?」
ESAT-J(東京都中学校英語スピーキングテスト)は、結果がA〜Fの6段階評価で示されます。
しかし、この評価がどのくらいのレベルなのか分かりにくいと感じている保護者も多いのではないでしょうか。
実際、指導していると
「A評価ってどれくらいすごいんですか?」
「B評価でも大丈夫なんですか?」
といった質問をよく受けます。
また、ESAT-Jはスピーキングテストのため、筆記試験の英語力とは別の力が求められます。
英語のテストが得意な生徒でも緊張して話せなくなることがあれば、逆に英語が苦手な生徒でも練習を重ねて高評価を取るケースもあります。
この記事では、現役講師としてESAT-J対策をしてきた経験をもとに、
- ESAT-Jの判定基準
- A・B・C判定のレベル
- 各判定の解答例
を分かりやすく解説します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- ESAT-JはA〜Fの6段階評価で、内容・文法・語彙・発音・流暢さの観点から総合的にスピーキング力が判断される。
- A評価は文法や時制を正しく使いながらスムーズに話せるレベル、B評価は多少ミスがあっても伝わるレベル、C評価は文が崩れやすい段階。
- ESAT-Jの評価は練習量によって大きく伸びるため、音読やスピーキング練習を継続することでA評価も十分目指せる。
ESAT-J判定の基準|A〜F評価の違い

ESAT-Jの結果は、A〜Fの6段階で次の観点で採点されます。
- 内容(質問に答えているか)
- 文法(語順や時制)
- 語彙(使える単語の幅)
- 発音
- 流暢さ
つまり、英語をどれだけ正確に、自然に話せるかが総合的に評価される仕組みです。
実際に指導した生徒の判定分布は次のようになりました。
- A評価:5人
- B評価:8人
- C評価:2人
このように、B評価が最も多く、A評価はクラスの上位層という印象があります。
保護者の方の中には、「ESAT-Jはかなり難しい試験なのでは?」と心配する方もいますが、実際には正しい練習をすればBやAは十分狙える試験です。
ESAT-J A判定|A評価を取る生徒の英語力

ESAT-JのA判定は、スピーキング能力が高い生徒に与えられる評価です。
指導してきた経験では、A評価を取る生徒には次の特徴があります。
- 主語と動詞の文でしっかり答えられる
- 語順が正確
- 過去形や三単現のsが自然に使える
- 英語らしい発音で話せる
つまり、中学英語の基本文法を使いこなしながら自然に話せる状態です。
特に重要なのは次の3つです。
- 主語+動詞で文章を作る
- 時制を正しく使う
- スムーズに話す
ESAT-Jでは、難しい英語を使う必要はありません。むしろ、簡単な英文を正確に話せることが高評価につながります。
また、A評価を取りやすい生徒には共通点があります。
それは、
- 英検の面接練習をしていた
- 音読練習を毎日続けていた
- 対面でスピーキング練習をしていた
という点です。
実際に、英語が得意とは言えない生徒でも、この練習を繰り返すことで、A評価を取れたケースもありました。
保護者の方の中には、結果を見て「うちの子、英語が苦手だと思っていたのにAなんですか?」と驚く方もいます。
ESAT-Jは、正しい練習をすれば評価を伸ばしやすい試験です。
A判定の採点基準
採点基準の特徴は次の通りです。
- 質問に対して適切に答えている
- 文法のミスが少ない
- 発音が聞き取りやすい
- 流暢に話せている
多少のミスがあっても、内容が明確でスムーズに話せていれば高評価になります。
A判定の模範解答(パートA〜D)
パートA(音読)
The boy is reading a book in the library.
He likes reading stories about animals.
パートB(質問に答える)
What do you usually do after school?
ー I play soccer after school.
ー I practice with my friends every day.
パートC(4コマ説明)
Last week, I went to the music room.
My friend was playing the piano there.
So I started singing a song.
Then other students came and we sang together.
パートD(意見)
I think we should plant more trees in our town because trees make the town beautiful.
For example, people can relax in parks.
ESAT-J B判定|B評価はどのくらいのレベル?

ESAT-Jで最も多い評価がB判定です。
実際指導した生徒でも、クラスの中で一番多いのはB評価です。
保護者の方の中には、B評価を見ると
「Aじゃないとダメなのでは?」
「Bは普通なの?」
と心配される方もいますが、B評価は十分良い評価です。
実際、ESAT-Jの平均はB評価と言われており、Bを取れていればしっかり英語で話せているレベルと言えます。
現場でも、結果を見た保護者が「うちの子英語苦手だと思っていたんですが、B行けるんですね。」と驚くケースはよくあります。
B判定の採点基準
B評価の生徒の特徴は次の通りです。
- 文章で答えられている
- 多少の文法ミスがある
- 発音がカタカナ発音気味
- ときどき単語のみの回答になる
つまり、基本的には英語で答えられているが、完成度がやや不安定という状態です。
例えば、
- 語順が少し崩れる
- 時制がずれる
- 発音が日本語っぽい
といったミスがあっても、内容が伝わればB評価になることが多いです。
B判定の解答例
パートB(質問)
What do you usually do after school?
I play soccer.
I practice with (my) friends.
(本来はmy friendsだが、myが抜けてしまう)
パートC(4コマ説明)
Last week I went to the park.
My friend play soccer.
(friendsのsやplayedの過去形が抜けてしまう)
So I joined the game.
We played together.
(Thenなどの接続詞がない)
パートD(意見)
I think we (should) clean our town.
Because it important.
(本来はit isとしたいがisが抜ける)
このように、
- 文章で答えている
- 内容が伝わる
という状態であれば、B評価になる可能性が高いです。
ESAT-J C判定|C評価の生徒の特徴

C判定は、英語で話そうとしているが途中で崩れてしまう状態です。
指導していると、C評価になりやすい生徒には次の共通点があります。
- 途中で止まってしまう
- 文章が崩れる
- 時制が現在形しか使えない
- 単語だけで答える
例えば、
I… yesterday… park… friend…
のように、単語の羅列になってしまうケースです。
また、質問は理解しているのに「英語でどう言えばいいか分からない」という状態になり、沈黙してしまう生徒もいます。
ただし、C評価は決して珍しい評価ではありません。
スピーキングに慣れていない場合、最初はC評価からスタートすることもよくあります。
C判定の採点基準
C評価の特徴は次の通りです。
- 質問に対する回答が不完全
- 文が崩れている
- 語順が乱れている
- 発話が途中で止まる
つまり、英語を話そうとしているが文として成立していない部分がある状態です。
C判定の模範解答
パートA(音読)
単語ごとに発音しスムーズさに欠ける
パートB(質問)
What do you do after school?
Soccer.
パートC(4コマ説明)
Boy… play soccer… park… friend…
パートD(意見)
I think… good.
このように、文として成立していない場合は評価が下がります。
ただし、C評価の生徒も
- 音読練習
- スピーキング練習
を続けることで、B評価やA評価に上がるケースは非常に多いです。
まとめ|ESAT-Jの判定は対策で大きく変わる
ESAT-Jの判定は、練習量によって大きく変わる試験です。
実際にA評価を取った生徒の多くは、
- 音読練習を毎日続けた
- 英検面接対策を行った
- 対面でスピーキング練習をした
という共通点があります。
保護者の方には、「ESAT-Jは対策すればA評価も十分目指せる試験」であることを知っていただきたいと思います。
最近では、ESAT-J対策としてオンライン英会話を活用する生徒も増えています。
Kimini英会話のようなオンライン英会話では、質問に答える練習や発音のチェック、スピーキングのフィードバックを受けることができます。
ESAT-Jは、英語を話す経験を積んだ生徒ほど評価が伸びやすい試験です。
正しい練習を続けて、A評価を目指していきましょう。

