「幼児向けオンライン英会話って、結局どんなことをするんですか?」

保護者の方から、よく聞かれる質問です。特に3〜6歳くらいのお子さんの場合、「英会話」と言っても、大人のレッスンとは違います。文法を学ぶというより、「英語でやり取りすることに慣れる」が中心になります。そのため、実際のレッスンでは、子どもがどれだけ笑っていたか、どれだけ自然に反応していたかのほうが大事だと感じています。

私はこれまでバイリンガル保育の現場で長く子どもたちと関わり、自宅でも複数のオンライン英会話を試してきました。その中でもKimini英会話の幼児コースは、 “家庭で続けやすい幼児英語”を意識して作られているサービスだと思いました。

今回は、Kimini英会話の幼児コースで、レッスン中にどんなやり取りがあったのかを、できるだけ具体的にお伝えします。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • Kimini英会話の幼児コースは、「英語を勉強する」より「英語で楽しくやり取りする」ことを重視したレッスン内容だった。
  • 歌・イラスト・ジェスチャーを使いながら、同じ単語を繰り返し自然に触れさせる進め方で、幼児でも飽きにくい工夫がされていた。
  • 講師が子どもの小さな成功体験を丁寧に褒めてくれるため、「またやりたい」という前向きな気持ちにつながりやすかった。

予習は軽いイントロダクション

予習、というと「テストされるのだろうか?だったら絶対やらなきゃ」と思って臨みましたが、幼児コースの予習はほとんどが「歌」や「イラストを見る」程度の軽いものでした。

これが思っていた以上に効果的で、子どものレッスンへの期待が高まり、緊張をほぐしてくれるものになり、本番で「これさっき見たね!」と嬉しそうに反応していました。

レッスン前に一度見ていたことで、「これ知ってる!」と子どもが安心していたのが印象的でした。幼児が緊張しすぎないように、入り口をとてもやわらかく作っているんだなと感じました。

最初は“英語に慣れる時間”から始まった

レッスンが始まると、講師が明るく手を振りながらゆっくり話しかけてくれます。いきなり教材に入るというより、”Hello!” と明るく話しかけてくれたり、”How are you?” とゆっくり聞いてくれたりして、 空気作りから始まる印象でした。

初回は、子どもがすこし緊張していて、私の後ろに隠れてしまいました。すると講師は無理に質問を続けるのではなく、「手を振れるかな?」「ママはどこかな?」というように、遊びに近いやり取りへ自然に切り替えてくれたんです。

幼児向けオンライン英会話では、この“最初の空気作り”がとても大事だと感じています。Kiminiの講師は、子どもが固まっている時に急かさない先生が多く、安心感がありました。

レッスンではイラストを使った質問が次々に出てくる

レッスン中は、画面にイラストが表示され、それについて講師が質問していく流れが中心でした。

たとえば動物のレッスンでは、犬や猫、ライオンなどが順番に表示されます。講師は”What is it?”と聞きながら、一緒に発音したり、” Where is the dog?”と画面を指差させたりします。

子どもが答えに迷っても、講師がすぐに優しくフォローしてくれるので、沈黙が長くなりませんでした。幼児は「分からない時間」が続くと一気に集中が切れますが、Kiminiのレッスンはテンポが止まりにくかったです。

また、単語を一度言って終わりではなく、色や数を絡めながら何度も繰り返します。犬のイラストなら、” What color is it?”と聞かれたあとに、” How many dogs are there?” と少しずつ質問を広げていくので、自然に英語を聞く量が増えていきます。

この“同じ単語を少しずつ形を変えて繰り返す”進め方は、幼児向けとしてとてもやりやすそうでした。

歌の時間は“英語レッスン”というより遊びに近かった

Kimini英会話の幼児コースでは、歌もよく使われていました。

ただ、静かに歌を聞くというより、講師が体を大きく動かしながら進めるので、子どももつられて動きたくなる雰囲気があります。

たとえば体のパーツを覚える歌では、講師が「nose」や「head」を言うたびに、自分の顔や頭を指差して見せてくれます。途中で”Can you jump?” ” Clap your hands!”という動作も入り、子どもは歌というよりゲーム感覚で参加していました。

うちの子は、最初は英語を話すというより、先生の動きを真似することに夢中でした。でも何回か受けるうちに、歌の中で何度も出てくる単語だけは自然に口から出るようになっていました。

幼児英語は、「勉強した」より、「楽しかった」が先に残ることが多いです。 Kiminiは、その流れを意識している印象でした。

教材画面は“幼児が見やすいシンプルさ”だった

教材は、とてもシンプルです。

情報量が多すぎず、イラストもはっきりしていて、幼児でも画面を追いやすい構成でした。

以前、別のオンライン英会話を試した時、背景が派手すぎたり、文字量が多かったりして、子どもが途中から画面を見なくなったことがあります。その点、Kiminiの教材は「今どこを見ればいいか」が分かりやすかったです。

果物のレッスンでは、リンゴ、バナナ、オレンジなどが順番に大きく表示され、講師がテンポよく質問を重ねていきます。” Which one is the banana?” ” Do you see an orange?というやり取りを何度も繰り返すので、幼児でも参加しやすそうでした。

派手なアニメーションで引きつけるというより、「迷わせない」ことを優先している教材だと感じました。

講師が“親も一緒に参加しやすい空気”を作ってくれた

幼児レッスンでは、親の関わり方も大きいです。

Kiminiの講師は、子どもだけで進めようとするのではなく、自然に親も巻き込んでくれました。

子どもが黙ってしまうと、「一緒に言ってみましょうか」と保護者へ声をかけてくれることがあります。親が横で少しリアクションすると、子どもが安心して急に声を出し始める場面も多かったです。

うちでも、親が先に色を答えたり、一緒に手遊びを始めると、子どもの集中が戻ることがよくありました。

逆に、完全に一人で受けさせようとすると、幼児の場合は途中で飽きやすい印象もありました。このあたりは、 “家庭で親子一緒に受ける前提”がよく考えられているサービスだと思います。

小さな成功体験を積ませるのが上手だった

子どもが感じた「やさしい」「わかりやすい」の正体

Kimini英会話の幼児コースで感じたのは、「できた」を細かく作るのがうまいことでした。

幼児は、「長い文章を話せた」より、「先生が笑ってくれた」「褒めてもらえた」のほうが記憶に残ります。

Kiminiの講師は、子どもが一単語でも言えたらすぐに大きく反応してくれます。「上手に言えたね」「すごいね」と何度もリアクションを返してくれるので、子どもがだんだん得意そうな顔になっていくんです。

この積み重ねがあるので、「またやりたい」に繋がっているんだろうなと思いました。

幼児オンライン英会話は、短期間でペラペラになるものではありません。でも、「英語って怖くない」「先生と話すの楽しい」が育つだけでも、最初の一歩としては十分大きいと私は感じています。

まとめ

Kimini英会話の幼児コースは、親子で肩の力を抜いて、「英語って楽しいね」を積み重ねやすいレッスンでした。

まず英語を楽しめるところからスタートしたい家庭に、合いやすいサービスだと思います。

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lily 子ども英語教育講師・保育士 / Early Childhood English Educator
英会話講師・保育士として活動し、インターナショナルスクールを10年間経営。独学で英語を習得し、幼児英語教育の現場で長年指導に携わる。シンガポールをはじめ各国で幼児教育を研究し、「生きた英語」を重視した指導を実践している。