子どもに英語を習わせたいと思って調べ始めると、英会話教室やオンライン英会話、通信教材など、たくさんの方法がありますね。
料金や教材、先生、レッスン回数など、比較したいポイントもいっぱい。
条件を見れば見るほど、「結局、何を基準に選べばいいのだろう」と迷ってしまいませんか?
わが家でも、息子に英会話を習わせようと思ったときは、何を基準に選べばよいのか悩みました。
当時は教材やレッスン内容を中心に見ていましたが、実際に通わせてみると、それだけではわからないこともたくさんありました。
今回は、わが家の経験を振り返りながら、子どもの英語学習サービスを選ぶときに確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 子どもの英語学習サービス選びでは、年齢だけでなく「今できることと少し頑張ればできること」の間から始められるかを見極めることが大切。
- 教材やカリキュラム通りに進めるだけでなく、子どもの様子に合わせて先生が調整してくれるかどうかも、続けやすさを左右する重要なポイント。
- 家庭の生活リズムに無理がないか、子どもが無理をしていないかを見極めつつ、困ったときに相談・調整できる環境があると長く続けやすい。
子どものレベルに合っているか

まず確認したいのは、子どもの今の英語力に合っているかどうかです。
同じ年齢でも、それまでに英語に触れてきた時間や得意なことは異なります。
アルファベットを覚え始めたばかりの子もいれば、英単語をある程度知っている子、簡単な会話なら聞き取れる子もいるでしょう。
わが家の息子が英会話を始めたのは小学4年生のころ。
それまで英語にまったく触れていなかったわけではありませんが、英会話についてはほぼ初心者です。
私はもともと英語が好きだったこともあり、せっかく習うなら、内容が充実している教材や、しっかり学べるコースのほうがよいのではないかと考えていました。
けれど、息子はどちらかというと、何でもどんどん進めていくタイプではなく、新しいことにも、自分のペースで少しずつ慣れていく子です。
今振り返ると、最初から内容の多さや充実度を求めるよりも、「これならできそう」と思えるくらいの量から始めたほうが、息子には合っていたのだと思います。
初心者の場合、いきなり難しい内容に取り組むと、「わからない」が続いてしまうことがあります。
一方で、簡単すぎる内容ばかりでも、子どもによっては物足りなく感じるかもしれません。
年齢だけでコースを決めるのではなく、その子が今できることと、少し頑張ればできそうなことの間くらいから始められると安心ですね。
体験レッスンやレベルチェックがある場合は、実際に受けてみるのがおすすめです。
親から見た印象だけではなく、先生から見た子どものレベルを知る機会にもなります。
先生が子どもに合わせてくれるか
英語学習サービスを選ぶとき、先生の経歴や英語力が気になる方も多いと思います。
もちろん、それらも大切です。
ただ、わが家で実際に通わせてみて感じたのは、子どもの様子を見ながら対応を変えてくれるかどうかも、とても大切だということでした。
息子が通っていた英会話では、宿題が比較的多く出ていました。
英会話の宿題だけならよいのですが、小学生には学校の宿題もあります。
ほかの予定もあるため、レッスンの前になると、
「まだここが終わっていない」
「これも今日までにやらないと」
と、親子で慌てることもありました。
私自身、「出された宿題は、全部やらせなければ」と思っていたところもあります。
そのため、レッスン前には親子ともにヘトヘトになってしまうこともありました。
そんな様子を見て、先生が宿題の量を調整してくれました。
「全部ではなく、ここまでできれば大丈夫」と、息子が無理なく取り組める範囲に減らしてくれたのです。
当時は、単純に「ラッキー」と思っていました(笑)。
けれど今振り返ると、教材やカリキュラムをそのまま進めるのではなく、息子の様子に合わせてくれる先生だったことは大きかったと感じます。
子どもによって、得意なことも苦手なことも、学習にかけられる時間も違います。
決められた内容をこなすことだけを重視するのではなく、その子の様子を見て調整してくれるかどうか。
先生との相性を見るときには、そんな部分にも注目してみるとよいかもしれませんよ。
家庭で無理なく続けられるか

英語学習では、「どのサービスがよいか」と考えがちですが、それと同じくらい大切なのが「家庭で無理なく続けられるか」という視点です。
たとえば、教室に通う場合は送迎が必要になることがあります。
週に何回通うのか、学校から帰って何時に出発するのか、ほかの習い事と重ならないかなども確認しておきたいところです。
オンライン英会話なら送迎は必要ありませんが、レッスン時間に家にいる必要があります。
小さい子どもの場合は、予約やパソコンの準備、レッスン前の声かけなど、親のサポートが必要になることもあるでしょう。
さらに、宿題や家庭学習があるサービスの場合は、その時間も考えておかなければなりません。
わが家では、息子の英会話の宿題が多かった時期に、レッスンそのものよりも、レッスンまでに宿題を終わらせることが負担になっていました。
始める前には、そこまで具体的に想像できていませんでした。
料金やレッスン内容だけを見ると魅力的でも、家庭の生活リズムに合わなければ、続けることが苦しくなることもあります。
「週に何回なら無理なく続けられそうか」
「家庭学習にはどのくらい時間が必要か」
「親のサポートはどの程度必要か」
といったことも、始める前に確認しておくと安心です。
子どもが無理をしていないか
体験レッスンを受けたときに、子どもが楽しそうにしているかどうかを見る方は多いでしょう。
ただ私は、必ずしも毎回「楽しい!」と感じていなくてもよいのではないかと思っています。
英語も学習のひとつ。わからないことがあったり、宿題を面倒に感じたり、今日はあまりやりたくないと思ったりする日もあります。
だから、「今日は行きたくない」と言っただけで、そのサービスが合っていないとは限りません。
一方で、
「先生の前だと緊張して話せない」
「何を言っているのかわからなくてつらい」
「毎回行くのが嫌だ」
といった状態が続くのであれば、少し立ち止まって考えてみてもよいと思います。
息子はもともと、レッスンで何をしたのか、自分から詳しく話してくれるタイプではありません。
そのため、短い体験レッスンで楽しそうにしていたからといって、それだけで「大丈夫」と判断するのは難しいと感じました。
始めてからは、レッスン前の様子や終わったあとの表情なども見るようにしていました。
子どもの言葉だけで判断せず、普段の様子も見ながら、無理なく続けられているかを確かめることが大切だと思います。
困ったときに相談できるか

サービスを比較しているときは、料金や教材、レッスン時間など、数字や内容として見える部分に目が向きやすいものです。
けれど実際に始めると、事前には想像していなかった悩みが出てくることがあります。
そんなとき、先生やスタッフに相談できるかどうかも大切です。
わが家の場合も、先生が息子の様子に合わせて宿題を減らしてくれたことで、無理なく続けやすくなりました。
もし「決められた宿題なので全部やってください」と言われていたら、親子ともにもっと負担を感じていたかもしれません。
学習を続けていれば、子どもの状況も変わります。
最初はちょうどよかったレベルが合わなくなったり、学校が忙しくなって家庭学習の時間が取れなくなったりすることもあります。
そのたびにサービスを変えるのではなく、まず相談して調整できる環境があれば、長く続けやすくなります。
体験レッスンの際には、レッスン内容だけでなく、困ったときの相談先やサポート体制についても確認しておくと安心です。
まとめ
子どもの英語学習サービスを選ぶとき、教材や料金、先生など、比較しておきたいポイントはたくさんあります。
わが家も息子が英会話を始める前は、「教材についていけるか」「どんな先生なのか」といったことを気にしていました。
けれど実際に始めてみると、宿題の負担や家庭での時間の使い方など、事前には気づかなかったことも出てきました。
そのなかで助けられたのが、息子の様子に合わせて先生が対応を変えてくれたことです。
どれだけ評判のよいサービスでも、すべての子どもに合うとは限りません。
反対に、始める前にはわからなかったよさに、通い始めてから気づくこともあります。
最初からすべての条件がそろったサービスを探そうとするよりも、子どものレベルや性格、家庭の生活リズムに無理がないかを確認し、始めてからも様子を見ていく。
そして困ったときには相談しながら調整していく。
わが家では、そんな選び方、続け方が大切だったのではないかと感じています。
