英語のリスニングというと、英語の音声を聞く練習を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
わが家では、娘たちがダンスを続ける姿を見ているうちに、英語とダンスには少し似ているところがあるのではないかと思うようになりました。
音楽が流れると自然に体が動き、リズムや曲の雰囲気を感じながら表現するダンス。
英会話でも、言葉だけでなく、表情や身振り手振り、声色などを使って気持ちを伝える。
そう考えると、言葉は使わなくても、体全体で思いやイメージを表現するダンスと、言葉以外の表現も大切にする英会話には、意外と共通するところがあるのかもしれません。
今回は、娘たちの日常の様子を通して、ダンスと英語のリスニング、そして「表現すること」について感じたことをまとめています。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- ダンスのレッスンで英語の曲に触れることが、子どもにとって英語の音を日常的に感じるきっかけになっている。
- ダンスも英語も言葉だけに頼らない表現であり、表情や身振り手振りが気持ちを伝える共通点になっている。
- 子どもの「好き」の中に英語のきっかけを見つけることが、無理なく英語を身近にする方法になる。
英語の曲が、日常の中に自然にある

娘たちがダンスを始めたとき、英語学習とのつながりを意識していたわけではありません。
長女がダンスを始めたのは小学2年生の頃で、現在まで約4年続けています。
オンライン英会話を始めたのは小学3年生の後半なので、長女にとっては英語より先に、ダンスや音楽が身近にありました。
一方、次女は小学1年生からダンスを始めて、現在はダンス歴1年ほど。
年中からオンライン英会話を続けているため、英語に触れている期間のほうが長くなっています。
そんな二人ですが、ダンスのレッスンでは、先生の選曲によって英語の曲を使うことがあります。
毎回ではありませんが、英語の曲に合わせて踊る機会があるため、英語の音やリズムも、娘たちにとって身近なものになっています。
ダンス以外でも、好きな音楽として聞いたり、家で口ずさんだりすることもあります。
こうした経験が重なり、娘たちにとって英語の音は「勉強するときだけ聞くもの」ではなく、日常の中にある音になっているように感じます。
ダンスをしながら英語の曲を聞く。
好きな曲として楽しむ。
耳に残ったフレーズを口ずさむ。
そんな何気ない経験も、英語の音を身近に感じるきっかけになっています。
英語を聞くために特別な時間を用意しなくても、子どもが楽しんでいる時間の中に、自然と英語が入ってくることもあります。
そうした「いつの間にか聞いていた」という経験も、わが家では大切にしています。
英語もダンスも「言葉だけ」に頼らず表現する

音楽が流れると自然に体が動き、リズムや曲の雰囲気を感じながら表現する。
ダンスでは、英語の曲で踊ることもあり、英語の音も日常の中に自然にあります。
そんな娘たちの姿を見ているうちに、英語とダンスには、意外と共通する部分があるのだと思うようになりました。
英会話では、もちろん言葉を使って相手とやり取りします。
ただ、実際のコミュニケーションでは、言葉だけですべてを伝えるわけではありません。
表情や身振り手振り、声の大きさや声色なども、気持ちを伝える大切な要素です。
オンライン英会話のレッスンでも、娘たちは先生の表情やジェスチャーを見ながら意味を受け取ったり、自分も身振りを加えながら答えたりしています。
一方、ダンスには言葉そのものがありません。
それでも、音楽に合わせた動きや表情、体の使い方から、楽しさや曲の雰囲気が伝わってきます。
また、ダンスでは、音の一つひとつを意識しているわけではなくても、音楽を聞きながら自然とリズムに合わせて体が動きます。
英語のリスニングでも、単語を一つずつ聞き取るだけでなく、音のまとまりや強弱を受け取りながら聞く場面があります。
娘たちを見ていると、普段から音楽に合わせて体を動かしている経験が、英語の音を聞くときにもどこかつながっているように思います。
もちろん、ダンスをしているから英語のリズムが聞き取れる、と言えるわけではありません。
それでも、音を聞いてリズムを感じ、体で反応するという経験が、英語の音を受け取るときにも何かしら影響しているのではないか。
娘たちの姿を見ながら、そう考えるようになりました。
娘たちの姿から見えた、英語とダンスのつながり
実際に娘たちの様子を見ていると、英語を話すときに身振り手振りが多く、表情もかなり豊かです。
これは英会話のレッスン中だけではありません。
家で英語のことを話しているときも、手を大きく動かしたり、表情を変えたりしながら話しています。
特に長女は、もともとリアクションが大きいほうです。
英会話とは関係のない場面でも、何かを伝えるときには体全体を使うことがあります。
そんな長女が、家で音楽をかけて踊っているとき、動きに合わせて英語を交えてくることがあります。
踊っていたと思ったら、突然英語のフレーズが出てくる。
「英語を話そう」としているわけではなく、楽しみながら体を動かしている中で、自然に英語が出てくるのです。
その様子を見ていると、英語を話すことと、ダンスで自分を表現することが、長女の中ではそれほど離れたものではないように思えます。
次女の場合は、聞こえた英語をまずまねしてみる姿がよくあります。
英語の曲を聞いて、意味まではわからなくても、聞こえてきた部分を口ずさむことがあります。
オンライン英会話でも、先生のフレーズを聞くと、その音をそのまま繰り返そうとします。
二人の姿を見ていると、英語を「正しく話さなければ」と考えるより前に、聞こえた音や感じたことを、自分なりに表しているように思います。
ダンスでは体全体を使い、英語では言葉に加えて表情や身振り手振りを使う。
表現の方法は違っても、聞いたものや感じたものを、自分なりの形にして返す。
その部分には、どこかつながるところがあると感じています。
子どもの「好き」の中にある、英語へのきっかけ

娘たちのダンスや英語への向き合い方を見ていると、子どもの「好きなこと」には、思っている以上に英語につながる経験が含まれているのだと気づきました。
英語の曲が流れれば自然に耳を傾け、聞こえてきた音を口ずさむ。
音楽に合わせて体を動かし、リズムを感じる。
先生や周りの人の動きを見てまねする。
そして英語で話すときには、言葉だけでなく、表情や身振り手振りも使って気持ちを伝える。
ダンスと英語は別の活動ですが、娘たちの日常を見ていると、音を聞いて、感じて、自分なりに表現するという経験が、どちらにもあることに気づきました。
もちろん、ダンスをしているからリスニング力が伸びる、と言えるわけではありません。
科学的な効果を確かめたわけでもなく、あくまでわが家で娘たちを見ていて感じたことです。
それでも、英語の曲を楽しみながら聞いたり、音楽に合わせて体を動かしたりする時間は、英語の音を身近に感じることにつながっているように思います。
だからといって、英語のために何か新しいことを始める必要はありません。
歌が好きなら英語の歌を楽しむ。
音楽が好きなら英語の曲を聞いてみる。
体を動かすことが好きなら、歌に合わせて踊ってみる。
子どもが今楽しんでいることの中にも、英語につながる経験はあります。
英語学習のために何かを増やすことばかり考えるのではなく、まずは子どもの「好き」に目を向けてみる。
娘たちの姿を見ながら、そんなふうに英語との関わり方を考えるようになりました。
まとめ|楽しんでいるうちに、英語が身近に
英語学習というと、どうしても「何をどれだけやるか」を考えがちです。
でも、娘たちの様子を見ていると、好きな音楽を聞いたり、体を動かしたり、夢中になって遊んだりする時間の中にも、英語に触れるきっかけがあるのだと感じます。
ダンスをしているからリスニングが伸びる、とは言えません。
けれど、英語の曲を聞きながら踊ったり、聞こえたフレーズを口ずさんだりする経験は、娘たちにとって英語を身近に感じる時間になっています。
英語のために何かを増やすのではなく、まずは子どもが楽しんでいることを大切にする。
その中で自然に英語に触れる機会が生まれていけば、それも英語を長く続けていくための一つのきっかけになるのではないでしょうか。
