子どもの英語学習を始めた頃、わが家でも「遊びながら英語に触れられるものがあれば」と、いくつかの英語アプリを試しました。

ところが、最初は興味を持っていても、しばらくすると使わなくなるものばかり。
親が声をかけなければ、そのまま開かなくなったものもあります。

「せっかく始めたのだから、続けてほしい」と思ったこともありました。

今回は、長女の未就学期から実際に試してきた英語アプリについて、入れてみた理由から、使わなくなっていった経過までを振り返ります。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 「楽しむこと」と「続くこと」は別物だと実感。ワオっち!イングリッシュスクールやトド英語など、複数の英語アプリを試したが、最初は興味を持っても習慣化には至らなかった。
  • 次女への再挑戦や紙教材との併用も試みたが、それぞれのタイミングで子どもの興味は移り変わり、長続きしたアプリは限られていた。
  • 現在は「mikan」を隙間時間のツールとして活用し、学習の中心はタブレット通信教育とオンライン英会話、語彙・英検対策は紙教材という使い分けに落ち着いている。

遊びながら英語に触れてほしくて

遊びながら英語に触れてほしくて

長女がまだ未就学だった頃、家庭でできる英語学習をいろいろ試していました。
当時は、英語を本格的に勉強させるというよりも、まずは英語に触れる時間を作りたいという気持ちが強かったと思います。

英語の歌を聞いたり、英語絵本を読んだり、英語を使った手遊びをしたり。
その延長で、遊びながら英語に触れられるアプリにも興味を持つようになりました。

タブレットなら子ども自身で操作できますし、勉強というより遊びの感覚で取り組めるのも魅力に感じていました。

幼児期の英語学習なら、まずは「英語に触れることを楽しいと思ってもらえたらいいな」
そんな気持ちで、いくつかのアプリを試し始めました。

一番長く使ったアプリ

わが家で試した英語アプリの中で、一番長く使ったのが「ワオっち!イングリッシュスクール」です。

ワオっちのシリーズは、英語だけでなく、知育ゲームなど、子どもが遊べるコンテンツがいろいろあります。
当時の私は、「英語をやらせよう」というよりも、「英語もあるよ、楽しいね」というくらいの感覚で始めたいと思っていました。

英語だけを目的にするのではなく、まずは遊んで、その中で英語にも触れられればいい。
そんな気持ちで取り入れました。

長女も最初は興味を持って取り組んでいました。
英語以外のゲームや遊びもあるので、英語のコンテンツに飽きれば、別のものを選ぶこともできます。

当時は母と子で1対1で過ごす時間が多かったこともあり、私が家事をしている間などに、少し遊んでいてもらうこともありました。

英語のためというより、「少し時間をつぶせれば、その中で英語にも触れられる」というくらいの使い方だったと思います。
そのため、しばらくは使っていましたが、英語学習として習慣になったわけではありませんでした。

次第に、英語のコンテンツよりも好きなゲームや遊びを選ぶことが増えていきました。

「入れたからには、もう少し英語もやってほしい」と思ったこともあります。
ただ、今振り返ると、そもそも最初から「英語を勉強するためのアプリ」として使っていたわけではありません。
遊びの中に英語がある、という位置づけでした。

そう考えると、英語学習として定着しなかったことも、それほど不思議ではなかったのかもしれません。
最終的には、少しずつ開くことが減り、ほとんど使わなくなりました。

さんすうから英語へ

さんすうから英語へ

その後、「トドさんすう」をきっかけに、「トド英語」も試しました。

もともとは、さんすうの学習に少しでも慣れてくれたらと思い、「トドさんすう」をインストールしたことが始まりです。
トドさんすうを使い始めたことをきっかけに、「せっかくなら英語も」と思い、「トド英語」も試してみることにしました。

これも、最初から「英語をしっかり勉強させよう」と考えて始めたわけではありません。
子どもの興味を入口にして、英語にも触れられたらいいな。
そんな気持ちでした。

実際に使ってみると、もちろん最初は新しいアプリなので興味津々です。
しばらくは触っていましたが、こちらも次第に使う頻度が落ちていきました。

新しいものを始めたときには興味を持っても、それがそのまま「毎日続ける」という行動につながるとは限りません。

アプリを入れたときには、「続けていけば英語が好きになるかもしれない」と期待していましたが、気づけば開かなくなっていました。

思い返してみると、ほかにも「一度はインストールして、最初は触ったけれど、2回目はなかった」というアプリがいくつかあったと思います。
ただ、今となっては名前を思い出せないものもあります。

アプリ以外にも試していた頃

当時試していたのは、アプリだけではありませんでした。
紙の教材なども含めて、その時々で気になったものをいろいろ試していた時期です。

長女が幼児ポピーをやっていた頃は、まだポピーにアプリはなく、紙の教材だけを使っていました。
その後、英語にも触れさせたいと思い、ポピーキッズイングリッシュを追加していた時期もあります。

現在は「ポピー公式アプリ」があり、紙の教材で学びながらデジタル教材も使うことができます。
今なら、組み合わせ方もいろいろあったのだと思います。

当時は、その時々で「これなら子どもが興味を持つかもしれない」と思ったものを試しながら、わが家に合う方法を探していました。

一度やめたアプリを、次女にも

一度使わなくなった「ワオっち!イングリッシュスクール」ですが、次女が幼児期になった頃に、もう一度インストールしました。

長女のときに使っていたこともあり、懐かしさ半分、「次女も楽しめるかもしれない」という期待半分で試してみました。
最初は興味を持ち、何度か遊んでいましたが、しばらくすると、いつの間にか開かなくなりました。

その頃には、別のゲームや教材のほうに気持ちが向いていたのだと思います。
長女がタブレットの通信教材を使い始めていたこともあり、次女もそちらに興味を持つようになっていました。

こうして、ワオっちは再び使わないままになりました。

今も残っているアプリ

今も残っているアプリ

いくつかの英語アプリを試した中で、現在も長女・次女の二人が使っているのが「mikan」です。

「mikan」を入れたのは、長女が小4の頃、英検を受けると決めたタイミングでした。
とはいえ、これも毎日の学習に使っているわけではありません。

オンライン英会話や通信教材に取り組まないときのちょっとした空き時間や、待ち時間などに開く程度です。

それでも、mikanはすぐに始められて、短時間でも「ここまでできた」という達成感を得やすいところが気に入っています。
家では、「暇なら、とりあえずmikanやっておいて」と声をかけることもあります。

勉強はしたくない。今日はオンライン英会話もやりたくない。でも、テレビゲームはもう十分遊んだからお休み。
そんなときに、短時間でできるmikanがあると便利です。
遠方へのお出かけや病院、テーマパークなどで待ち時間があるときにも、ちょうどよい教材になっています。

このように、今のわが家では、アプリを毎日の学習時間として使うというより、「少し時間があるときに英語に触れるもの」として使っています。

姉妹の英語学習の中心は、タブレット通信教育とオンライン英会話です。

一方で、語彙学習や英検対策は紙の教材を使っています。
デジタル教材もいろいろ試してきましたが、結局、必要なところは昔ながらの方法に落ち着きました。

短時間で気軽に取り組めるアプリが合う場面もあれば、単語を覚えたり、問題を解いたりするときのように、教材に向かってじっくり取り組みたい場面もあります。

アプリは毎日の学習を任せるというより、空き時間に気軽に英語に触れるためのもの。
今のわが家では、このくらいの使い方がちょうどよいと感じています。

まとめ|続かなかったアプリから見えたこと

いくつかの英語アプリを試してみて、子どもがその場で楽しむことと、それが習慣になることは別なのだと実感しました。

わが家では、入れてみたものの、いつの間にか使わなくなったアプリのほうが多くあります。
それでも、英語アプリがまったく意味がなかったとは思っていません。

英語の音を聞いたり、単語を見たり、遊びながら英語に触れたりする中で、「英語ってなんだろう」と興味を持つきっかけにはなりました。

英語アプリは、必ずしも毎日の学習として続ける必要はないのかもしれません。

子どもが興味を持ったときに触れてみる。その中で英語に出会う。
わが家にとっては、そんな使い方も英語学習の一つだったのだと思います。

投稿者アバター
KatoTomomi 英語教育ライター / English Education Writer
英語教育を専門的に学び、言語習得理論に基づいた学習法を研究。塾講師として受験英語や英検対策の指導経験を持つ。現在は小学生2人の母として家庭での英語教育を実践しながら、Kimini英会話で子ども向け英語学習や家庭学習のノウハウを発信している。