近年のグローバル化によって英語が医療関係の方に重要視されています。

各業種や社会的にも見られるもので、職場に外国人が来たり、逆に日本人が海外の医療現場に携わっている場合も多くなりました。

最近は国内でも外国人観光客の増加によって患者になることがあります。

そういったときにも、最重要である”コミュニケーション”ができたほうがいいと話題になっています。

今回は、お忙しい医療関係者の方でも時間や場所が自由に学べるオンライン英会話や教材を紹介します。

医療従事者の方がオンライン英会話を選ぶ時のコツ

医療従事者の方々は、日々仕事で追われていたり同時に家事や育児をするなど、オンライン英会話探しにも工夫が必要です。

また、先ほども例に挙げたように英語の必要性を、職場のみならず社会的、一般的にスキルとして重要視されています。

 

しかし、「英語学習をしたい!」と思ってもなかなか踏み出せないのが現状です。

時間が無かったり、英会話の教室に通うまでにハードルがあることもあります。

そんな医療従事者の方には、特にオンライン英会話をお勧めします。

オンライン英会話では、時間や場所に縛られず、自分の好きなライフスタイルに合わせて学習を進められるからです。なじみがあまりなく、心配されている方もいると思いますが一般的な英会話と変わりなく、それ以上に腕を持った先生やネイティブの先生、実際に海外に住んでいる先生などからも受講することができる点から、「オンライン」のメリットがうかがえます。

 

「とはいえ、最近は色々な会社がCMをしているけど、どのオンライン英会話にすればいいの…」という方もいると思います。

以下では、そんな方に向けて、オンライン英会話を選ぶ際のポイントをまとめてみました。

医療従事者の方がオンライン英会話を選ぶ基準

医療従事者の方がオンライン英会話を選ぶ基準

医療従事者の方がオンライン英会話を選ぶ際の基準には、以下があります。

  • 受講費用
  • 受講時間
  • 受講内容
  • 先生

受講費用で選ぶ

今後の自分への投資といえど、やはり初期費用や継続的にかかるランニングコストは抑えたいものです。塾や講座は割高なイメージが多いが故、チャレンジするのを拒む場合も多いです。

オンライン英会話の場合はサブスク形式で費用も掛からないものが多いです。

例えば「Kimini英会話」の場合は月々1,210円(税込:月2回コース)から受講することができます。

受講時間で選ぶ

自分がレッスンを受けたい時間に合わせてオンライン英会話のコースやレッスンを選べるのも魅力です。

コースによって、一回の受講時間の長さや時間帯にばらつきがあります。

土日にしっかり学びたい方や、平日の夜や朝早くに学びたい方もいると思います。

また、オンライン英会話の特性上、スマホやネットから予約をするサイトが多いです。

そのため、気軽に受講時間を選ぶことができます。

その一方で、オンライン英会話でも通常の英会話と同じく、キャンセル料がかかります。

時間の変更や予約など、急な予定が入った場合などがあれば、キャンセル料やその時の対応についても調べておくと安心です。

受講内容で選ぶ

コースによって学ぶ目標が異なります。

上級者向けのビジネス英会話や、初級者向けの英会話基礎、グループで英会話を楽しむといったこともあります。

先ほど紹介したKimini英会話では、基礎から応用まで幅広くカバーすることができます。

受講生の目標やレベルに合わせたカリキュラムが充実しており、豊富なコースや教材から選択することができます。

先生で選ぶ

日本人の先生なら、英語がまだ分からなくても先生に日本語で聞くことができます。

ですが、外国人の先生onlyですと日本語が通じません。

コースによっては、先生の習熟度や教え方にも違いがあります。

 

また、学習とは別に先生との相性問題もあります。

先生との相性を知りたいのであれば、体験授業などを通じて先生と交流してみるとようでしょう。

 

独学で学ぶ方へオススメ教材

独学で学ぶ方へオススメ教材

「オンライン英会話もいいけど、お金と時間はかけたくない」

たしかに、オンラインなので教室や会場に行く時間は抑えられても、受講代はかかってしまいます。

先ほど紹介したように難易度や時間、コースの内容にも寄って時間とお金を抑えたい!そんな方のために教材をいくつかご紹介します。

そのまま使える 病院英語表現5000

この書籍は、難易度があまり高くなく、使う場面が多い単語や文が紹介されています。それに加え、本のサイズがB6とコンパクトで持ち歩きやすいです。

外来診療はもちろん、病棟でのケアといったケースなどもカバーされています。

書籍内では、患者さんに「Yes」か「No」で回答してもらえるような表現を多く紹介しています。

医療スタッフのための英会話ハンドブック

必要最低限な情報をパッとすぐに知りたい方にオススメです。

この書籍は日本とアメリカの医師が共同で監修しているため、実用性や正確性も高いです。

巻末付録も充実しており、コピーしてそのまま使える英文の「問診票」や、とっさの時に便利な「医療関連用語小辞典」(和・英)、あると便利な日米の「単位換算表」が収録されています。

医療英会話キーワード辞典:そのまま使える16000例文

本の表紙を見る通り、「医療英会話キーワード」がたっぷり入っています。

話す際に抑えておきたいポイントや、検査、患者指示から会計まで幅広くカバーされています。

800ページと分厚いですが、情報量が多く、持ち運びがしやすいため言いたいときにパッと知りたいフレーズを探し出せるのが便利です。

医療現場で使う表現を単語から検索でき、とっさに英語が必要なときにも役立ちます。

独学のメリット・デメリット

独学のメリット・デメリット

時間とお金を抑えられる!とはいっても、やはりデメリットもあります。

 

独学のメリットは

  • 時間や場所を問わず自由に学習できる
  • 自分の習熟度のペースに併せて学習できる

普段忙しい方でも、少し手の空いたスキマ時間や休日に学習することができます。

自分の習熟度に合わせて学習ペースを決められるのもメリットです。

 

一方でデメリットも存在します。

独学のデメリットは

  • 継続する難易度が高い
  • 習熟のための時間に個人差がある

 

一人でやっている以上、途中で諦めてしまったり、学習が続かないことがあります。

オンライン英会話では、自分で学習ペースを決めて進めるため、習熟までに個人差が出やすいこともあります。

まとめ

この記事では、医療従事者の方に向けてオススメの英会話学習法について、オンライン英会話コースの選び方や、独学にオススメの教材についてお伝えしました。

医療従事者の方がオンライン英会話選ぶ際には、受講費用やレッスンの内容、自分がレッスンを受講したい時間や、英会話の先生で選ぶ基準があります。

英語を学ぶ目標や、予算、レッスンを受講できる時間帯の調整や、どんな先生にレッスンを受けたいかを考え、ご自身のライフスタイルに合った学習法で英会話を楽しみましょう。

記事中では、医療従事者の方が独学で英会話を学ぶ際に役立つ書籍も紹介しました。

オンライン英会話で学んだ英語を医療現場で実践する際にも役立つ本なので、ぜひ一度お手にとってみてください。

この記事をきっかけに、英会話を学びたい方が増えることを願っています。