So thatには主に3つの意味と用法があります。目的、結果、程度です。それぞれ意味と用法が少しだけ違うので混乱してしまいがちです。
この記事では、そんなSo thatの構文について3つの意味と用法をそれぞれ例文付きでお伝えします。
この記事を読み終わる頃には、So that構文をどの意味で使う時に、どの用法を使えば良いのかをしっかり把握できるので、ぜひ最後まで読んでください。
意味だけ覚えていない? so thatが持つ3つの用法
So thatは使いたい状況によって意味や用法が3パターンに分かれます。
So thatが持つ意味は主に以下の3パターンです。
- 目的:~ために…する。~するように…する。
- 結果:~した結果…になった
- 程度:~するくらいとても…だ
またこれらの意味を使い分けるために、適切な構文の形をしっかりと把握する必要があります。
順番に見ていきましょう。
目的を表現!「so that」構文の意味
So thatには「目的」を意味する用法があります。
So thatの中で最もシンプルに使える構文です。
目的を意味する際は、多くの場合「~のために…した。~するために…した。」と訳されます。
例文
- I study English very hard so that I will be able to speak English fluently.
私は英語が流暢に話せるようになるために、英語をたくさん勉強します。 - She cooks everyday so that she can save money.
節約するために彼女は毎日自炊している。 - We go running early in the morning so that we won’t be late for school.
私たちは学校に遅れないように朝早くに走っている。 - He decided to go camping so that he could enjoy barbecue.
彼はバーベキューをするために、キャンプに行くことにした。 - I study English very hard so that I will be able to speak English fluently in the future.
将来英語がペラペラになるために、英語を頑張って勉強しています。
また同じ「目的」を表すSo thatでも、「~するように…」と訳した方が自然になる場合もあります。訳してみて自然な方を選べばOKです。
例文
- I translated English into Japanese so that everyone could understand.
みんなにもわかるように英語を日本語に翻訳した。 - I will call my brother so that he can wake up.
兄が起きれるように、私は彼に電話をかけます。 - He started going to the gym so that he wouldn’t lose his muscles.
筋肉が衰えないように彼はジムに通い始めた。 - I quit eating candy so that I wouldn’t gain weight anymore.
これ以上太らないように、お菓子を食べるのをやめた。 - Let’s go running early in the morning so that we won’t be late for school.
学校に遅れないように、朝早くに走りに行こう。
結果を表現!カンマを使った「, so that」構文の意味
So thatの用法には「結果」を意味するものもあります。
結果を意味するSo thatは、So thatの前に「,(カンマ)」を付けることで表現するので他の用法と混同しないように注意する必要があります。
日本語に訳すと「~した結果…になった。」といった訳になります。
例文
- I slept naked, so that I got cold.
裸で寝たので、風邪を引きました。 - He overslept, so that he couldn’t attend the meeting.
彼は寝坊したので、会議に出席できなかった。 - I dropped my camera into the pool, so that I had to buy a new one.
カメラをプールで水没させてしまったので、新しいものを買わなければならなかった。 - My phone got broken, so that I had to go buy new one.
携帯が壊れたので、新しいのを買いに行かなくてはいけませんでした。
程度と結果を同時に表現!「so ~ that」構文の意味
程度と結果を同時に表現できるのが「So ~ that…」の用法です。
これまでの「So that」や「, so that」とは違い、SoとThatの間に形容詞 or 副詞が入り「So ~ that…」の形になります。
日本語にすると「That以下なくらい、形容詞 or 副詞だ。」という訳になりますね。
Thatよりも前に程度を、That以下で結果を表すので、「程度と結果を同時に」表現しているわけですね。
例文(形容詞)
- The class was so difficult that no one could understand.
そのクラスは誰も理解できなかったくらい難しかった。 - She is so beautiful that everyone wants to have a date with her.
誰もがデートしたがるほど彼女は美しい。 - She is so pretty that everyone falls in love with her.
みんなが恋に落ちてしまうほど、彼女は綺麗だ。 - I’m so sleepy that I can’t finish my homework.
宿題を終わらせられないほど眠い。 - I was so tired that I went straight to bed.
まっすぐベッドに向かうほど、私は疲れていた。
例文(副詞)
- The teacher spoke in English so slowly that we could understand her.
その先生は英語でとても遅く話したので、私たちは彼女の言うことを理解できた。 - He walks so fast that I cannot follow him.
彼は追いつけないほど早く走る。 - She worked so hard that she looked tired.
彼女はとても一生懸命働いたので、疲れているようだった。 - The horse jumped so high that it could almost jump over the fence.
その馬はフェンスを飛び越えられそうなほど高くジャンプした。
まとめ
この記事では、目的、結果、その両方の意味と用法を持つ「So that」構文について例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたなら、So thatの3つの意味と、それぞれの意味を表すための用法について把握していて、例文を参考に使いこなすことも出来るでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語をより豊かにできれば幸いです。