今回は、「関税って英語でなんていうの?」をテーマに、の言葉の意味や言葉を使うシーン、英語表現などを紹介します。さらに、「税関」「関税法」など、農薬にまつわる英語も併せて見ていきましょう。

また、記事の後半では、「関税」を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「関税」という言葉の意味は?

「関税」という言葉の意味は?

「関税」とは、国際貿易において輸入品に対して課される税金のことを指します。

国は、関税かけることで国内産業を保護し、競争力を維持することを目指しています。

たとえば、外国から輸入される製品に対して高い関税を課すことで、国内の同じ製品が価格面で有利になるようにします。また、関税は国家の収入源としても重要な役割を果たしています。

なお、「関税」という言葉は、主に国際貿易や経済に関連する場面で使用されます。

国際的な話題で使用されることが多い単語であるため、英語表現についても覚えておくことが重要です。

「関税」は英語でなんていうの?

では、「関税」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。

「関税」は英語で主に「tariff」と言いますが、他にも「duty」や「customs duty」といった表現があります。単語によってニュアンスや使い方の違いがあるため見ていきましょう。。

tariff

「tariff」は、「関税」「関税表」「関税率」などの意味がある名詞です。

政府が輸入品に対して設定する関税率などを表すときに用いられる表現です。また、法的な文書や、国際貿易における公式なやり取りでよく使われます。

The government increased the tariff on imported electronics to protect domestic manufacturers.
政府は国内メーカーを保護するために、輸入電子機器に対する関税を引き上げました。

duty

「duty」は「義務」という意味もありますが、「税」「関税」という意味もあります。

「tariff」と比較して、より日常的な会話やビジネスシーンで使われることが多い表現です。たとえば、空港などで「免税品」を意味する「duty free」という表現を見ることがありますよね。

Customs duty must be paid on all goods brought into the country.
すべての輸入品には関税を支払う必要があります。

customs duty

「customs duty」は、「duty」と同じく輸入品に対して課される税金を意味します。

税関での手続きを説明する際に使われることが多く、より具体的なニュアンスがあります。

Travelers should be aware of customs duties when bringing goods from abroad.
旅行者は、国外からの物品を持ち込む際に関税に注意する必要があります。

「関税」にまつわる英語

「関税」の英語表現を押さえたうえで、農薬にまつわる英語表現をいくつか見ていきましょう。

税関

「税関」は英語で「customs」と言います

また、税関の職員やその施設も「customs」と呼ばれます。

Aさん
I’m worried about the customs process for my package. Will it take long?
私の荷物の税関手続きが心配です。時間がかかりますか?
Bさん
It depends on the contents, but usually, customs take a few days to clear it.
内容によりますが、通常は税関で数日かかります。

関税法

「関税法」は英語で「customs law」と表現します。

Aさん
Violating customs law can result in severe penalties.
関税法を違反すると厳しい罰則が科されることがあります。

税関申告

「税関申告」は「customs declaration」と言います。国境を越えて物品を持ち込む際に、物品の内容や価値を税関に申告する手続きを指します。

Aさん
Be sure to fill out your customs declaration form accurately.
税関申告書を正確に記入してください。

通関する

税関での手続きが完了し、輸入品が国内に持ち込まれることを「通関する」と言います。

「通関する」は「clear customs」と表現します。

Aさん
The goods cleared customs without any issues.
その商品は問題なく通関しました。

通関手続き

「通関手続き」は「customs clearance」と言います。

輸入品や輸出品が税関で必要な手続きを経て、正式に国境を通過する許可を得るプロセスを指します。

Aさん
Customs clearance can sometimes take several days.
通関手続きには数日かかることがあります。

「関税」を使った英会話例文

「関税」を使った英会話例文

最後に、「関税」の英語表現を使った英会話例文を紹介します。

tariffを使った例文

Aさん
Have you checked the new tariff rates for importing electronics?
電子機器の輸入に関する新しい関税率を確認しましたか?
Bさん
Yes, they have increased quite a bit this year.
はい、今年はかなり上がっているようです。

dutyを使った例文

Aさん
Do you know how much duty we need to pay on these goods?
これらの品物に対していくらの関税を支払う必要があるか知っていますか?
Bさん
Let me check the customs website for the latest rates.
最新の税率を確認するために税関のウェブサイトをチェックしますね。

customsを使った例文

Aさん
What documents do we need to bring to customs?
税関にはどの書類を持参する必要がありますか?
Bさん
We need to provide the invoice and the customs declaration form.
請求書と税関申告書を提出する必要があります。

customs declarationを使った例文

Aさん
Did you fill out the customs declaration for your shipment?
荷物の税関申告書は記入しましたか?
Bさん
Yes, I completed it before heading to the airport.
はい、空港に向かう前に記入しました。

customs dutyを使った例文

Aさん
How much is the customs duty for importing that luxury item?
その高級品の輸入に対する関税はいくらですか?
Bさん
It depends on the value, but it’s generally around 10%.
価値によりますが、通常は約10%です。

customs clearanceを使った例文

Aさん
Has the shipment completed customs clearance?
荷物は通関手続きを完了しましたか?
Bさん
Yes, it cleared customs yesterday and is now on its way to the warehouse.
はい、昨日通関が完了し、現在は倉庫に向かっています。

まとめ

今回は、「関税」という言葉の意味や、「関税」の意味する英語について紹介しました。

関税は英語で、「tariff」や、「duty」「customs duty」といいます。世界のニュースや経済に関する話題では、たびたび使用する英語なので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

また、実際に使える英語例文も紹介しているので、実際の場面を想像しながら、英語学習の参考にしてください。

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