学生時代に英語が苦手だった人でも、基本のフレーズを覚えれば大人の英会話をすることは可能です。

Aさん
外国人と英会話でやりとりしてみたい!でも中学生のころから英語が苦手だったから難しそう…

↑のように考えている方も、基本をしっかり復習して押さえることで英会話ができるようになるということです。

この記事では、英会話をする上で押さえておきたい基本的な英語フレーズを紹介します。

この記事を読み終わる頃には、大人の英会話で役に立つ基本の英会話フレーズが身についているのでぜひ最後まで読んでください。

英会話で使える基本的な英語表現

英会話で使える基本的な英語表現

英語を身に着けてできることの代表に「英会話」が挙げられますよね。

日常的な英会話であれば、基本の英語フレーズをしっかりと覚えておくことで、グッと楽になります。

よく使われるフレーズを覚えておくことで、自分が英語を話す時に役立つだけでなく、相手の話す英語が聞き取りやすくなるからです。

本項では英会話で使える基本的な英語フレーズを紹介します。

挨拶

全ての会話の始まりは「挨拶」から入ると言っても過言ではありません。英会話も同じです。

英語での挨拶が頭に入っていれば、スムーズに英会話をスタートさせられるでしょう。

How are you?

英語の挨拶として最も無難なのが「How are you?」です。

直訳すれば「調子はどう?」という意味になりますが、英語ではシンプルに「会話のスタートの合図」として機能します。

「How are you?」の無難な返しとして、英語の教科書では「I’m fine thank you, and you?(元気です、ありがとう。あなたはどうですか?)」を習うかと思います。

しかし実際は「I have been doing fine.(元気にしてました。)」や「Nothing much.(変わりありません。)」といった返しをされたり、あるいは「How are you?」や「How about you?(あなたはどうですか?)」と聞き返されることが多いです。

また面白いことに、「How about you?」は疑問文で相手に質問している文章にもかかわらず、必ずしも回答する必要はなく、スッと雑談に入る場合も多いです。

ですので「How about you?」と聞かれた時に「調子を聞かれたから答えなきゃ!」と意気込むよりも、「挨拶されたな。何か話す話題あったかな」と思考が動く方が自然な会話ができるでしょう。

Nice to meet you.

「Nice to meet you.」は、初めて会う、話をする人に対して使われる英語フレーズです。

教科書では「はじめまして」と訳されているのをよく目にしますが、意味合い的には「お会いできて嬉しいです」がニュアンスとして近いでしょう。

「Nice to meet you.」に対して無難な返しは「Nice to meet you, too.」が使えるので併せて覚えておくとGoodです。

自己紹介

続いて自己紹介や、自分について相手に話す時に使える英語フレーズです。

My name is ~

自分の名前を名乗るのは、自己紹介で外せない要素のひとつでしょう。

英語で「My name is 〜」と伝えることで、「私の名前は〜です。」と無難に伝えることができます。

よく英会話系の情報で「My name is 〜の表現は古臭い。I’m ~と伝えるべきだ。」と書いているものがありますが、これは間違いです。

「I’m ~」という伝え方は少しカジュアルな表現なので、「My name is〜」ほど無難ではありません。

また現在のアメリカでも「My name is〜」は普通に使われている表現なので、「My name is〜は古臭い」という情報こそが迷信です。(英語も移り変わる言語なので、10年先50年先にどうなっているかはわかりませんが。)

少し話が逸れましたが、「My name is〜」は現在でも自分の名前を伝えるのに無難で使いやすいフレーズです。

I’m working as 職種 at 会社など

大人の社会では、その人が普段何をしているのか、つまり何を仕事にしているのかが大きな要素となります。

なので自分の職業や職種を相手に伝えることは、自分について知ってもらい、スムーズなコミュニケーションを生み出す大きな手段になります。

自分の仕事を伝える時は、「I’m working as 職種 at 会社など」を使うと良いでしょう。

所属だけ伝えたい時は「I am working for 会社名.」、職種だけ伝えたい時は「I work as a 職種.」を使えます。

ご自身が会話で伝えたいポイントに絞って覚えてしまうのもいいでしょう。

I usually do ~ in my free time.

自分の人となりを伝えるときに、趣味や好きなことを話すのは有効な手段です。

その際に「空いた時間は〜をして過ごしています。」と英語で伝えられると、自分の趣味趣向が自然と相手に伝えられます。

趣味を伝える英語として「My hobby is ~(私の趣味は〜です)」というフレーズもありますが、「ねこちゃんの動画を観るのが好き」や「車でドライブするのが好き」みたいな「趣味というほどでもないこと」が話しづらくなる傾向があります。

なので、「空いた時間は〜をしています。」を意味し、好きなことを話すハードルが低くなる「I usually do ~ in my free time.」を覚えておくと便利ですよ。

質問

会話では自分だけが話すだけでなく、相手にも話してもらい、相手の緊張を和らげたり相手への理解を深めることも大切です。英会話でも同じです。

大人の英会話で使える英語フレーズを紹介します。

May I ask your ~, please?

大人の英会話で相手について聞く時に、とても役に立つのが「May I ask your ~, please?」というフレーズです。

例えば、「May I ask your name, please?」であれば「お名前を教えていただけますか?」と聞くことができます。

「What’s your name?と何が違うの?」と思う方がいらっしゃるでしょう。

確かに「What’s your 〜?」は簡単に相手に質問できる便利なフレーズなのですが、少しカジュアルな響きにも聞こえるので、より丁寧に聞ける「May I ask your ~, please?」を使えると格好良いですよ。

What do you like in your free time?

「What do you like in your free time?」は「空いた時間は何をしていますか?」を聞くことができる基本英語フレーズです。

「What’s your hobby?(趣味は何ですか?)」でも良いですが、「趣味」と言われると答えるハードルが少し高く感じる人も多いので、「空いた時間に何をしているか」を聞ける「What do you like in your free time?」の方が、相手の趣味趣向を聞き出しやすいでしょう。

What are you into these days?

「What are you into these days?」で「この頃ハマっていることは何ですか?」を聞くことができます。

「この頃」に限定することで、相手から近況を聞き出すこともでき、スムーズな会話を促(うなが)せます。

「この頃」ハマっていることなので、相手も楽しく、高い熱量で話してくれることが期待できますよ。

まとめ

英会話で使える基本的な英語表現

この記事では、英会話をする上で押さえておきたい基本的な英語フレーズを紹介しました。

ここまでお読みのあなたは、英会話をする上で復習すべき基本のフレーズが頭に入っていることでしょう。

この記事でお伝えした内容が、あなたの英語学習をより充実したものにできれば幸いです。