「LとRの違いを使い分けられない」
「英語を話してもカタカナみたい」
「自分の発音が通じてるのか不安…」
このような悩みは、英語を学習していると誰でも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
とくに、「L」と「R」、「TH」の音、母音の違いなど、日本語にない発音はとても難しく感じますよね。
発音に自信が持てないと、英語を話すこと自体が恥ずかしくなってしまうこともあるでしょう。
今回は、みなさんと同じく発音に不安を抱える筆者が、Kiminiオンライン英会話の「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」を体験してみました。
果たしてカタカナ英語から脱却できるのか?気になるレッスンの内容や効果について、受講した感想を正直にレビューしていきます!
Kimini英会話
Kiminiオンライン英会話は、教育業界で80年以上の歴史を誇る学研が提供するオンライン英会話サービスです。
長年の教材開発ノウハウが詰まった高品質なカリキュラムと、2,000名以上のホスピタリティに富んだフィリピン人講師やネイティブ講師など、世界中の講師による丁寧な指導が高く評価され、全国200校以上の教育機関で採用されています。
また、晋遊舎「英語教材完全ガイド2025」では、オンライン英会話部門で「ベストバイ1位」に選ばれ、多くの学習者から信頼を集めています。
レッスンは毎日6時から24時まで受講可能で、月額1,100円(税込1,210円)〜という手頃な価格設定も魅力のひとつです。
160種類を超える豊富なコースから、英検®やGTEC®といった検定対策を含む、自分のレベルや目的に合わせた内容を選べます。
レッスン紹介

受講コース
今回受講したのは、「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」。
既存レッスンの中から特に重要な発音単元を厳選し、短期間で効率よく学べるよう再構成した短期集中型の特訓コースです。
日本人学習者が特に苦手とする「LとR」や「BとV」などの発音に重点を置き、発音矯正に特化した内容になっています。
レッスンの内容
「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」では、日本人が特につまずきやすい発音にフォーカスし、短期間で効率よく学べるカリキュラムを提供しています。
それぞれの音について、正しい口の動きや舌の位置、息の使い方などを丁寧に確認しながら練習を重ねることで、音と文字の関係を理解し、英語らしい発音が自然と身についていきます。
さらに、英語特有のアクセントやイントネーションといったリズム面にも意識を向けることで、会話の中でよりスムーズかつ自信を持って話せるスピーキング力の向上を目指します。
学習内容
- LとRの音
- BとVの音
- Xの音
- Thの音
- SHの音
- Ngの音
- AUとAWの音
目指すゴール
- 文字と音の関係を理解し、より正確な発音で話せる
- より自然なアクセントとイントネーションを用いて話せる
レッスンは全部で10回、日本人が発音に苦手意識を持ちやすい音を短期集中で段階的にトレーニングしていきます。
| Lesson 1 | Lの発音 |
| Lesson 2 | Rの発音 |
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| Lesson 6 | Th (voiceless)の発音 |
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| Lesson 10 | AU & AWの発音 |
L、R、B、V、Xの発音から始まり、無声音(voiceless)のTh、有声音(voiced)のTh、SH、Ng、そしてAUとAWの発音までを網羅。
音の特徴を押さえつつ、単語や文章を通じて繰り返し発音練習を行うため、実践的な発音スキルの向上が期待できます。
レッスンの流れ
「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」は、音の基本から応用までを段階的に練習できる7ステップで構成されています。
| 1. Tips | 口の開き方、舌の位置、息の出し方などを確認 |
| 2. Warm-up | 繰り返しの発音練習 |
| 3. Phonics Drill | 「音ー音ー単語」のリズムで発音練習 |
| 4. Word Practice | 単語で発音練習 |
| 5. Sentence Practice | 文で発音練習 |
| 6. Tongue Twister | 早口言葉で発音練習 |
| 7. Stress and Intonation | 文章のアクセントとイントネーションを意識した発音練習 |
まずはTipsで口の形や舌の位置、息の出し方など、正しい発音のポイントを確認。
続いてWarm-upで基本の音を繰り返し練習し、Phonics Drillで「音→音→単語」のリズムで発音に慣れていきます。
その後、単語から文章を使った実践的な発音練習を重ね、Tongue Twisterでは早口言葉にも挑戦。
最後のStress and Intonationで、自然なアクセントやイントネーションを身につけます。
レッスンレビュー

「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」を実際に体験したレビューをお届けします。
筆者は英語学科で言語学を学び、短期留学や英会話スクール、塾講師、子どもの英検指導など、さまざまな形で英語に触れてきました。
それでも、発音にはいまひとつ自信が持てないのが正直なところ。
そんな自身の経験を踏まえて、このコースを実際に受けた感想を率直にお伝えしていきます!
率直な感想
- 頭ではわかっても口がついてこない
- 練習を重ねるほど発音の感覚がつかめてきた
- 強弱を意識すると英語らしく聞こえて面白い
日本人が苦手とする発音は想像以上に難しく、頭で理解していても実際に発音するのは簡単ではありませんでした。
なんとなく曖昧にして避けてきた音に改めて苦戦し、「日本語にない音」の難しさを強く実感しました。
そんな中でも、講師が根気強く何度も丁寧に練習に付き合ってくれたおかげで、自分でも発音が確実に良くなってきているのがわかり、大きな自信につながりました。
また、レッスンの最後に行うアクセントやイントネーションを意識した音読は初めての体験で、とても新鮮でした。
強弱をつけて読むことで英語らしい自然なリズムや発音が身につき、発音の変化を楽しみながら学べたことが印象的でした。
良かったところ
- 一つの発音に絞って深くトレーニングできた
- 繰り返し練習で、発音がしっかり身についた
- 発音のタイミングやリズム感をつかめるようになった
一つの発音にじっくり時間をかけて集中して取り組めるため、深く理解しながら練習を進められました。
センテンスの練習はまるで地道な筋トレのようで、できるまで根気強く繰り返し取り組む必要がありますが、その分効果を感じやすいと思いました。
細かな音の違いを都度丁寧に修正してもらえたので、正しい発音が確実に身についていると感じました。
徐々に英語特有のリズムや音の感覚もつかめてきて、自然なテンポで話せるようになったことも嬉しかったです。
難しかったところ
- 日本人が苦戦する音に特化
- レッスン時間がやや短く感じられた
- 複数回受講するのが効果的
コース名の通り、日本人が苦手とする発音に特化しており、やや難しさを感じる内容でした。
しかし、苦手な音が厳選されているため、効率的に弱点を克服できる点が大きな魅力だと思います。
特に最初の「L」の発音には予想以上に時間がかかり、全体のレッスン時間がやや足りないと感じる部分もありました。
短期間で集中して取り組むコースだからこそ、二周三周と繰り返し受講することで、発音が定着し、さらなる効果を実感できるのではないでしょうか。
こんな人におすすめ
実際に受講してみて、「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」は、次のような方に向いていると感じました。
- 発音の違いがわからないまま、なんとなくで英語を話してきた
- 発音に自信がなく、自分の発音の癖や弱点を克服したい
- カタカナ英語から抜け出したいが、学習法がわからない
発音の違いがよくわからないまま、なんとなく英語を話してきた方には、正しい音を聞き分ける力と基本的な発音の練習が必要です。
「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」は、まさにそんな方にぴったりで、聞き分ける力が身につくことでリスニング力もアップし、英語がより理解しやすくなります。
また、発音に自信がなく、自分のクセや苦手を直したい方にも、細かいポイントまでしっかり教えてくれるこのコースは最適です。
さらに、カタカナ英語から抜け出したいけれど、どうやって勉強すればいいかわからない方には、自己流を脱してプロの指導とサポートを受けることが、上達への近道となるでしょう。
まとめ
発音に悩む筆者が、Kiminiオンライン英会話の「発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編」を体験し、その内容と感想をレビューしました。
このコースは日本人が苦手な音に絞っているため、効率的に弱点を克服できるのが大きな魅力です。
細かな発音の違いや舌の動き、息の出し方まで丁寧に指導してもらえるので、自己流の癖をしっかり改善できます。
また、長文のアクセントやイントネーションにも重点が置かれており、自然で伝わりやすい英語のリズムを身につけられます。
短期間で集中して取り組めるKiminiの「発音特訓コース」は、発音に自信がない方はもちろん、カタカナ英語から脱却したい方にもおすすめのレッスンです!ぜひ一度体験してみてください!

