子どもに英会話を習わせるとき、教材と先生のどちらを重視すればよいのか、迷うことはありませんか。
初心者向けの教材なのか。
子どもの年齢に合っているのか。
わが家には、高校生と中学生の息子がいます。
次男が英会話を始めるとき、私もまず気になったのは、教材の内容やレベルでした。
一方で、実際に通い始めてみると、教材だけでは見えてこないこともありました。
今回は、わが家の次男が英会話を習った経験を振り返りながら、教材と先生について、わが家で感じたことをお伝えします。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 初心者の子どもには、内容の充実度よりも「今の子どもでも無理なく取り組めそうか」という視点で教材を選ぶことが大切。
- 先生は教材通りに進めるだけでなく、テキストにはない表現を教えたり、子どもの苦手なところに合わせて課題を補ったりしてくれる存在。
- 教材と先生はどちらか一方を選ぶものではなく、それぞれに役割があり、実際に始めてから子どもの様子を見ながら考えていくことが重要。
英会話を始めたきっかけと、最初に感じた不安

次男が英会話を習い始めたのは、小学4年生のころ。
きっかけは、当時中学1年生だった長男が英語に苦戦していたことです。英語が得意科目だった私にとっては、少し意外な出来事でした。
そこで、次男にはできることなら早めに英語に触れ、少しずつ準備しておいたほうがよいのかもしれないと思い、英会話を始めることにしました。
ただ、次男はもともと少し引っ込み思案なところがあり、学習のペースもどちらかというとゆっくりめ。自分から積極的に話したり、自分のことを人に伝えたりするのも、あまり得意なタイプではありませんでした。
そんな次男が英会話を始めるとなると、親としてまず気になったのは、「ちゃんと教材についていけるだろうか」ということ。
当時は、英語をほとんど学んだことのない初心者です。内容が難しすぎて、長男のように英語そのものに苦手意識を持ってしまわないだろうか、と心配していました。
そのため、英会話教室を選ぶときも、教材の内容やレベルは気になるポイントのひとつでした。
初心者ほど「難しすぎない」教材が大切
子どもに英会話を習わせるなら、少しでもたくさんのことを学んでほしい。
私自身、そんな気持ちから、つい内容が充実した教材に目が向いてしまうことがありました。
けれども、英会話を始めたばかりの子どもにとって、教材が難しすぎると、レッスンそのものが負担になってしまうこともあります。
知らない単語がたくさん並んでいたり、一度に覚えることが多かったりすると、英語を話す以前に、教材を理解するだけで精いっぱいになってしまうかもしれません。
わが家の場合も、次男は何でもすぐに覚えられるタイプではなかったので、少しずつ積み重ねられることは大切なポイントでした。
特に初心者のうちは、「どれだけたくさん学べるか」よりも、「今の子どもでも無理なく取り組めそうか」という視点で教材を見るほうがよいと感じます。
また、当時の私が意外と見落としていたのが、音声教材が充実しているかどうかでした。
英会話を始めたころの次男は、まだアルファベットを十分に読めない状態。そのため、文字を見て覚えるよりも、音声を聞きながら英語に触れるほうが取り組みやすかったようです。
現在でも、次男は英語の発音を褒めてもらうことがあります。もちろん音声教材だけが理由とは言えませんが、英語を始めたころから耳で音に触れていたことも、少なからず役立っているのかもしれません。
教材を選ぶときは、内容や難易度だけでなく、その子がどんな方法なら取り組みやすいのかにも目を向けてみるのがおすすめです。
まずは、子どもの今の英語力や学習ペースに合っているかを確認しておくと安心ですよ。
先生から教わるのは、テキストにあることだけではない

一方、実際に英会話を続けていくなかで、先生から学ぶことは、必ずしもテキストに書かれていることだけではないと感じるようになりました。
私はレッスンの様子を毎回細かく見ていたわけではありません。
それでも、レッスンのあとに次男がこんなふうに話してくれる日もありました。
「今日は“Howdy(ハウディ)”っていうあいさつを教えてもらった!」
「水筒って英語でthermos(サーモス)って言うんだって!」
テキストに書かれたフレーズを覚えるだけではなく、先生とのやりとりのなかで、新しい言葉や表現に出会うこともあったようです。
なにより、次男自身が「こんな言い方があるんだ」と、新しいことを知るのを楽しんでいる様子でした。
もともと引っ込み思案で、英会話を始めることにも少し心配があっただけに、そんな話を聞くと、「英語を嫌になっているわけではなさそう」と、私も少し安心しました。
教材に沿って学びながら、そこから少し話を広げてもらえる。そうした経験も、先生から学ぶよさのひとつなのだと思います。
テキストにはない宿題が出ることも
先生の存在を感じたもうひとつの出来事が、宿題でした。
次男の通う教室では、苦手なところがあると、通常の課題とは別に宿題を出されることがありました。
正直に言うと、当時はそれをありがたいとばかり思っていたわけではありません。
学校の宿題に加えて英会話の宿題もあり、親子ともにいっぱいいっぱいになっていた時期もあります。
「これもやらないといけないのか」と、負担に感じたこともありました。
けれども、今振り返ると、先生が次男の苦手なところを見ながら、必要な学習を補ってくれていたのだと思います。
同じ教材を使っていても、得意なところやつまずくところは子どもによって違います。
教材をそのまま進めるだけではなく、その子の様子に合わせて必要なことを補ってもらえる。そこは、教材だけではカバーしにくい、先生ならではのよさだと感じています。
教材と先生、それぞれに役割がある

わが家の経験を振り返ると、教材と先生は、どちらか一方を選ぶものではないように感じています。
教材は、子どもが英語を学んでいくための土台です。今のレベルに合った教材であれば、「わかる」「できる」という経験も積み重ねやすくなります。
一方、先生は、その教材を使いながら、子どもに足りないところを補ったり、テキストにはない言葉や表現を教えたりしてくれる存在です。
次男の場合も、教材に沿って学ぶだけでなく、先生とのやりとりから新しい表現を知ったり、苦手なところに合わせて課題を出してもらったりしました。
どれだけ評判のよい教材でも、その子にとって難しすぎれば続けるのは大変です。
また、教材が合っていても、先生とのやりとりに負担を感じてしまえば、英会話そのものが嫌になってしまうこともあるかもしれません。
だからこそ、わが家では、教材の内容だけで決めるのではなく、実際に始めてから子どもの様子を見ることも大切だと考えるようになりました。
まとめ
次男が英会話を始めたころ、私はまず「教材についていけるか」を気にしていました。
初心者の子どもにとって、自分の年齢や英語力、学習のペースに合った教材は大切です。最初から内容が盛りだくさんのものよりも、無理なく少しずつ取り組めるもののほうが合うこともあります。
一方で、実際に通い続けてみると、先生からテキストにはない表現を教えてもらったり、苦手な部分に合わせて宿題を出してもらったりすることもありました。
当時は大変に感じたこともありましたが、今振り返ると、教材だけでは足りない部分を先生に補ってもらっていたのだと思います。
教材の内容は事前に確認できますが、先生との相性は、実際に始めてみなければわからない部分もあります。「今日はこんなことを習った」と話すときの様子や、レッスン前後の表情なども、子どもに合っているかを考えるヒントになるはずです。
最初から教材も先生も「これが正解」と決めるのは難しいものです。
まずは無理なく取り組めそうな教材を選び、始めてから子どもの様子を見ながら考えていく。
わが家には、その進め方が合っていたように思います。
