初回のレベルチェックが終わって、画面に出たのが「レベル1」。学生時代はそれなりに英語をやってきたつもりだったのに、いちばん下からのスタートだと言われた気がして、その日はレッスンの振り返りを開く気にもならなかった——。オンライン英会話を始めた人から、わりとよく聞く話です。

子どもの場合も同じです。数年間ほかの英語教室に通わせていたのに、レベル1判定。「あの時間とお金は何だったのか」と、親のほうが落ち込んでしまうことがあります。

この記事では、「レベル1」という判定が実際のところ何を意味しているのかを、データで確かめます。使うのは「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)と、「無料体験済み・未入会者アンケート」(2026年6月実施・有効回答137件)です。結論から言うと、レベル1は「下」ではなく、いちばん人が多い場所でした。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 初回判定の「レベル1」は受講者全体の48.9%を占める最多層であり、「下」ではなくいちばん人が多い出発点だということが有料会員実態調査2026のデータから明らかになった。
  • 満足度はレベル1が92.6%、レベル5以上が93.2%とほぼ差がなく、レベルの高さと「続けてよかった」という満足度は別物で、レベル1のまま2年以上続けた層の満足度は97.6%と最高だった。
  • 再スタートのコツは「レベルは実力採点ではなく今日の出発点と考える・無理に上げず教材をやり切る・録音など数字以外の記録を残す」の3つで、特に少数派で凹みやすい大人にこそ別の物差しが効く。

レベル1は、全体のほぼ半分だった

まず、受講者全体のレベル分布です。

現在のKiminiレベル(有効回答940件)

レベル1

48.9%(460人)

レベル3

12.6%(118人)

レベル2

9.3%(87人)

レベル5

8.8%(83人)

レベル4

5.9%(55人)

レベル7

5.9%(55人)

レベル6以下略(レベル6〜10の合計)

レベル6:4.6%/レベル8:2.1%/レベル9:1.5%/レベル10:0.5%

現在のKiminiレベル(有効回答940件・単一回答)
レベル 人数 比率
レベル1 460人 48.9%
レベル2 87人 9.3%
レベル3 118人 12.6%
レベル4 55人 5.9%
レベル5 83人 8.8%
レベル6 43人 4.6%
レベル7 55人 5.9%
レベル8以上 39人 4.1%

※数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、いずれも継続中の会員の自己申告によります。調査の対象・時期により結果は異なる場合があります。

レベル1が48.9%。レベル2から10までを全部足しても、レベル1ひとつに届きません。ここは「取りこぼしの置き場」ではなく、いちばん人口の多い層です。

内訳を見ると、460人のうち小学生が360人、未就学が39人、成人が31人、中学生が30人。子どもが多いのは当然として、大人も30人以上がレベル1で受けています。

レベル1のままでも、満足度は上位と変わらない

次に、レベルと満足度の関係です。「レベルが低い=うまくいっていない」なら、レベル1層の満足度は低く出るはずです。

レベル帯別のNPS(Kimini英会話をすすめたいと思う気持ちのスコア)

レベル2〜4(260人)

+56

レベル5以上(220人)

+49

レベル1(460人)

+47

レベル帯別の満足度とNPS(Kimini英会話をすすめたいと思う気持ちのスコア)
レベル帯 人数 満足(非常に+やや) NPS
レベル1 460人 92.6% +47
レベル2〜4 260人 95.0% +56
レベル5以上 220人 93.2% +49

※NPS・満足度は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、いずれも継続中の会員の自己申告によります。すでにやめた人の回答は含まれないため、満足度は高めに出ます。調査の対象・時期により結果は異なる場合があります。

満足度はレベル1が92.6%、レベル5以上が93.2%。ほとんど差がありません。NPS=顧客推奨度(友だちや知り合いにKimini英会話をすすめたいと思う気持ちを数値化した指標)も+47と+49で、レベルが上がるほど満足するという関係にはなっていませんでした。

さらに言うと、レベル1のまま2年以上続けている42人の満足度は97.6%と、この調査でいちばん高い水準です。レベルが上がることと、続けてよかったと思えることは、別のものとして存在しています。

本当の初心者で、アルファベットも分からない、英語を読むこともできないところから始めました。それでも自然と先生の言うことが分かるようになってきて、発音もよくなってきた気がします。

※アンケート回答を再構成した一例です。

それでもレベルは動く。ただし一直線ではない

「レベル1のままでいい」で終わると、それはそれで気になります。実際にレベルは動くのか。利用歴別にレベル1の比率と、レベル3以上の比率を並べました。

利用歴別のレベル1比率とレベル3以上比率

1ヶ月未満(20人)

レベル1

80.0%

レベル3以上

15.0%

1〜3ヶ月(179人)

レベル1

66.5%

レベル3以上

26.8%

4〜6ヶ月(116人)

レベル1

56.9%

レベル3以上

32.8%

7ヶ月〜1年(140人)

レベル1

64.3%

レベル3以上

25.0%

1〜2年(262人)

レベル1

48.5%

レベル3以上

41.6%

2年以上(223人)

レベル1

18.8%

レベル3以上

71.7%

利用歴別のレベル1比率とレベル3以上比率
利用歴 人数 レベル1 レベル3以上
1ヶ月未満 20人 80.0% 15.0%
1〜3ヶ月 179人 66.5% 26.8%
4〜6ヶ月 116人 56.9% 32.8%
7ヶ月〜1年 140人 64.3% 25.0%
1〜2年 262人 48.5% 41.6%
2年以上 223人 18.8% 71.7%

※これは同じ人を追跡したデータではなく、利用歴が異なる人を横に並べた比較です。同じ人が必ずこのペースで上がることを示すものではありません。1ヶ月未満は20人と少数のため参考程度にご覧ください。数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、継続中の会員の自己申告によります。

大きな流れははっきりしています。1ヶ月未満ではレベル1が80.0%だったのが、2年以上では18.8%まで下がる。逆にレベル3以上は15.0%から71.7%へ増えます。

ただし、7ヶ月〜1年のところで64.3%と一度上がっています。ここは正直に書きますが、これは同じ人を追いかけたデータではなく、利用歴の違う人を横に並べたものだからです。「1年続ければ必ずレベル3」といった読み方はできません。

もうひとつ、子どもは別のペースで動きます。小学生に絞ると、2年以上続けていてもレベル1が45.7%。学年が上がるにつれて教材は難しくなるので、レベルの数字が動かない期間が長く続きます。それでも、聞き取れる量や話し始めるまでの速さは変わっています。数字に出ない変化については「聞けるのに話せない」を扱った記事でも触れています。

凹んで、そこでやめた人も実際にいる

AI英会話が続く人・挫折する人の違いとは?3ヶ月継続ロードマップを解説

ここまでは続けている人のデータです。逆側も見ておきます。

無料体験を受けたのに入会しなかった137人の調査では、体験前の不安として「自分(または子ども)の英語力」を挙げた人が35.8%いました。そして、体験で不安が解消されたと答えた90人のうち、それでも入会しなかった理由として「英語力が足りないと感じた」を選んだ人が16.7%(15人)。内訳は小学校低学年6人、社会人4人、中学生2人、小学校高学年2人、未就学児1人です。

基礎の部分がまだ未熟なので、もう少し基礎を学んでからのほうが効果があると思って、今回は見送りました。

もう少し家で単語を覚えてからでないと会話が成り立たなかったので、知っている言葉を増やしてから、来年くらいにまた挑戦したいと思っています。

※アンケート回答を再構成した一例です。

気持ちはよく分かります。ただ、基礎を作るための場所に対して「基礎が足りないから」と見送っているという構造でもあります。レベル1の教材は、まさにその状態の人のために用意されているものです。

大人がいちばん凹みやすい

年代別に見ると、レベル1の比率は未就学81.6%、小学生73.0%に対し、中学生19.0%、成人14.8%。大人にとって、レベル1は少数派です。「自分だけが下」という感覚になりやすいのは、この構造のせいでもあります。

実際、成人でレベル1の31人は、満足度83.9%、NPS+23と、全体(93.4%、+50)より低めでした。一番のハードルに「上達している実感がない」を挙げた人が32.3%と最も多くなっています。31人と少数なので断定はできませんが、大人のレベル1がいちばん苦しい位置にいるのは確かなようです。

始めてまだ3か月ほどですが、英語を話すことへの抵抗が少しずつなくなってきました。間違えても丁寧にサポートしてくださるので、安心して受けられています。

※アンケート回答を再構成した一例です。

レベル1から再スタートするための3つの考え方

Teal stack of blocks with white check marks, aligned along the left edge on a turquoise background, suggesting completion or approval.

1つめ。レベルは「実力の採点」ではなく「今日の出発点」だと考える。判定は、どの教材から始めれば無駄がないかを決めるための座標です。同じ場所から始めている人が460人、全体の半分いる。そこは行列のできている入口であって、隅っこではありません。

2つめ。レベルを上げようとしない。レベル1の教材を最後までやり切ることを目標にするほうが、結果的に早く進みます。飛ばして上のレベルに行くと、分からないまま黙る時間が増えて、かえって続かなくなります。実際、教材が難しすぎて子どもがついていけなくなり、やめてしまったという声も調査には出てきました。

3つめ。数字以外の記録を残す。レベルが動かない期間が長いからこそ、別の物差しがいります。レベル1層が欲しいサポートとして挙げたのは「学習進捗の可視化」38.7%、「定期的な成果レポート」28.0%。見えないから凹むのであって、伸びていないから凹むわけではありません。月に一度、同じ質問に答えるところを録音しておくだけでも、比べる材料になります。

初回のレッスンで固まってしまう場面についてはこちらの記事に、子ども向けの始め方と続け方の全体像はこちらの記事にまとめています。

まだ判定を受けていない方は、Kimini英会話の無料体験で今の位置を確かめてみてください。出た数字がいくつでも、そこが全体のどのあたりかはこの記事の分布で分かります。

※無料体験の内容・回数・条件は変更される場合があります。最新の内容は公式サイトの案内をご確認ください。

よくある質問

FAQ

レベル1と判定されました。低すぎるということですか。

いいえ、いちばん人数の多いレベルです。有料会員実態調査2026では、受講者940人のうち48.9%(460人)がレベル1でした。レベル2から10までを合計してもレベル1ひとつに届きません。判定は実力の採点ではなく、どの教材から始めるかを決めるための出発点です。

レベル1のままだと、続けても意味がないのでしょうか。

そんなことはありません。調査ではレベル1層の総合満足が92.6%で、レベル5以上の93.2%とほとんど変わりませんでした。レベル1のまま2年以上続けている42人に限ると満足は97.6%と、調査のなかで最も高い水準です。レベルの数字と、続けてよかったと思えるかどうかは別のものです。

続ければレベルは上がりますか。

全体としては上がる傾向があります。利用歴1ヶ月未満ではレベル1が80.0%ですが、2年以上では18.8%まで下がり、レベル3以上が71.7%を占めます。ただしこれは同じ人を追跡したデータではなく、利用歴の違う人を横に並べた比較です。誰もが同じペースで上がることを示すものではありません。

子どものレベルがなかなか上がりません。

子どもは数字が動きにくい期間が長くなります。小学生では2年以上続けていてもレベル1が45.7%でした。学年が上がるにつれて教材の内容も難しくなるためで、止まっているわけではありません。レベルの数字ではなく、聞き取れる量や話し出すまでの速さといった変化で見るほうが実態に合います。

大人でレベル1だと恥ずかしい気がします。

大人のレベル1は少数派なので、そう感じやすい構造にはあります。調査でもレベル1の比率は小学生73.0%に対し成人は14.8%でした。成人でレベル1の31人は満足度83.9%と全体より低めで、一番のハードルに「上達している実感がない」を挙げた人が32.3%と最多です。数字が動かない時期こそ、録音などの記録を残して別の物差しを持つことをおすすめします。

※本記事のデータは「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件、継続中の会員が対象)および「Kimini英会話 無料体験済み・未入会者アンケート」(2026年6月実施・有効回答137件)に基づきます。体験談は、アンケートに寄せられた複数の受講者・保護者の声をもとに再構成した一例で、効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。料金・キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。

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