習い事を複数していると、普段は問題なくできていても、試合や大会前になると急に予定が詰まることがあります。

わが家でも、長女のバレーボールの大会前は練習が連続し、お昼を挟んで朝から夕方まで練習する日もありました。

そこで、普段は週2〜3回程度受けているオンライン英会話を一時的に週1回へ減らすことにしました。
ただ、実際には週1回すら難しく、英語がゼロの週もありました。

それでも、練習のない日には余裕を持って英語に取り組めることもありました。

今回は、大会前に英語のペースを落としてみてわかったことや、親子の負担がどう変わったのかを振り返ります。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 大会前は英語を週1回に減らし、ゼロの週もあった:朝から夕方まで練習が続く時期は、25分のレッスンを入れることさえ休む時間を削ることになった。
  • 余裕がある日は子どもから英語に取り組んだ:練習が急に休みになり、しっかり休めた日には、長女が自分からレッスンの時間を決めた。
  • 習い事はその時期に合わせて調整してよい:一番必要なものを優先してほかはペースを落とし、忙しい時期が過ぎたらまた戻せばいい。

大会前の練習量

大会前の練習量

普段は、英語の予定と練習が重ならないように調整しながら過ごせます。
ところが、大会が近づくと、そうはいきません。

練習が連続して入ることもあれば、不定期に急に予定が入ることもあります。
お昼を挟んで、朝から夕方まで練習する日もありました。

練習日が増えたり、一日の練習時間が長くなったりすれば、それだけで普段より大変になります。

それでも私は、「1回25分くらいなら、どこかに入れられるのでは」と考えていました。

「朝にレッスンをやるのはどうかな」
「夜ならできたりしない?」

できる時間を探して、長女に聞いてみました。

すると、
「無理!」
「休む時間ないじゃん!」
と返ってきました。

私も、長女の答えを聞いて、その通りだと思いました。

朝から夕方まで練習する日に、さらに起きてすぐ英語。
練習から帰ってきてヘトヘトなのに英語。
どちらにしても、休む時間を削ることになります。

大会前は、それくらい普段とは練習量が違っていました。
長女の「無理」という言葉を聞いて、今回は英語の回数を減らすことにしました。

英語のペースダウン

英語の回数を減らすことにしたものの、内心では少し不安もありました。
これまで続けてきたのに、期間限定とはいえ回数を減らしたことで、英語から離れてしまわないだろうか。

まずは週1回に

英語の量を減らした感覚はありましたが、大会前の予定を考えると、週1回でも余裕があるわけではありません。
練習のない日にレッスンを入れようと思っても、その日くらいはゆっくり過ごしたいこともあります。

「週1回なら続けられるかな」と思う一方で、実際にはかなりぎりぎりのラインだとも感じていました。

それでも、親としては「大会前だから仕方ない」と、すぐに割り切れるわけではありません。
できる時間が少しでもあるなら、その時間に英語を入れたほうがいいのではないか。

そんなふうに、頭では無理をさせないほうがいいとわかっていても、どこかで諦めきれない気持ちもありました。

だからこそ、完全に休むのではなく、まずは週1回を目安にすることにしました。

週0回になったことも

ところが、大会前の生活が始まってみると、週1回にすることさえ難しいハードスケジュールでした。
練習が続いていると、英語の時間を入れられる日がありません。

それどころか、練習から帰ってきた長女が、リビングで大の字になって目を閉じていることもありました。
車で寝てしまって、なかなか降りないなんてこともありました。

そんな様子を見ていると、英語の予定を確認するより先に、

「おつかれさま」
「がんばったね」
「お腹すいたね」
と、声をかけるので精一杯でした。

結果的に、週1回を目安にしていたものの、英語がゼロの週もありました。

ただ、今回は無理に英語の時間をつくろうとはしませんでした。

特にスポーツ系の習い事では、練習量が増えると体の疲れもたまりやすくなります。
疲れた状態で練習を続ければ、思うように動けなかったり、思わぬケガにつながったりすることもあります。
また、チームで取り組む競技では、本人のモチベーションが声かけや動きに表れ、チーム全体の雰囲気に影響することもあります。

大会前に練習を頑張りたい時期だからこそ、練習以外の時間まで予定を詰め込まないことも大切だと感じました。

英語を1回休むことよりも、十分に休んで、次の練習に気持ちよく参加できることを優先したい。
大会前は、そんなふうに考えるようになりました。

思いがけずできた空き時間

思いがけずできた空き時間

そんな中で、印象に残った出来事があります。

近隣の学校で学級閉鎖が出ていた時期のことです。
ある週末、練習が急遽、お休みになりました。

もともと練習が入っていた日なので、ほかの予定は入れていませんでした。
風邪も流行っていた時期だったので、その日は外出もせず、家でゆっくり過ごすことにしました。

たっぷり睡眠をとり、長女も元気そうでした。
普段なら練習をしている時間がまるごと空き、一気に時間ができました。

そこで、断られるだろうと思いながら、
「じゃあ、レッスン多めにしちゃう?」
と聞いてみました。

「えー」
と返ってくると思っていたのですが、

「いいよ〜午前中にやっちゃう。午後はゲームやっていいでしょ?」
と、思いがけない答えが返ってきました。

練習がある日は「無理」と即答していた長女が、その日は自分から英語をする時間を決めていました。

しっかり睡眠をとり、予定もなく、時間に余裕がある。
その日は、英語をすることもそれほど負担には感じなかったようです。

同じ25分でも、朝から夕方まで練習がある日に無理に入れようとしたときとは、やはり違います。
この出来事で、その日の予定や体の状態によって、取り組みやすさも変わるのだと改めて実感しました。

習い事とのバランスの取り方

できる日はやる。
難しいときは休む。

今回の経験を通して、そんなふうに、その日の状況に合わせて考えればいいのだと思うようになりました。

特にスポーツ系の習い事では、練習試合や公式の大会、長期休みには合宿などが入り、その期間だけ集中的に練習することがあります。

そのとき、すべての習い事を普段と同じペースで続けようとすると、どこかにしわ寄せが出ます。
だからこそ、大会前のように練習が集中する時期は、スポーツ以外の予定を一時的に減らすことも必要なのだと思います。

一方で、こうした調整が必要なのはスポーツだけではありません。
塾や英語以外の教室など、いくつかの習い事や学習を組み合わせていると、テストや行事などが重なり、いつもより忙しくなる時期があります。
そんなときに、すべてを普段どおり続けようとすると、子どもの自由な時間や睡眠時間まで少なくなってしまいます。

わが家では今回、大会前の練習を優先して、英語を減らしました。

その時期に一番必要なものを優先して、ほかの習い事は少しペースを落とす。
小学生の習い事は、いつも同じペースで続けるのではなく、そのときの生活に合わせて調整していってもいいのだと思います。

よくある質問

FAQ

スポーツの大会前は、オンライン英会話を休んでも大丈夫ですか?

一時的に回数を減らしたり休んだりしても問題ありません。練習量が増える時期は、疲れやケガを防ぐためにも休息を優先し、大会が終わってから英語の時間を戻していけば十分です。

忙しい時期に英語を続けるコツはありますか?

毎週同じ回数にこだわらず、「できる日はやる、難しいときは休む」と考えるのがおすすめです。予定がなく十分に休めた日は、子どもも前向きに取り組みやすくなります。

複数の習い事を両立させるにはどうすればいいですか?

すべてを普段と同じペースで続けようとせず、その時期に一番必要なものを優先しましょう。ほかの習い事は少しペースを落とすなど、生活に合わせて調整すると、子どもの睡眠や自由な時間を守れます。

まとめ|その時期に合わせて調整する

今回の経験で、私は英語の回数を減らすことへの抵抗が少しなくなりました。

ゼロの週があっても、大会が終われば、また英語の時間をつくることができます。
大きな大会や遠征、合宿などで生活が大きく変わる時期は、毎週同じ回数にこだわらず、そのときの予定に合わせて調整する。

「今週はできなかった」という週があっても、忙しい時期が過ぎたら、また戻していけばいいのだと感じました。

いつも同じペースで続けることだけを「継続」と考えず、そのときの生活に合わせて調整していくことも、長く続けるためには大切なのだと思います。

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KatoTomomi 英語教育ライター / English Education Writer
英語教育を専門的に学び、言語習得理論に基づいた学習法を研究。塾講師として受験英語や英検対策の指導経験を持つ。現在は小学生2人の母として家庭での英語教育を実践しながら、Kimini英会話で子ども向け英語学習や家庭学習のノウハウを発信している。