英検準1級は、大学中級程度の英語力が求められる、合格率約15%とも言われる試験。
筆者は社会人になってから受験し、2回不合格になりました。
今回は、同じように社会人になってから英検準1級合格を目指す人に向けて、私の合格までの体験記をご紹介します。
これは、以下のような人におすすめの記事です。
- 英検準1級の効率的な勉強方法が知りたい
- 学習でつまずきやすいポイントが知りたい
記事を読み終える頃には、
- どのように学習計画を立てればいいか
- 何に気をつけて勉強を進めればいいか
が明確になっているはずです。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 英検準1級の一次試験突破が最大の関門で、語彙力不足・長文読解の遅さ・ライティング練習不足の3つが不合格の主な原因として挙げられている。
- 合格のカギは「単語帳の反復」「スラッシュリーディング」「過去問の丁寧な見直し」で、日常生活に英語を取り入れて英語漬けの環境を作ることも効果的。
- 二次試験対策はオンライン英会話を活用した面接練習が有効で、普段から話す習慣をつけておくことで本番の緊張を大幅に減らせる。
英検準1級合格体験記:試験構成・受験回数

まず初めに、筆者の英検準1級受験の全体像をシェアします。
試験構成
英検準1級の試験は以下のような構成・時間配分です。
- 一次試験:リーディング・ライティング(90分)+リスニング(約30分)
- 二次試験:スピーキング(約8分)
一次試験合格者のみが二次試験へ進みます。
受験回数は3回
私は合計で3回受験しています。つまり、2回は不合格。
どちらも一次試験で落ちています。
私が受験したころは、一次試験(筆記)で落ちる人が約8〜9割と言われていたので、一次試験をいかに突破できるかが合格の鍵になります。
私が英検準1級に何度も落ちた原因

次に、筆者が英検準1級に落ちた原因をまとめます。
語彙力不足
不合格だった2回の試験では、圧倒的に語彙力が不足していました。
大問1の単語・熟語問題では、正答率が5割に満たなかったと記憶しています。
語彙力が足りていなければ、その後の長文読解問題でも内容を理解できません。
長文読解の経験が足りていない
一次試験では長文読解問題も出題されますが、長文を読むのに慣れていなかったため、一問を解くのに時間がかかりすぎました。
英文を頭の中で日本語に翻訳しながら読んでいたので、読むスピードが遅かったのです。
先に述べたように、語彙力も不足していたため、文中に意味のわからない単語がたくさん混ざっていました。
結果として最後まで読み切って解答することができず、勘で選択肢を選んだ問題もありました。
作文の練習が不足していた
一次試験の最後には英作文(ライティング)問題がありますが、ここの対策も甘かったです。
そもそもあまり練習ができておらず、ぶっつけ本番のような形で挑みました。
何回も書き直してしまったため、時間を大幅にロスすることになりました。
英検準1級合格につながった勉強法

反省を踏まえて、英検準1級に合格を果たす上で有効だったと感じた勉強法を紹介します。
単語帳を何周もする
単語帳は英検準1級合格に欠かせないアイテムです。
語彙力の強化は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング、すべての技能において生き、点数の底上げにつながるからです。
単語帳を何冊も準備する必要はありません。頻出単語がまとまっている、自分にとってわかりやすい単語帳を1冊用意して、それを何周も使うのが効率的です。
学習のポイント
- 発音もチェックして、声に出しながら覚える(リスニング・スピーキング試験対策)
- 毎日少しずつ進め、英語に慣れていくこと
- 1回で覚えなくていい。覚えにくい単語にはチェックを入れ何周かする過程でゆっくり覚えていく意識で
スラッシュリーディング
「スラッシュリーディング」は、長文読解のスピードと精度を高めるのに有効でした。
スラッシュリーディングとは、英語の文章を意味のまとまりごとにスラッシュ(/)で区切りながら、語順のまま前から順番に読んで理解するトレーニング方法です。
例えば、以下のように読みます。
元の英文
The book that I read last night was very interesting and gave me new ideas.
スラッシュリーディング版
The book / that I read / last night / was very interesting / and gave me / new ideas.
→ 各塊を前から順に「この本 / 私が読んだ / 昨夜 / はとても面白かった / そしてくれた / 新しいアイデア」と理解。
慣れるまでは、指やペンで読んでいる箇所をなぞりながら、ゆっくりと読んでいきましょう!
過去問を解き、見直しに力を入れた
過去問を解くことも、合格には欠かせません。
ただ解くだけでなく、見直しをして、間違った問題はなぜ間違えたのかを理解するのもポイント。
見直しを丁寧にするだけで、次から同じ間違いを犯さなくなり、スコアが上がります。
英検の公式サイトでも過去問を無料公開しているので、必ず活用してください!
日々の生活に英語を取り入れた
最後に、日々の生活に無理なく英語を取り入れたことも、合格につながった理由だと思います。
具体的には、当時英文事務の仕事をしていたので、そこで自然と英文を読んだり書いたりする機会を持てました。
あなたが英文事務の仕事をしていなくても、
- 仕事で英語を使う業務があれば立候補してみる
- 英語のポッドキャストや動画を見てみる
などして、英語漬けになることをオススメします。
これから英検準1級を受験する人へ5つのアドバイス

最後に、これから英検準1級を受験する人へ5つのアドバイスをさせてください。
その1:とにかく一次試験突破を目指そう
二次試験対策は、一次試験を終えてからでも遅くはありません。
まずは最難関の一次試験対策に全力を注ぎましょう。
ただし、スピーキングの経験がまったくない人は、英会話に慣れておくのが無難です。後述するようにオンライン英会話は習慣にしておくといいでしょう。
その2:スキマ時間を活用し毎日勉強しよう
忙しい社会人が英検準1級に合格したいなら、スキマ時間を使いましょう。
- 朝の30分
- 通勤時
- 昼休み
- 家事の合間
など、使える時間を探して、単語学習やリスニング対策に充てるといいです。
また週末にまとめてよりは、毎日勉強したほうが英語脳が育ちます。
その3:英語環境を作ろう
英語環境を作り、英語でものを考える癖をつけましょう。
例えば、
- スマホやパソコンの言語設定を「英語」にする
- 頻出単語をトイレに貼って、使うたびに声に出して読む
- 独り言英会話に挑戦する
- 英検のリスニング音源を垂れ流し(できればシャドウイング)
などが有効です。
その4:過去問を解いて時間を測って本番形式に慣れよう
先述のとおり、過去問を解く&見直しは必須です。
余裕があれば、試験と同じ時間配分でやったほうがいいです。
本番でも緊張せず勉強の成果を発揮できるでしょう。
その5:英会話は「必ず」やったほうがいい
二次試験(スピーキング)対策として、英会話は必ずやっておきましょう。
話す習慣があればあるほど、緊張せずに試験に臨めるからです。
普段から英語を話し慣れていれば、二次試験はそこまで難しいものではありません。
オンライン英会話などを活用して、面接練習をしてもらうとさらに効果的です。
Kimini英会話には英検二次試験対策専用のコースもあります!
まとめ
今回は、筆者が英検準1級に合格するまでの体験談と、これから受験する人へのアドバイスをまとめました。
英検準1級は、決して簡単な試験ではありません。
しかし、きちんとポイントを押さえて勉強をすれば合格できる試験でもあります。
合格する頃には英語の読解力やスピーキング力もかなり上がってきて、英語のコンテンツを楽しんだり、英会話で自分の意見を伝える余裕も生まれてくるはずです。
毎日コツコツと地道に勉強を重ねて、ぜひ合格を掴み取ってください!応援しています。
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