画面の向こうに外国人の講師が現れて、明るく話しかけてくる。それなのに、子どもは一言も返せずに固まったまま。「Hello」すら出てこない。25分が終わったあと、本人よりも先に親のほうが「これは無理だったかもしれない」と思ってしまう——Kimini英会話には、初めてのレッスンについて、そんな声が数多く届きます。

この記事では、無料体験を受けたあとに入会しなかった137人へのアンケート(2026年6月実施)と、Kimini英会話の有料会員実態調査(2026年6月実施・有効回答940件)から、初めてのオンライン英会話で子どもが固まるのはなぜか、体験前の不安はどこまで消えるのか、そして2回目からラクになった家庭が最初に何を準備していたのかを整理します。都合の悪い数字も、そのまま載せます。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 初めてのレッスンで固まるのは例外ではなく、始めたばかりの子どもはほぼ全員が英語のいちばん手前から始めているため、話せなかったことを失敗と受け取る必要はない。
  • 体験前の不安として子どもの家庭が最も多く挙げたのは、英語力ではなく「子どもの集中力や性格」だったため、確かめるべきは英語ができるかどうかではなく、その子が画面の前に座っていられるかどうかである。
  • 不安は受けてみれば6割の人で軽くなるが、逆に不安が増える人も一定数いるため、初回は準備してから受けるほうが判断を誤りにくい。

初めてのレッスンで子どもが固まるのは、珍しいことでしょうか

いいえ、むしろ標準です。始めたばかりの子どもは、ほぼ全員が英語のいちばん手前の段階から始めています。

Kimini英会話の有料会員実態調査2026(2026年6月実施・有効回答940件)で、小学生(7〜12歳)のうち利用歴3か月以内の113人を見ると、自分のレベルを「レベル1」と答えた人が83.2%を占めます。レベル1は、英語にこれから触れていく段階です。

図1:始めたばかりの小学生のレベル(利用歴3か月以内・n=113)
レベル1 83.2%
レベル3 7.1%
レベル2 5.3%
レベル4以上 4.5%
利用歴3か月以内の小学生の自己申告レベル(n=113)
レベル 割合
レベル1 83.2%
レベル2 5.3%
レベル3 7.1%
レベル4以上 4.5%

出典:Kimini英会話「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)

つまり、初回で固まっている子のまわりにいるのは、同じように固まった経験のある家庭ばかりです。話せなかったことは、向いていないサインではありません。

体験前、みんなが不安だったのは英語力でしょうか

いいえ。子どもの家庭でいちばん多かった不安は、英語力ではなく「子どもの集中力や性格」でした。

無料体験を受けたあとに入会しなかった137人のうち、受講者が未就学児から小学生だった74人に、体験前に不安だったことを聞いた結果です(複数回答)。

図2:無料体験の前に不安だったこと(子どもの家庭・複数回答・n=74)
子どもの集中力や性格 59.5%
子どもの英語力 43.2%
外国人講師とのコミュニケーション 41.9%
会話が続くか 37.8%
学習効果があるか 33.8%
継続できるか 24.3%
操作や通信環境 21.6%
料金 16.2%
無料体験の前に不安だったこと(受講者が未就学児〜小学生の回答者/複数回答・n=74)
不安だったこと 割合
子どもの集中力や性格 59.5%
子どもの英語力 43.2%
外国人講師とのコミュニケーション 41.9%
会話が続くか 37.8%
学習効果があるか 33.8%
継続できるか 24.3%
操作や通信環境 21.6%
料金 16.2%

出典:Kimini英会話「無料体験済み・未入会者アンケート」(2026年6月実施・回答137件/子どもの家庭n=74)

回答者全体(137人)では「外国人講師とのコミュニケーション」が40.9%で1位ですが、子どもの家庭に絞ると順位が入れ替わり、「子どもの集中力や性格」が59.5%で頭一つ抜けます。親が本当に見たいのは、英語ができるかどうかではなく、その子が25分のあいだ画面の前に座っていられるかどうかなのです。

その不安は、受けてみれば消えるのでしょうか

6割の人では軽くなります。ただし、受けたことで不安が増えた人も一定数います。

子どもの家庭74人のうち、体験前の不安が「完全に解消された」「ある程度解消された」と答えた人は合わせて62.2%。一方で「あまり変わらなかった」が25.7%、「むしろ不安が大きくなった」が10.8%でした。

図3:無料体験のあと、不安はどうなったか
完全に/ある程度 解消された
子どもの家庭 62.2%
回答者全体 61.3%
あまり変わらなかった
子どもの家庭 25.7%
回答者全体 24.8%
むしろ不安が大きくなった
子どもの家庭 10.8%
回答者全体 8.8%
無料体験後の不安の変化(子どもの家庭n=74・回答者全体n=137)
体験後の状態 子どもの家庭 回答者全体
完全に/ある程度 解消された 62.2% 61.3%
あまり変わらなかった 25.7% 24.8%
むしろ不安が大きくなった 10.8% 8.8%

出典:Kimini英会話「無料体験済み・未入会者アンケート」(2026年6月実施・回答137件)※「不安はなかった」を含むため合計は100%になりません

10.8%という数字から目をそらす意味はありません。準備なしで受けた初回が、そのまま「うちの子には無理だった」という結論になってしまうことは、実際に起きています。だからこそ、初回は運任せにしないほうがいい、というのがこの記事の結論です。

固まる子には、レッスンの中で何が起きているのでしょうか

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言葉が出ないのではなく、何を求められているのかが分からない状態になっています。会員から届いた声を並べると、原因は3つに整理できます。

ひとつ、日本語の足場がないこと。講師とのやりとりは英語が基本なので、英語がまったく初めての子は「指示が理解できないから返事もできない」という詰まり方をします。始めて3か月以内の小学生が欲しいサポートとして「日本語で質問できるサポート」を挙げた人は31.9%で、会員全体(24.7%)より高くなっています。

ふたつ、読めない文字が画面に出ること。低学年でアルファベットの読みが固まっていない段階では、教材の文字やチャットの英語が支えではなく壁になります。

みっつ、相手が毎回変わること。人見知りの子は、慣れた講師でないと声が出ないことがあります。

「娘は人見知りで、緊張すると声が小さくなってもじもじしてしまいます。それでも講師の方はみなさん明るく励ましてくださるので、少しずつ声が出るようになりました」

利用歴1〜2年・未就学児の保護者

「小学2年でまだアルファベットも読めないので、チャットに英語で書かれても分からず困っていました。先生の言ったことをそのまま繰り返す形で進めています」

利用歴1〜3か月・小学生の保護者

※アンケート回答を再構成した一例です。

固まるのは性格の問題ではなく、足場が足りていないだけです。足場は、初回の前に用意できます。

初回で固まらないために、何を準備すればいいのでしょうか

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やることは3つだけです。レベルを下げる、講師を選ぶ、親の位置を決める。

レベルは、迷ったら下げる

始めたばかりの小学生の83.2%がレベル1です。難しい教材で25分を耐えるより、簡単すぎるくらいの教材で「言えた」を持ち帰るほうが、2回目につながります。子ども向けのコースの選び方とレベル調整の考え方は、初回の前に一度目を通しておくと判断しやすくなります。

講師は、子どもの扱いに慣れた人を選ぶ

始めて3か月以内の小学生の保護者が講師に求めることは、「楽しい雰囲気で褒めてほしい」が87.6%、「子どもの対応が上手い講師がいい」が65.5%。この2つが会員全体(79.5%/72.6%)より高く出るのは、初期ほど「話させる力」より「安心させる力」が必要だからです。プロフィールや評価で、子どもの受講に慣れているかを確認しておくと、初回の空気が変わります。

親は、隣に座るが口は出さない

最初の数回は同じ部屋にいると、子どもは安心します。ただし通訳をしてしまうと、子どもは講師ではなく親を見るようになります。うなずくだけ、機器の操作だけ、と役割を決めておくのが現実的です。

「最初はレッスン中に泣いてしまったのですが、先生が優しく慰めて丁寧に対応してくださいました。あのとき無理をさせなかったから、今も続いていると思います」

利用歴2年以上・小学生の保護者

※アンケート回答を再構成した一例です。

2回目からラクになるのは、なぜでしょうか

子どもが覚えるのは英語より先に「レッスンの流れ」だからです。

初回は、機器の操作、初対面の相手、教材の進み方、時間の長さ——すべてが未知です。2回目はこのうち3つが既知になります。だから、同じ25分でも体感がまったく違います。

「始めた頃は慣れずに嫌がっていましたが、半年たつうちに楽しさを感じるようになってきました。学校の英語の授業が分かるという手ごたえも、本人なりに実感しているようです」

利用歴4〜6か月・小学生の保護者

「初めは何も分からなかった子が、少しずつ英語に慣れて上達しているのが分かります」

利用歴1〜2年・小学生の保護者

※アンケート回答を再構成した一例です。

だから、初回だけで判断しないことが大事です。1回で決めるなら、それは英語の適性ではなく「初対面に強いかどうか」を測っているだけになります。

※レベル・講師への要望・サポート需要の数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、いずれも継続中の会員の自己申告によります。すでに退会した家庭は含まれないため、継続に前向きな回答へ偏りやすい点(生存バイアス)にご留意ください。調査の対象・時期により結果は異なる場合があります。

初回でつまずいた家庭が、それでもKimini英会話に決めた理由

参加を促す表現

決め手になったのは、体験そのものでした。利用歴3か月以内の小学生の保護者が「Kimini英会話に決めた一番の理由」として最も多く挙げたのは「無料体験レッスンで講師やレッスン内容が良かった」(24.8%)です。次が「学研グループのサービスで安心感があった」(19.5%)と「料金・コストパフォーマンスが良かった」(19.5%)でした。

料金や知名度より、実際に受けた25分が判断を決めています。逆に言えば、その25分を準備なしで迎えると、判断材料そのものが痩せてしまいます。レベルを下げて、子どもに慣れた講師を選んで、親は隣で黙って座る。この3つを決めてから、Kimini英会話の無料体験でできることを一度試してみてください。

なお、入会後にあらためて「固まる」時期が来ることもあります。そのときの対処は初回とは違うので、レッスンで固まる子と続けている家庭の工夫をあわせて読んでおくと、慌てずに済みます。

※無料体験の内容・回数・条件は変更される場合があります。最新の内容は公式サイトの案内をご確認ください。

よくある質問

Q. 初めてのオンライン英会話で、子どもが一言も話せなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。始めたばかりの小学生は83.2%が「レベル1」、つまり英語のいちばん手前から始めています。初回に話せないのは向いていないサインではなく、レッスンの流れがまだ未知だからです。2回目以降で慣れていったという声が多く届いています。

Q. 英語がまったく初めてでも、体験レッスンを受けられますか?

受けられます。ただし教材のレベルは迷ったら下げてください。難しい教材で25分を耐えるより、簡単すぎるくらいの内容で「言えた」を持ち帰るほうが、次につながります。アルファベットの読みが固まっていない段階では、文字より音と絵で進む教材のほうが向いています。

Q. 初回のレッスンに、親は同席したほうがいいですか?

最初の数回は同じ部屋にいると子どもは安心します。ただし通訳をしてしまうと、子どもは講師ではなく親のほうを見るようになります。機器の操作とうなずきだけに役割を絞り、会話は講師に任せるのがおすすめです。

Q. 日本語で助けてもらうことはできますか?

講師とのレッスンは英語が基本です。一方で予習・復習の教材は日本語で用意されているため、レッスン前に何をするのかを日本語で確認しておくと、当日の詰まり方がかなり変わります。始めて3か月以内の小学生の保護者は31.9%が「日本語で質問できるサポート」を求めており、初期ほど日本語の足場が効きます。

Q. 何回くらいで慣れますか?

個人差が大きいため回数は断定できませんが、初回で未知だった要素のうち、機器の操作・教材の進み方・25分という長さの3つは2回目には既知になります。同じ講師を続けて指名すると、慣れるまでの負担をさらに下げられます。

※本記事のデータは「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件、継続中の会員が対象)および「無料体験済み・未入会者アンケート」(2026年6月実施・回答137件)に基づきます。体験談は、アンケートに寄せられた複数の保護者・回答者の声をもとに再構成した一例で、効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。料金・キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。

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Kiminiオンライン英会話ブログ マーケティング・調査チーム / Marketing & Research Team
学研グループが運営するKimini英会話のマーケティング・調査チーム。有料会員や無料体験ユーザーへの独自調査、レッスン評価データの分析をもとに、実データに基づく英語学習コンテンツを制作している。