英検4級には約1300語の単語力が必要と言われています。特にPart1の語彙問題やPart4の長文読解では中学校2年生終了レベルの英単語も出題されます。単語をしっかりと暗記していけば、英検4級の合格が一気に近づきます。今回はその英検4級で出題されるであろう英単語を品詞別にまとめました。

参考:英ナビ

【動詞】

4級の試験では、次に挙げた動詞が頻出です。

英単語 意味
ask
たずねる、質問する、頼む
come 来る、行く
cut 切る
forget 忘れる
get 得る
know 知っている
live 住む、生きる
look 見える、見る
make
作る、AをBにする
paint
ペンキを塗る、絵を描く
see
見る、見える、会う
show
見せる、案内する
sing 歌う
stay
とどまる、泊まる
store
保存する、蓄える
talk 話す
travel 旅行する
wear
着ている、身につけている
win 勝つ、勝ち取る
write
書く、手紙を書く

【名詞】

4級の試験では、次に挙げた名詞が頻出です。

英単語 意味
baby 赤ちゃん
band 楽団、バンド
blackboard 黒板
chicken
とり肉、鶏(にわとり)
Christmas クリスマス
cloud
concert 演奏会
corner 角、隅
country 国、いなか
dollar ドル
dream
example
eye
future 未来、将来
guitar ギター
hamster ハムスター
hotel ホテル
knife ナイフ
line 列、線
magazine 雑誌
mail 郵便(物)
machine 機械
minute 分、瞬間
mountain
movie 映画
newspaper 新聞
page ページ
people 人々
phone 電話、電話機
pig ブタ
picture 絵、写真
pop music
ポピュラー音楽、ポップス
poster ポスター
present 贈り物
racket ラケット
restroom トイレ、化粧室
ruler 定規
salad サラダ
sandwich サンドウィッチ
season 季節
sir お客様、先生
sock 靴下、ソックス
steak ステーキ
store
保存するもの、店舗(名詞として)
sun 太陽、日光
supermarket
スーパーマーケット
table 食卓、テーブル
term
用語、期間、学期
trumpet トランペット
university 大学
vegetable 野菜
waiter
ウェイター、店員
way 方法、方向
weather 天気、天候
window 窓、窓ガラス

【形容詞】

4級の試験では、次に挙げた形容詞が頻出です。

英単語 意味
cool
涼しい、冷たい、かっこいい
dirty 汚れた
difficult 難しい
exciting
興奮させる、わくわくする
favorite お気に入り
funny
おかしい、こっけいな
good
よい、親切な、楽しい
hard 熱心な、厳しい
interesting
面白い、興味深い
little
少しの〜、小さい
much
たくさんの、多量の
popular 人気のある
pretty
なかなか、かわいい
quick 速い、すばやい
same 同じ
slow
遅い、ゆっくりした
sunny 晴れた
thirsty 喉が渇いた
wrong
悪い、間違った、故障した

【その他】

その他、次のような副詞や前置詞もよく出題されます。

英単語 意味
again ふたたび、また
and と、そして
away
離れて、あちらへ
by ~によって
for ~のために
off 離れて、脱いで
p.m. 午後
should ~すべきである
soon
まもなく、すぐに
together 一緒に
will ~するつもりだ

英検4級に頻出!不規則動詞リスト

英検4級に頻出!不規則動詞リスト

英検4級からは一般動詞の過去形が出題されます。規則変化動詞であれば基本的には動詞の原型にedをつければいいのですが、不規則変化動詞になると、形が大きく変わるものも出てきます。

ここでは、英検4級によく出る不規則動詞の変化パターンを4つのパターンに分けて紹介します。

不規則動詞を覚えるのが大変だなと感じる人もいるでしょうが、その変化にはパターンがあることに気づいて、そのパターンを意識して覚えると、覚えやすくなりますよ。

参考:英検4級をひとつひとつわかりやすく。

不規則動詞のパターン 原形、過去形、過去分詞が同じ形の動詞 AAA

語尾はtまたはdで終わります。read  は、綴りは同じですが、発音は変わります。

原形 原形  A 過去形 A 過去分詞 A
切る cut cut cut
かかる cost cost cost
打つ hit hit hit
傷つける hurt hurt hurt
させる let let let
置く put put put
読む read read read
設定する set set set
閉じる shut shut shut
広がる spread spread spread

不規則動詞のパターン 原形、過去分詞が同じ形の動詞  A B A

原形、過去分詞形が同じの動詞は、次に挙げたようなものが代表的で、数は少ないです。

意味 原形 A 過去形 B 過去分詞 A
~になる become became become
来る come came come
乗り越える overcome overcame overcome
走る run ran run

不規則動詞のパターン 過去形と過去分詞が同じ形  A B B

過去形と過去分詞形が同じ不規則動詞は、わりと多いですが、4級レベルのものを紹介します。

意味 原形 A 過去形 B 過去分詞 B
理解する understand understood understood
扱う deal dealt dealt
感じる feel felt felt
保つ keep kept kept
去る、残す leave left left
意味する mean meant meant
会う meet met met
眠る sleep slept slept
掃く sweep swept swept
失う lose lost lost
持つ have had had
送る send sent sent
聞く hear heard heard
会う meet met met

不規則動詞のパターン 原形、過去形、過去分詞すべて異なる動詞  A B C

意味 原形   A 過去形 B 過去分詞 C
壊す break broke broken
選ぶ choose chose chosen
得る get got gotten
忘れる forget forgot forgotten
凍る、凍らす freeze froze frozen
話す speak spoke spoken
目覚める wake woke woken

英検4級 英単語の覚え方|4ステップで記憶に定着!

英検4級 英単語の覚え方|4ステップで記憶に定着!

英検4級の合格には、約800〜1300語の基本的な英単語力が必要です。「そんなにたくさん覚えられるかな…」と不安になるかもしれませんが、大丈夫!

大切なのは、「読む・聞く・書く・確認する」の4つのステップをくり返すことです。
ここでは、小学生でも取り組みやすい、英検4級にピッタリの単語の覚え方を紹介します。

ステップ1:視覚で覚える【目で見て定着】

まずは、「英語の単語」と「日本語の意味」をしっかり目で見て確認しましょう。単語帳やカード、無料の英検アプリなどを使って、英単語を日本語とセットで覚えていきます。

学習のやり方

  • 「apple=りんご」など、絵やイラストと一緒に意味を覚えるとイメージしやすい
  • 日本語を隠して、英単語を見て意味を言えるかチェック
  • 思い出せなかった単語には、マークをつけてあとで復習

ポイント

  • 英検4級では、「選択肢から意味を選ぶ問題」が多く出ます。まずは英語→日本語の順で覚えましょう。
  • 「視覚記憶」は記憶定着率が低めですが、素早く反復できるため、復習にとても効果的です。
  • 単語の暗記は反復回数がカギ!毎日繰り返すことで、自然に覚えられます。

ステップ2:聴覚で覚える【声に出してリズムで記憶】

英単語は、音で覚えると忘れにくいです。アプリやCDの音声に合わせて、声に出して発音しましょう。

学習のやり方

  • 単語を見ながら、声に出して5回読んでみる
  • 音声に合わせてリピートする(「りんご」→「apple!」)
  • 日本語を見て、英語で言えるか練習する

ポイント

  • 正しい発音とスペルをセットで覚えると、リスニングやスピーキングの力も伸びます。
  • 「聴覚記憶」は視覚記憶と合わせると記憶定着率が30%に向上します。
  • 聴覚優位なお子さんには、音と一緒に覚えるのがとても効果的。
  • 例えば、不規則動詞の変化形を覚えるときに、声に出して読んでリズムで記憶すると覚えやすいです。
  • 発音を聞いて覚えることで、リスニング力もアップします!

ステップ3:運動記憶を使う【手を動かして覚える】

見て・聞いて覚えたら、今度は手を使って書くことでしっかり定着させましょう。実際に書くことで、スペルも身について忘れにくくなります。

実際に英単語を書くのが面倒くさいと感じる人もおられるでしょう。幼少期からタイピングに慣れているお子さんは、タイピングして英単語を覚えるというのもありです。

とにかくが手を動かして作業することで、英単語は覚えやすくなります。

学習のやり方

  • ノートに英単語と意味を書く(例:「apple=りんご」)
  • 英単語を見て、ノートに日本語を書いてみる。
  • 日本語だけを見て、英単語が書けるか挑戦する。
  • 間違えた単語は何度か書き直して覚える。
  • 習った単語を使って英作文をしてみる。

ポイント

  • 「運動記憶」は暗記に時間がかかる反面、一度覚えるととても忘れにくいのが特長です。
  • 実際に手を動かすことで運動記憶が刺激され、記憶が定着します。
  • 書くことは、ライティング練習にもなり、英語のつづりミス防止にも役立ちます。英検3級以上のライティング試験の練習にもなります。
  • 日本語から英語に直すトレーニングを入れることで、新たな刺激を入れることができるので、飽きてしまうのを防ぐことができます。

ステップ4:テストで確認【アウトプットが仕上げ!】

最後に、覚えた単語を小テストでチェックして、どれだけ覚えられたか確認しましょう。

学習のやり方

  • 日本語の意味だけを見て、英単語をノートに書いてみる
  • 書けなかった単語に★をつけて、次の日に復習
  • 1週間に50語など、目標を決めて繰り返す

ポイント

  • 「できたつもり」を防ぐには、アウトプット(書く・言う)でチェックが一番!
  • 「間違えた単語だけ」をまとめたノートを作れば、効率よく復習できます。

まとめ|英単語は「毎日ちょっとずつ」でしっかり覚えられる!

英検4級の英単語は、日常生活でもよく使うやさしい単語が多いです。1日10語、3回ずつ声に出して書くだけでも、1ヶ月で300語以上覚えられます。
前日に習った単語を翌日に少し復習し、数日後にまた復習しながら覚えていくと、単語が定着していきます。
おうちの方も一緒に「これは何の意味だっけ?」とクイズを出してあげると、お子さんのやる気もアップします!
コツコツ続けて、「単語がわかる!読める!」という成功体験を増やしていきましょう。英検合格への第一歩は、英単語の反復練習から始まります!