「現地で最初に通じなかったのは、いちばん自信のあった一文でした」——海外旅行のために英語を学んでいる方から、Kimini英会話にはそんな声が届きます。文法は正しい。単語も合っている。それなのに、空港のカウンターで相手が首をかしげる。逆に、たいして正しくない片言のほうがあっさり通じてしまう。
この記事では、Kimini英会話の有料会員実態調査(2026年6月実施・有効回答940件)のうち、英語を学ぶ一番の目的が「海外旅行」だと答えた38人のデータと、実際に寄せられた声から、なぜ教科書英語は現地で通じにくいのか、そしてこの層に何が起きているのかを整理します。都合の悪い数字も、そのまま載せます。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 旅行のために英語を学んでいる人は、得意なのが「読む」で、伸ばしたいのが「話す」ときれいに反転している。教科書英語が通じないのは知識不足ではなく、口に出した回数の差である。
- この層は満足度がいちばん高いのに、「上達している実感がない」と答える人も突出して多い。手応えを測る場が年に一度の旅先しかないため、日常では伸びが見えないという構造がある。
- 実際に変わったこととして語られるのは「話せるようになった」ではなく「外国人と話す怖さが消えた」だった。旅行英語の到達点は、うまく話すことではなく、黙らないことである。
なぜ「読めるのに通じない」が起きるのでしょうか
得意なことと必要なことが、正反対だからです。
有料会員実態調査2026(2026年6月実施・有効回答940件)で、英語を学ぶ一番の目的が「海外旅行」だと答えたのは38人。この層に一番得意だと感じるスキルを聞くと、1位は「リーディング(読む)」で36.8%。一方で一番伸ばしたいスキルは「スピーキング(話す)」が78.9%で、リーディングを挙げた人は1人もいませんでした。
| スキル | 一番得意 | 一番伸ばしたい |
|---|---|---|
| リーディング(読む) | 36.8% | 0% |
| スピーキング(話す) | 15.8% | 78.9% |
| リスニング(聞く) | 18.4% | 18.4% |
| 文法 | 13.2% | 2.6% |
出典:Kimini英会話「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件/海外旅行が目的n=38)
読む力と文法は身についている。話す力だけが置いていかれている。これが「教科書英語」と呼ばれる状態の中身です。
つまり足りていないのは知識ではなく、口に出した回数です。読解や文法は目で処理できますが、会話は音を出す運動なので、知っているだけでは動きません。現地で通じなかったのは英語力が低かったからではなく、その文を声に出したのが初めてだったから、という説明のほうが実態に近いはずです。
同じ形のギャップは子どもの学習でも起きています。詳しくは「聞けるのに話せない」の正体で整理していますが、得意なほうが先に伸びて、話す力が後から追いかける構造は年齢を問いません。
旅行のために学んでいる人は、満足しているのでしょうか
数字の上では、いちばん満足している層です。ところが同時に、いちばん苦しんでもいます。
海外旅行が目的の38人の総合満足度は100%(38人全員が「非常に満足」または「やや満足」)。指標をNPS=顧客推奨度(友だちや知り合いにKimini英会話をすすめたいと思う気持ちを数値化した指標)で見ると+58で、会員全体の+50を上回ります。
にもかかわらず、学習を続ける上で一番のハードルとして「上達している実感がない」を挙げた人が55.3%。会員全体(26.6%)の2倍を超えます。
| ハードル | 海外旅行が目的 | 会員全体 |
|---|---|---|
| 上達している実感がない | 55.3% | 26.6% |
| 忙しくて時間が取れない | 13.2% | 19.7% |
| モチベーションが続かない | 10.5% | 20.1% |
| 特にハードルは感じていない | 10.5% | 11.9% |
出典:Kimini英会話「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)
サービスには満足している。やる気も落ちていない。時間もある。それでも伸びが見えない。この組み合わせは、目的の性質から説明がつきます。
旅行英語の答え合わせができるのは、旅先だけです。試験のようにスコアが出るわけでもなく、仕事のように毎日使う場面があるわけでもない。次の旅行が1年後なら、手応えを確認する機会も1年後になります。だから日常のレッスンだけでは、進んでいるかどうかが分からないのです。
※海外旅行が目的の層はn=38と回答者数が少なく、参考値としてお読みください。数値は「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件)に基づく自社調査の結果で、いずれも継続中の会員の自己申告によります。すでに退会した方は含まれないため、継続に前向きな回答へ偏りやすい点(生存バイアス)にご留意ください。調査の対象・時期により結果は異なる場合があります。
それでも変わったことは、何だったのでしょうか

「話せるようになった」ではありませんでした。「怖くなくなった」でした。
寄せられた声を並べると、この層が語る変化はほとんど同じ形をしています。上達の実感は薄い、と前置きしたうえで、外国人と向き合ったときの心理的な負荷が下がったことを挙げるのです。
「海外旅行で現地の方と話せるようになりたくて始めました。なかなか進歩している実感はわきませんが、海外の方と話をする恐怖はなくなった気がします。一緒に旅行する妹にも、話せるようになったねと言われました」
利用歴7か月〜1年・50代の会員
「海外旅行で話せるようになりたくて、長年、高い英会話教室に通っては挫折してきました。結局、高い教材だけが残るという有様でした。今は毎日楽しく続けられていて、頭を使うのでボケ予防にもなっている気がします」
利用歴7か月〜1年・70代の会員
※アンケート回答を再構成した一例です。
自分では気づかないが、同行者には分かる。これは旅行英語の伸び方をよく表しています。旅先で必要なのは流暢さではなく、黙らないことです。相手の言葉を受けて、片言でも何か返す。この一点が変われば、旅の体験はまるごと変わります。
実際に現地で使えたという声も届いています。
「海外に住んでいますが、とっさに現地の人と英語で話したり、表示や文章を読み取ったりできるようになってきました」
利用歴4〜6か月・小学生の保護者
「渡米が決まっていて、そのために勉強しています。楽しく学べていて、言葉の壁に対する不安が少しずつなくなっていくのを感じます」
利用歴4〜6か月・20代の会員
※アンケート回答を再構成した一例です。
教科書英語を「通じる英語」に変えるには、何をすればいいのでしょうか
音を直してもらうことです。この層は、そこに手をかけています。
海外旅行が目的の会員に発音の学習方法を聞くと、「レッスンで講師に直してもらう」が81.6%で圧倒的に1位。動画やアプリよりも、実際の会話の中で指摘を受ける方法が選ばれています。
| 学習方法 | 回答率 |
|---|---|
| レッスンで講師に直してもらう | 81.6% |
| 動画(YouTubeなど) | 23.7% |
| シャドーイング | 18.4% |
| 特にやっていない | 10.5% |
| 発音専用アプリ | 5.3% |
出典:Kimini英会話「有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件/海外旅行が目的n=38)
もう一つ、この層だけに出る特徴があります。Kimini英会話から届くとうれしい情報を聞くと、「英語フレーズ・表現の紹介」が50.0%で1位。会員全体では34.5%で4位の項目です。全体で1位になる「キャンペーン・割引情報」(55.5%)は、この層では36.8%にとどまります。
割引よりも、使える一言がほしい。旅行英語は場面が決まっているぶん、丸ごと覚えて持っていける表現が効きます。そして覚えた表現は、レッスンで一度声に出して直してもらうまでは、まだ使える状態になっていません。
スピーキングの練習方法を聞くと、この層は100%が「レッスン」と回答しました。そのうえで13.2%が独り言・セルフトーク練習を併用しています。レッスンで直してもらった表現を、日常の中でもう一度声に出しておく。それが本番で口から出るかどうかの差になります。
旅行英語の到達点は、うまく話すことではない

黙らないことです。
整理すると3つです。ひとつ、読める・分かるを増やすより、声に出した回数を増やす。教科書英語が通じないのは知識の問題ではありません。ふたつ、覚えたい表現はレッスンで一度直してもらう。音を直された表現だけが、本番で使える状態になります。みっつ、上達は自分で測らない。旅行英語の答え合わせは旅先でしかできないので、日常で伸びを探しても見つかりません。
そして、実感が薄いまま続けている人ほど、あとから同行者に「話せるようになった」と言われています。伸びていないと感じることは、伸びていない証拠にはなりません。
まずは、覚えている一文を声に出して直してもらうところから試してみてください。Kimini英会話の無料体験でできることで内容を確認できます。他社と比べて選びたい場合は、オンライン英会話の比較のしかたもあわせてご覧ください。
※無料体験の内容・回数・条件は変更される場合があります。最新の内容は公式サイトの案内をご確認ください。
よくある質問
Q. 文法は分かるのに現地で通じないのは、なぜですか?
知識ではなく、声に出した回数が足りていないためです。海外旅行を目的とする会員では、一番得意なスキルが「リーディング(読む)」で36.8%、一番伸ばしたいスキルが「スピーキング(話す)」で78.9%と、得意と必要がきれいに反転しています。読解や文法は目で処理できますが、会話は音を出す運動なので、知っているだけでは動きません。
Q. 海外旅行のための英語は、どのくらいで身につきますか?
期間を保証することはできません。旅行が目的の場合、答え合わせができるのが旅先だけなので、日常では伸びを確認しにくくなります。実際、この層で「上達している実感がない」を最大のハードルに挙げた人は55.3%で、会員全体(26.6%)の2倍を超えています。実感の薄さは、伸びていないことと同じではありません。
Q. 旅行英会話は、フレーズを暗記すれば足りますか?
暗記は有効ですが、それだけでは本番で出てきません。覚えた表現を一度レッスンで声に出し、音を直してもらうところまで進めておく必要があります。海外旅行が目的の会員は、発音の学習方法として「レッスンで講師に直してもらう」を81.6%が挙げており、動画やアプリより上位でした。
Q. 発音は独学でも直せますか?
動画(23.7%)やシャドーイング(18.4%)を使っている方もいますが、いずれも「レッスンで講師に直してもらう」(81.6%)には届きません。自分の音は自分では聞こえにくいため、その場で指摘してもらえる形がいちばん確実です。
Q. 旅行のためだけに英語を習うのは、もったいないでしょうか?
そうとは言えません。海外旅行を目的とする会員の総合満足度は100%(n=38)、NPSは+58で会員全体の+50を上回りました。利用歴2年以上が42.1%を占めており、旅行を目的にしている方は長く続けている層でもあります。
※本記事のデータは「Kimini英会話 有料会員実態調査2026」(2026年6月実施・有効回答940件、継続中の会員が対象)に基づきます。海外旅行を目的とする層はn=38と回答者数が少ないため、参考値としてお読みください。体験談は、アンケートに寄せられた複数の会員の声をもとに再構成した一例で、効果や感じ方には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。料金・キャンペーン・サービス内容は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。
