子どもの英語学習は、いつも予定どおりに続けられるとは限りません。

体調を崩したり、看病が続いたり、学級閉鎖になったり。
わが家でも、1週間から10日ほど英語学習ができなかったことが何度かあります。

そのたびに「こんなに休んで大丈夫かな」と気になりましたが、実際に経験してみると、英語が止まる理由によって家庭の様子も、再開するタイミングもさまざまでした。

今回は、コロナ、インフルエンザ、学級閉鎖で英語が止まったときのわが家の様子を振り返ります。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 病気のときは体調の回復が最優先コロナで家族全員が寝込んだときも、インフルエンザで長女が出席停止になったときも、英語より元気になることを優先しました。
  • 学級閉鎖中は普段の生活リズムを保つ本人は元気でも気持ちが向きにくいため、レッスンは相談して1回だけにし、動画やゲームの時間もいつもどおりにしました。
  • 休んだ分は無理に取り戻さない生活が戻るのに合わせて少しずつ再開すれば、英語も自然といつものリズムに戻っていきました。

家族全員がダウンしたコロナ感染

家族全員がダウンしたコロナ感染

コロナに感染したのは、まだ隔離期間が10日間だった頃です。
しかも、家族全員でダウンしてしまい、本当に何もできない、長い長い療養期間でした。

このときは、勉強なんて二の次、三の次です。
とにかく回復することだけを考えていました。

「英会話やってないな」
「通信教材も溜まっている」

ふと頭をよぎることはあっても、家族全員が体調を崩していると、そこから先を考える余裕はありません。

オンライン英会話はもちろんお休みです。
通信教材にも、ほとんど手をつけませんでした。

英語に触れない日が続いても、「このまま休んで大丈夫かな」と心配するより、まずは自分たちの体調を戻すことが最優先でした。

それでも、隔離期間が終わりに近づいてくると、
「休んだ分、ちゃんと取り戻せるかな」
と、少し気になってきます。

ただ、こればっかりは仕方ありません。
家族全員が寝込んでいる間、英語の遅れを気にしてもどうにもなりません。

まずは元気になること。
英語のことは、生活が戻ってから考えればいい。
このときは、そう割り切ることにしました。

長女だけが感染したインフルエンザ

インフルエンザのときは、コロナのときとは状況が違いました。
このとき感染したのは長女だけです。

家族への感染を予防するため、熱が下がらなかった2日ほどは、自室で隔離して過ごしました。
長女はタブレットで音楽を聴いたり、読書をしたりしながら過ごしていました。

熱が下がると、「もう元気になったかな」と思ってしまいます。
でも実際には、少し動いただけで疲れたり、いつもより長く寝ていたり。

本人も、
「暇すぎる!」
「何もすることない……」
と言いながら、勉強をどんどん進められるほど元気なわけではありませんでした。

とはいえ、5日間の出席停止期間は、子どもにとって思いのほか長いものです。

「熱ないし、何すればいい?」
「何したいの?」
「動画見たいし、ゲームもしたい」

元気になってきたとはいえ、なかなか勉強モードというわけでもありません。

それでも、体調が戻ってきたタイミングで、通信教材をほんの少しやることはありました。
通信教材なら、その日の体調に合わせて少しだけ取り組み、疲れたら終わりにできます。

一方、オンライン英会話は、まだお休みしました。
レッスンが始まれば、画面の前に座って25分間、先生とやり取りしなければならないので、もう少し元気になってからでいいかなと思いました。

熱が下がって、少し勉強ができるようになったからといって、すぐに普段どおりに戻れるわけではありません。

このときは、できることから少しずつ。
オンライン英会話は、もう少し体調が戻ってから再開することにしました。

学級閉鎖でも元気なら、英語はできる?

学級閉鎖でも元気なら、英語はできる?

病気のときは、「今は休むとき」と判断しやすいものです。
ところが、少し迷ったのが学級閉鎖でした。

本人は元気です。
体調面では何も問題ありません。

そうなると、親としては、
「学校がないなら、英語くらいできるのでは?」
と思ってしまいます。

実際、私も最初はそう思い、声をかけました。
「レッスンやる?できそう?」

すると、「何言ってるの?」と言いたげな顔で、バッとこちらを振り向き、
「えー!学級閉鎖なのに!?」
と、心底嫌そうな反応。

それもそのはず。気持ちはよくわかります。

学級閉鎖になると、数日間は授業がありません。
友達とも遊べず、家族で出かけることもできません。

本人は元気なのに、普段の予定や出かける楽しみだけが一気になくなります。

そんな状況では、「せっかく時間があるんだから英語をやろう」と言われても、なかなか気持ちは向きません。

レッスンについては本人と相談して、できそうな時間に1回だけ入れることにしました。

ただ、学校へ行って、帰宅して、宿題をして、英語をして、自由時間。
そんな普段の流れが崩れていると、英語だけをいつものペースに戻そうとしても、なかなか学習モードにはなりませんでした。

そこで、学級閉鎖中も、なるべく普段の平日の流れに沿うようにしました。

わが家では、動画やゲームは16時以降にすることがほとんどです。
学校がない日も特別扱いせず、いつもどおりにこやかに、

「動画は下校後ね〜!」
と声をかけます。

すると、
「え……」
と、がっかりした顔。

それでも、そのまま引き下がるわけではありません。

「じゃあ、講座1つ増やすから、動画の時間早めていい?」
と、交渉してくることもあります。

こういうところは、ちゃっかりしています。

それでも、学校がない日だからといって、朝からずっと動画やゲームという流れにはせず、いつもの時間になったら自由時間。
そんなふうに、できるだけ普段の生活リズムを残すようにしました。

生活が戻ると、英語も少しずつ再開

英語が止まったあと、どうやって普段のペースに戻したのかというと、わが家では特別なことはしていません。

それぞれの生活が戻ってくるのに合わせて、英語も少しずつ再開していきました。

コロナのときは、家族みんなの体調が戻ってから。
インフルエンザのときは、長女の体調が戻ってから。
学級閉鎖のときは、本人と相談しながらレッスンの時間を決めて。

再開するタイミングはそれぞれ違いましたが、共通していたのは、休んだ分を無理に取り戻そうとしなかったことです。

たとえば、体調が戻ってきたなと感じたら、

「そろそろ英語やろうか〜?」
「どこまでやってたっけ?」

と、まずは問いかけるところから。

「休んだ分やりなさい」と一方的に進めるのではなく、「ぼちぼち再開しますか」というくらいのスタンスです。

いきなり元のペースに戻そうとはしませんでした。

「今日、久しぶりにレッスンできそう?」
「あぁ……そろそろやるか〜」

そんなふうに、その日の様子を見ながら少しずつ再開していきました。

学校が始まったり、家族の体調が戻ったりすると、少しずつ普段の生活に戻っていきます。
そうすると、英語も自然といつものリズムに戻ってきました。

もちろん、再開したその日から完全に元どおりになるわけではありません。
しばらく集中できないこともありますし、以前と同じペースで進まないこともあります。

それでも、休んだ分を一気に取り戻そうとするのではなく、そのときの生活や体調に合わせて、少しずつ戻していく。
わが家では、そんなふうに英語を再開していきました。

よくある質問

FAQ

体調不良で1週間ほど英語学習を休んでも大丈夫ですか?

この家庭では、1週間から10日ほど英語学習ができなかったことが何度かありましたが、生活が戻ると英語も少しずつ戻っていきました。まずは体調の回復を優先して問題ないと感じています。

病み上がりには、どんな英語学習から再開すればいいですか?

この家庭では、体調に合わせて少しだけ取り組める通信教材から始めました。画面の前で25分間先生とやり取りするオンライン英会話は、もう少し元気になってから再開しています。

学級閉鎖で子どもが元気なときは、英語学習をしたほうがいいですか?

元気でも、普段の予定や楽しみがなくなり、英語に気持ちが向かないことがあります。この家庭では本人と相談してレッスンを1回だけ入れ、動画やゲームの時間も含めて普段の生活リズムを保つようにしました。

まとめ|休むことも続けることの一部

家族で生活していれば、予定どおりにいかないことはあります。

子どもが体調を崩すこともあれば、家族の看病で全体の予定が変わることもあります。
子どもは元気でも、親が体調を崩したり、学級閉鎖で普段の生活が止まったりすることもあります。

今回、コロナ、インフルエンザ、学級閉鎖を経験してきて、英語を一度休むこと自体は、特別なことではないと感じました。

1週間から10日ほど英語が止まっても、生活が戻れば、英語もまた少しずつ戻っていきます。

もちろん、これから先には、家族の中で次々に感染して、もっと長い期間、何もできないこともあるかもしれません。
そんなときまで、「英語を止めないこと」にこだわる必要はないのだと思います。

必要なときには休んで、生活が落ち着いたら、また少しずつ戻していく。
「休まないこと」ではなく、休んでも、また戻れること。

それも、長く英語を続けていく中では大切なことなのだと感じています。

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KatoTomomi 英語教育ライター / English Education Writer
英語教育を専門的に学び、言語習得理論に基づいた学習法を研究。塾講師として受験英語や英検対策の指導経験を持つ。現在は小学生2人の母として家庭での英語教育を実践しながら、Kimini英会話で子ども向け英語学習や家庭学習のノウハウを発信している。