「ESAT-Jって中1も受けるんですか?」
「まだ早いですよね?」
「Year1って何のためにあるの?」

中1の保護者から、こうした質問をよく受けます。
結論から言うと、ESAT-J Year1は必ず受けなければならない試験ではありません。
しかし、英語力を試したい生徒にとっては、非常に良い経験になります。

この記事では、

  • ESAT-J Year1とは何か
  • 中1のレベル感
  • 受ける意味があるケース

を、現場目線で整理します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • ESAT-J Year1は中1向けのスピーキングテストだが、都立高校入試の評価対象ではなく、必須受験ではない。
  • 出題は音読・Q&A・イラスト描写・ナレーションの4パートで、中1教科書レベルの英語を「話せるか」が問われる。
  • 中1から音読習慣や英会話で発話経験を積むことで、Year3のスピーキング試験にも余裕を持って対応できる。

ESAT-Jは中学何年生が対象?|Year1はどんな位置づけ?

「知見がない」を英語で伝えるには?

ESAT-JはYear1・Year2・Year3に分かれています。
Year3は都立高校入試で評価対象になりますが、Year1は入試評価には直接関係しません。
私はYear1を、「自分の力を試したいなら良い経験になる試験」と説明しています。
義務ではありませんが、スピーキングに挑戦する場として価値があります。

実際の中1生の反応は、

  • 「まだやらなくて良いんじゃない?」
  • 「まだ早い気がする」

という声が多いです。

中1の段階では、受験という意識はまだ薄く、スピーキングテストに対する実感もありません。
だからこそ、自身の英語力を測る模試のような存在として捉えると良いでしょう。

ESAT-J Year1の過去問から分かる出題傾向と対策まとめ

令和6年の過去問を元にYear1の出題内容を解説します。

Year1は主に4つのパートで構成されています。

  • パートA:音読
  • パートB:Q&A
  • パートC:イラスト描写
  • パートD:ナレーション

Year3ほど高度ではありませんが、「話す力の土台」が試されます。

参照:令和6年度ESAT-J YEAR 1問題及び解答例

Part A:音読

出題傾向

  • 30〜40語程度の短い英文
  • 中1教科書レベル
  • 現在形中心
  • 発音・区切り・強弱が評価対象

ポイント

  • 単語を正しく読めるか
  • 文の区切りを意識できているか
  • 不自然な止まり方をしていないか

対策方法

  • 教科書本文を毎日音読(5〜10分)
  • スラッシュリーディングで区切り練習
  • 先生に発音をチェックしてもらう

速さよりも、正確に読めているかがポイントです。

Part B:Q&A(1文回答)

出題傾向

  • What / When / Where など基本疑問文
  • 自分のことを答える問題
  • 1文でOK

例:

  • What time do you have lunch on Sundays?
  • What do you usually do after school?

ポイント

  • 主語+動詞で答えられるか
  • 文が途中で止まらないか
  • 文法ミスが致命的でないか

対策方法

  • 「必ず主語から話す」練習
  • よく出る質問を暗記レベルで準備

Wh-で始まる疑問文に瞬発的に答えられるよう、反復練習をすると効果的です。

Part C:イラスト描写

出題傾向

  • 1枚のイラスト
  • 「物がどこにあるか」を英語で説明

例:

  • The/A computer is on the/a desk.
  • I can see a map on the/a wall.

ポイント

  • 物を主語におくか、I can see ~で始める。
  • 絵に描かれている物は全て触れておくと高得点。

対策方法

  • 身の回りの物を英語で言えるようにしておく。
  • on / in / byなど場所を示す前置詞をスムーズに使えるようにする。

Part D:ナレーション

出題傾向

  • 3コマの絵を見てナレーションをする
  • 時間とその時の行動を言う
  • 30秒で1コマ1文言う

例:

  • I wash my face at 6:45 (a.m.).
  • At seven (a.m.), I eat breakfast.

ポイント

  • 主語をIで始める。
  • 「主語+動詞+時刻」の順で話す。
  • 時刻を先に言ってもOK

対策方法

  • 「I 動詞 at 時刻」の型練習
  • 日常の動作を英語で言えるようにする
  • 瞬間的に英文が口から出てくるまで反復する

Year1で差が出るポイント

  • 音読の滑らかさ
  • 即答できるか
  • 主語+動詞が崩れないか

文法力だけでなく、「慣れ」と「反復量」が大きく影響します。

ESAT-Jは中1レベル|実際の難易度は?

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現場感として、Year1のレベルは次の通りです。

  • 中1終了程度の文法力が必要
  • 主語+動詞の形が作れること
  • 基本的な疑問文に答えられること

文法知識よりも、「口に出す力」が求められます。
特に差が出るのは、英会話に慣れているかどうかです。

実際、中1でA評価を取った生徒がいました。
毎日練習している姿を見ていたので、評価を聞いたときは私も本当に嬉しかったのを覚えています。本人も自信に満ちた表情でした。

中1での成功体験は、その後の英語学習に大きな影響を与えます。

ESAT-J 中1 から対策|本当に意味はある?

「中1から対策なんて早すぎませんか?」と聞かれることもあります。
結論から言えば、無理に受ける必要はありません。

しかし、英語を武器にしたいなら、早い段階から話す経験を積むことは大きな意味があります。

実際、中1から英会話に慣れている生徒は、Year3で差が出やすい傾向があります。

  • 即答できる
  • 沈黙しない
  • 主語と動詞が自然に出る
  • 緊張しにくい

スピーキングは「知識」ではなく「慣れ」です。
Year3になってから慌てて練習するより、中1から少しずつ積み上げてきた生徒のほうが安定して高評価を取ります。

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では、中1は何をすればいいのでしょうか。難しい問題集は必要ありません。

① 音読習慣を作る

学校の教科書で十分に対策をすることができます。

  • 毎日5〜10分
  • 声に出して読む
  • 区切りを意識する

これだけで発話の土台ができます。音読を続けている生徒は、明らかにスムーズに話せます。

② 主語+動詞+時間で答える習慣

  • Two bags are by the table.
  • I eat breakfast at seven.

単語レベルの解答でも得点することはできますが、上記のように主語と動詞をともなうきちんとした文章で答える習慣をつけましょう。

③ 英会話に慣れる

ここが一番の差になります。
教室で見ていても、英会話経験がある子は「間違いを恐れない」傾向があります。これが決定的な違いです。

Kimini英会話を活用する意味

中1の段階では、

  • 難しい表現
  • 高度な語彙

は必要ありません。

必要なのは、話すことに慣れる環境です。
オンライン英会話は、スピーキング経験を積む最短ルートです。

特にKimini英会話は、

  • 中学生向けカリキュラムがある
  • 毎日少しずつ話せる
  • スピーキングに特化できる

という点で、Year1対策との相性が良いです。「受けるかどうか迷っている」そんな段階でも、英会話経験は将来の大きな武器になり得ます。

まとめ|中1は自身の英語力を測るチャンス

ESAT-J Year1は必須ではありません。

しかし、

  • 英語を好きになるきっかけ
  • 自信をつける機会
  • スピーキング力の土台作り

としては非常に価値があります。

中1でA評価を取ったあの生徒の笑顔は、
今でも忘れられません。

  • 「まだ早い」ではなく、
  • 今だからこそ、気楽に挑戦できる

そう考えてみてください。
そしてもし挑戦するなら、

  • 音読を習慣化する
  • 主語と動詞で答える練習をする
  • 英会話に慣れておく

この3つを意識してください。
早く動いた生徒ほど、Year3も余裕を持って臨めます。英語を試験科目にするのではなく、使える武器にするために。その第一歩が、中1からの小さな挑戦です。