「ESAT-Jっていつあるんですか?」
「都立高校の入試と同じ日ですか?」
「中学校で受験するんですよね?」
この質問は、毎年4月になると必ず出ます。
中3に上がったタイミングで、急にESAT-Jの存在を意識し始めるご家庭が多いからです。しかし実際には、日程を正しく理解していないケースが非常に多いのが現状です。
この記事では、
- ESAT-Jはいつ実施されるのか
- 2024・2025・2026年の実施時期の傾向
- 年間スケジュールの流れ
を、実際に指導した生徒の事例を交えて、現場目線で分かりやすく整理します。
ESAT-Jはいつ?2024・2025・2026のスケジュール

2024年度、2025年度のESAT-J(中3)は、いつ開催されたのでしょうか。まずはそちらから紹介します。
- 2024年:11月24日(日)予備日12月15日(日)
- 2025年:11月23日(日)予備日12月14日(日)
上記のように、例年、本試験は11月下旬、予備日は12月中旬に実施されています。
なお、2026年度は以下の日程で実施予定となっています。
- 2026年:11月22日(日)予備日:12月13日(日)
スケジュールを把握し、早めに準備を始めましょう。
しかし、毎年生徒指導をしていると、このような誤解があります。
- 都立高校の筆記試験と同じ日だと思っている
- 中学校内で実施されると思っている
- 冬(1月〜2月)だと思っている
実際には、都立高校入試とは別日程で、外部会場で実施されます。
都立高校の入試日とESAT-Jの試験日は異なります。都立入試に向けて計画的に進めていくためには、まずスピーキングの対策から始めることをおすすめします。
ESAT-Jの日時|本番直前の生徒のリアル
試験日の1〜2週間前になると、教室の空気は一変します。
- 「結局ESAT-Jに向けて何をやったらいいんですか?」と不安になる
- 急に「対策してください」と言ってくる
- 逆に根拠のない自信を持っている生徒もいる
実際、試験日を勘違いしていて、本番1週間前に慌てて対策を始めたケースもありました。
スピーキングは、1週間では仕上がりません。
だからこそ、日程を早めに把握することが最大の対策なのです。
ESAT-Jのスケジュール|年間の流れを整理

私は保護者・生徒に、ESAT-Jを次の流れで説明しています。
- 7月〜9月:申し込み期間
この時期に専用サイトから申し込みを完了させます。 - 11月上旬:2学期中間テスト終了
ここから本格的にESAT-J対策を開始します。 - 11月下旬:試験本番
例年この時期に実施されます。 - 12月中旬:追試験
感染症などやむを得ない事情がある場合、予備日が設定されています。実際にインフルエンザで欠席し、予備日を活用した生徒もいました。 - 1月中旬:結果確認
マイページで評価を確認できます。 - 2月:調査書送付
出願時に、ESAT-Jの評価が反映された調査書が都立高校に提出されます。
この年間スケジュールを理解しているかどうかで、慌てて対策をすることがなくなります。
特に保護者世代にはこのようなスピーキングテストはありませんでした。そのため、そもそもESAT-Jへの理解が難しく感じる人も多いのではないでしょうか。
早めに情報を取り入れておきましょう。
ESAT-Jの予備日|使えるのはどんなとき?

ESAT-Jには予備日(追試験)が設定されています。
しかし、「誰でも自由に変更できる」というものではありません。
実際に相談があったケースは、
- インフルエンザなどの感染症
- 私立高校のイベントと重なった
- 家庭の予定を入れてしまった
というものでした。
この中で実際に予備日を活用したのは、インフルエンザで欠席した生徒です。
体調不良など正当な理由があれば、所定の手続きを経て予備日に受験できます。
一方で、「予定を入れてしまった」「忘れていた」という理由では対応が難しい場合もあります。
だからこそ、年間スケジュールを早めに確認することが重要です。
ESAT-Jの実施日は?|11月下旬が本番
ESAT-J(中3)は、例年11月下旬に実施されます。
ここで重要なのは、「時期」そのものよりも、学校生活のどのタイミングに位置しているかです。
11月下旬は、
- 2学期中間テストが終わった直後
- 学校によっては修学旅行の前後
- 期末テストが控えているタイミング
- 英検の2次試験が終わったばかりのタイミング
という、学習面でも行事面でも慌ただしい時期です。
そのため、ESAT-Jが後回しになりやすいのが現実です。
さらに、多くの生徒が見落としがちなのは、
都立高校の筆記試験(2月)よりも約3か月早く実施されるという点です。
つまり、筆記対策が本格化する前に、スピーキングの評価は確定します。
この時期に実施されるからこそ、
- 夏までに基礎力を固めておく
- 秋に実戦形式に慣れておく
という準備が必要になります。
「まだ受験は先」と思っている11月に本番が来るので、対策に使える時間が意外と限られていることが分かると思います。これがESAT-Jの最大の特徴です。
日程を正しく理解することは、単なる情報把握ではありません。
年間の学習計画を組み立てるためにとても重要な情報なのです。
ESAT-J対策計画|年間の学校の動きを把握する
ESAT-Jに向けて、どのようなスケジュールで進めるのが理想的なのかを紹介します。
ESAT-Jの理想の対策スケジュール(年間プラン)
| 月 | 学校行事・試験 | ESAT-J対策の動き |
|---|---|---|
| 4月 | 英検(受験者)筆記対策開始 | まずは英語基礎力強化 |
| 5月 | 中間テスト(3学期制) | 定期テスト対策を優先 |
| 6月 | 部活動大会・体育祭・英検1次 | 英語学習の継続を意識 |
| 7月 | ESAT-J申し込み開始 | オンライン英会話でスピーキング対策開始 |
| 8月 | 夏期講習 | 休み・空き時間にオンライン英会話継続 |
| 9月 | 2学期中間テスト準備・英検対策 | 筆記と並行して即答練習 |
| 10月 | 中間テスト | ESAT-J対策を本格化 |
| 11月 | ESAT-J本番 | 過去問で最終チェック |
なお、過去問演習の際はこちらを参照してください。
早めの対策が評価を分ける

スピーキングは、直前に詰め込むものではありません。
毎日の音読、質問に即答する練習、オンライン講師とのマンツーマンでの発話経験。
これを積み重ねた生徒が、A・B評価に届くケースが多く見られます。
学校の授業だけでは発話量は十分とは言えません。
そこで有効なのが、オンライン英会話の活用です。
Kimini英会話のようなマンツーマン環境では、
- 質問形式に慣れる
- 2文以上で答える練習ができる
- その場で修正してもらえる
- というメリットがあります。
ESAT-J対策としても、英検面接対策としても有効です。
まとめ|まずは日程を把握することから
ESAT-Jで最も多い失敗は、「まだ先だと思っていた」という認識のズレです。
11月実施と聞いても、「秋になったら考えよう」と先延ばしにしてしまうご家庭が少なくありません。しかし、スピーキングは積み重ね力がものを言います。直前に焦っても、急激には伸びません。
だからこそ大切なのは、日程を知り、年間スケジュールを理解し、逆算して準備することです。これが最大のコツです。
- いつ実施されるのか
- 予備日はあるのか
- 結果はいつ出るのか
この3点を把握するだけで、動き方が変わります。予定をカレンダーに入れ、申し込みが終わったらすぐに音読や即答練習を始める。オンライン英会話などを活用し、発話量を確保する。
日程を制する者が、ESAT-Jを制します。そして、早く動いた人から結果は確実に変わります。

