「ESAT-Jの4コマ問題ってどう答えればいいんですか?」
ESAT-J対策を始めると、多くの生徒がこの質問をします。
特にスピーキング試験に慣れていない生徒にとって、4コマのストーリーを英語で説明するパートCは、難しく感じる生徒が多いです。
実際に指導していると、生徒は次のようなところで止まってしまいます。
- 単語が出てこない
- 時制が崩れる
- 過去進行形にするべきところで現在形のまま話してしまう
- 主語と動詞が言えない
- 前置詞や冠詞が抜ける
- 文と文のつながりがなく、途切れ途切れになってしまう
- スムーズに話せない
しかし、ESAT-Jの4コマ問題は正しい型を知っていれば、十分に対策しやすい問題です。
この記事では、実際の指導経験をもとに
- ESAT-Jの4コマ問題の内容
- よくある失敗パターン
- スムーズに話すための基本ルール
を分かりやすく解説します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- ESAT-Jの4コマ問題(パートC)は、イラストをもとにストーリーを英語で説明する問題で、英語の正確さだけでなく話の流れも評価される。
- 高評価のポイントは、主語+動詞の文を使う・基本は過去形で話す・First / Then / Finally などの接続詞でつなぐこと。
- 単語が出てこない場合は簡単な言葉に言い換えることが重要で、音読やスピーキング練習を重ねることでスムーズに話せるようになる。
ESAT-Jの4コマ問題|パートCの基本形式

ESAT-JのパートCでは、4コマのイラストを見てストーリーを説明する問題が出題されます。
画面に表示される4枚のイラストを順番に見て、
- 何が起きているのか
- 登場人物は何をしているのか
- 最後にどうなったのか
を英語で説明します。
つまり、物語を英語でナレーションする問題です。
例えば、次のような流れです。
- 1コマ目
自分が◯◯をしている - 2コマ目
困っている人がいる - 3コマ目
問題を解決する - 4コマ目
みんなが喜ぶ
このようなストーリーを、英語で説明します。
ESAT-Jでは、英語の正確さだけでなく話の流れも重要です。
1コマごとにバラバラに話すのではなく、ストーリーとして説明できるかが評価のポイントになります。
ESAT-J パートD|4コマ問題との違い

ESAT-Jには、4コマ問題のパートCのあとにパートDがあります。
この2つは似ているようで、実は大きく違います。
パートC(4コマ問題)
- イラストを見て説明する
- ストーリーを順番に話す
- 基本的に過去形を使う
パートD
- 質問に対して自分の意見を答える
- 自由に内容を話せる
- 理由を説明する
つまり、パートCは「決まったストーリーを説明する問題」。パートDは「自分の意見を話す問題」という違いがあります。
パートCでは、イラストの内容に沿って話さなければならないため、語彙や文法が思いつかないと止まりやすいという特徴があります。
ESAT-Jのイラスト問題|よくある失敗パターン
ESAT-Jの4コマ問題では、よくある失敗パターンがあります。
特に多いのが、時制のミスです。
例えば、次のようなケースです。
- 評価の高い解答例
Two tourists were looking at their phones. - 評価の低い解答例
Two tourists look at their phones.
この問題は、基本的に過去の出来事を説明するストーリーが出題される傾向にあります。
そのため、現在形ではなく過去形や過去進行形を使う必要があります。
また、過去形の作り方を間違えるケースもよく見られます。
- 評価が高い解答例
So, I taught them their bus. - 評価が低い解答例
So, I teached them their bus.
できれば、I showed them which bus to take.と言えるとパーフェクトです。
このように、
- 時制のミス
- 動詞の形のミス
は非常に多い失敗です。
さらに、次のようなミスもよく見られます。
- 主語がない
- 動詞がない
- 前置詞が抜ける
- 冠詞が抜ける
英語として成立しない文章になってしまうと、評価は上がりにくくなります。
ただしESAT-Jでは、完璧な英語を求めているわけではありません。
重要なのは、
- 主語
- 動詞
を使った文章で、ストーリーを説明しようとしているかどうかです。
ESAT-J 4コマ問題対策|ストーリー説明の基本ルール

ESAT-Jの4コマ問題(パートC)は、やみくもに練習してもなかなか上達しません。
しかし、いくつかの基本ルールを意識するだけで回答の質は大きく改善します。
私が授業で必ず伝えているポイントは次の3つです。
① 主語と動詞を必ず入れる
ESAT-Jでは、完璧な英語よりも文として成立しているかが重要です。
そのため、最低でも「主語+動詞」の形で話すことを意識します。
例えば、
- A man was looking at the map.
- Two tourists were waiting for a bus.
このように、誰が何をしているのかをはっきり言うだけで、評価は安定します。
② 時制は過去形を基本にする
4コマ問題は、すでに起きた出来事を説明するストーリーです。
そのため、基本的には過去形を使います。
例えば、
- First, two tourists were looking at their phones.
- They were trying to find the bus stop.
現在形で話してしまう生徒は非常に多いですが、
過去形を意識するだけでも評価は上がりやすくなります。
③ 接続詞を使ってストーリーをつなぐ
4コマ問題は、1文ずつバラバラに話すと評価が上がりません。ストーリーとしてつながっていることが大切です。そのために便利なのが接続詞です。
よく使う表現は次の通りです。
- First
- Then
- After that
- Finally
例えば、
First, two tourists were looking at their phones.
Then they asked me for help.
After that, I showed them which bus to take.
Finally, they got on the bus.
このように話すと、自然なストーリーになります。
ESAT-J ストーリー説明|単語が出ないときの対処法

4コマ問題で生徒が一番困るのは、単語が出てこないときです。
例えば、
- バスの時刻表
- 案内板
- 観光客
など、日本語では分かっていても英語が出てこないことがあります。
このとき大事なのは、言い換える力です。
例えば、
「観光客」が出てこなければ
- two people
- two visitors
でも問題ありません。
「時刻表」が分からなければ
- bus times
など、知っている単語で説明することが大切です。
英語が得意な生徒ほど、難しい単語を使おうとして止まってしまうことがあります。
ESAT-Jでは、難しい表現を無理に使うより、シンプルで伝わる英語で説明する方が評価が安定しやすいという特徴があります。
4コマ問題の指導で印象に残っている生徒
以前、英語が苦手だと言っていた生徒がいました。
その生徒は文法に自信がなく、「自分は話せない」と言っていました。
しかし、実際に練習してみると発音がとてもきれいでした。
そこで私は、「発音がすごくいいね」と声をかけました。
すると、その生徒は自信がついたのか、そこから一気に話せるようになりました。
英語のスピーキングは、自信がつくと一気に伸びることがあります。
その生徒も、練習を重ねるうちにストーリーをスムーズに説明できるようになりました。
まとめ|4コマ問題は「型」を覚えれば伸びる
ESAT-Jの4コマ問題(パートC)は、多くの生徒が苦手に感じます。
しかし、正しい型を身につければ、改善しやすくなります。
重要なポイントは次の通りです。
- 主語と動詞を必ず使う
- 基本は過去形で話す
- 接続詞でストーリーをつなぐ
- 難しい単語は言い換える
そしてもう一つ大切なのは、フィードバックを受けながら練習することです。
スピーキングは、自分一人では
- 発音
- 文法
- 流暢さ
のミスに気づきにくいものです。
そのため、
- 先生
- 英会話講師
など、間違いを指摘してもらえる環境で練習することが大切です。
特にESAT-J対策では、オンライン英会話を活用する生徒も増えています。
例えば、Kimini英会話では
- 中学生向け英会話レッスン
- スピーキング練習
- 質問に答える練習
などを通して、英語を話す経験を積むことができます。
4コマ問題は、練習量によって大きく差が出るパートです。
今日から少しずつでも、ストーリーを英語で説明する練習を始めてみてください。

