小学生の家庭学習では、学校の勉強に加えて、通信教育や習い事、英語学習など、取り組むことが少しずつ増えていきます。

わが家でも、タブレットの通信教育を使いながらオンライン英会話を続けています。
長女は英検にも挑戦してきたため、試験前には市販の問題集を使った対策も加わりました。

「いろいろ取り組んで、負担になっていないだろうか」と思うこともあります。

ただ、最初からすべてを計画していたわけではありません。
子どもたちの様子を見ながら、必要なものを取り入れたり、合わない方法を変えたりしながら、少しずつ今の形になっていきました。

今回は、わが家で取り組んでいる3つの学習について、それぞれにどんな役割を持たせ、どのように組み合わせているのかをご紹介します。

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • タブレット通信教育・オンライン英会話・英検対策は、それぞれ違う役割を持たせて組み合わせている。
  • 毎日の習慣にするオンライン英会話と、期間限定で取り組む英検対策を使い分けることで負担を調整している。
  • 子どもの様子を見ながら量や進め方を変えることが、無理なく学習を続けるための工夫になっている。

わが家で組み合わせている3つの学習

わが家で組み合わせている3つの学習

現在取り組んでいるのは、タブレット通信教育、オンライン英会話、市販の英検対策教材です。

長女は小学6年生、次女は小学2年生。
二人とも週1回のダンスを続けています。

私が在宅で仕事をしているため、学童には通っておらず、学校から帰った後は、家庭学習や習い事の時間以外は比較的自由に過ごしています。

なお、タブレット通信教育、オンライン英会話、英検の問題集は、すべてを毎日同じように行っているわけではありません。
それぞれに目的を持たせ、子どもの予定や体調に合わせながら調整しています。

タブレット通信教育は「学校で習ったこと」の振り返り

タブレットの通信教育は、学校の授業で習った単元を復習する目的で使っています。

本当は、AIコーチングなども活用して、学校で習う前の予習にも取り組ませたいと思っていました。
ところが、本人に聞いてみると、「初めて習うことは学校でやりたい」とのことでした。

そこで、予習を無理に進めるのではなく、学校で習った後にタブレット通信教育で振り返る形にしています。
毎日必ず取り組むわけでもありません。

以前、長期休みに数カ月分をまとめて進めたことがありましたが、本人としてはかなり大変だったようです。
その経験から、今ではできるだけため込まず、少しずつ進めるようにしています。

また、高学年になると、学校で一律の宿題が出るのではなく、「自主学習」という形で子どもに任されることも増えました。

やる子はやる、やらない子はやらないという差が出やすい中で、わが家ではタブレット通信教育が自主学習の一つの支えになっています。
講座をそのまま自主学習として取り組む日もあります。

私が毎回「今日は何やるの?」と一から考えなくても、取り組む内容が用意されていることは、親にとっても助かっています。

オンライン英会話で毎日英語に触れる習慣に

英語については、オンライン英会話を毎日1レッスン受けることを目標にしています。

ただし、習い事の発表会や一日出かける日、お友達との約束など、毎日同じように時間を取れるわけではありません。
そのため、予定がある日は「今日は多めにやって、明日は休む?」など、子どもと相談して決めています。

毎日25分と聞くと、負担が大きいように感じるかもしれません。
疲れている日は、無理をせず調整することも大切にしています。

その一方で、ある程度の負荷は必要だとも思っています。

わが家では、二人とも公立中学校へ進学し、その先では高校受験をすることになります。
これから勉強量が増えていくことを考えると、今のうちから「勉強は大変だから避けるもの」という感覚にはなってほしくありません。

そこで、25分の英会話を特別な勉強時間というより、歯磨きやお風呂のように生活の中にある習慣にしていくことを意識しています。
疲れている日は、本人が内容を軽いものにしたり、レベルを下げたりすることもあります。

「毎日やる」ことを大切にしながら、その日の体調や気分に合わせて内容を変えることも、長く続けるための工夫だと考えています。

英検対策は「期間限定」で市販教材を使う

長女の英検対策では、市販の問題集を使ってきました。
オンライン英会話を続けていても、英検に合格するためには、試験形式の問題に慣れたり、文法や熟語を確認したりする時間も必要です。

そのため、英検対策は普段の英語学習にずっと加えるのではなく、試験に向けて半年程度、長くても10カ月程度の期間限定として取り組んできました。

平日は学校や習い事、オンライン英会話などもあるため、そこに英検対策まで毎日加えると負担が大きくなります。

そこで、平日に無理に詰め込むのではなく、週末にまとまった時間を取るようにしています。
そのスケジュールも、私が一方的に決めるのではなく、長女と相談しながら一緒に考えてきました。

「今週はどこまで進めるか」「この日は予定があるから別の日にするか」など、本人の予定や気持ちも確認しながら進めていました。

私の中では、英検対策は「英語学習そのもの」というより、「試験に向けて必要な期間だけ取り組む学習」という位置づけです。

普段はオンライン英会話を中心に英語に触れ、英検を受ける時期だけ問題集を加える。
そうすることで、日常の英語学習に無理なく試験対策を組み込んできました。

続ける中で変わった、勉強への向き合い方

続ける中で変わった、勉強への向き合い方

「これ前やったことある!」「知ってる!」「わかった!」
通信教育を使っていると、こうした場面はよくあります。

ただ、学習を続ける中で私が成長を感じるのは、勉強に対する考え方です。

長女は、ふとしたときに、
「勉強はするものなんだから」
「いやだけど、やりますよー」
「あと○分あるから、これとこれはできるわー」
などと言うことがあります。

いつの間にか、残り時間を見ながら、自分で取り組む内容を考えるようになっています。

さらに、妹が勉強したくなくてふてくされていると、
「最初に○○やっときな」
「まず書き出してみればわかるから」
「終わったらゲームしよ!」
と声をかけることもあります。

その言葉を聞いていると、「それ、私がいつも言っていることだ」と思わず笑ってしまいます。

以前は私から長女に伝えていたことが、今度は長女から妹へ。
勉強の進め方だけでなく、嫌でもまず取り組んでみるという姿勢も、少しずつ身についてきたのだと感じます。

学習を組み合わせて気づいた、家庭での学び方

学習を組み合わせて気づいた、家庭での学び方

3つの学習を組み合わせてきて、教材そのものの効果だけでなく、「家庭でどう使うか」が大切なのだと感じるようになりました。

英語では、オンライン英会話を続けてきたことが、学校のスピーチテストでも活きていると感じます。
普段から先生と英語でやり取りしているため、学校で英語を話すときにも、「英語を声に出して伝える」ことへの抵抗が少なくなっているようです。

タブレット通信教育も、学校の学習を振り返るだけでなく、自主学習として活用しています。
高学年になり、自分で学習内容を決める機会が増えた中で、講座をそのまま自主学習として使えることは、わが家にとって大きな支えになっています。

一方で、学習量はただ増やせばよいわけでもありません。
学習を続ける中では、子どもが負担に感じていないかをこまめに確認し、その日の予定や体調に合わせて、娘と相談しながら調整しています。

ある程度の負荷はかけながらも、無理が続かないように調整する。
そのバランスを探すことも、家庭学習では大切なのだと感じています。

まとめ|教材を選んだ先にある、親子の工夫

タブレット通信教育、オンライン英会話、市販の英検対策教材。
わが家でも、最初から今の形に決まっていたわけではありません。

子どもたちの様子を見ながら、やってみたり、少し変えてみたりしながら、今の組み合わせに落ち着いてきました。

何を使うか迷ったときも、最初から「これがわが家にぴったり」と思えるものを探し続けなくても大丈夫です。

まずは、気になったものを一つ始めてみる。
やってみて合わなければ、量や進め方を変えてみる。
それでも難しければ、また別の方法を試してみる。

実際にやってみると、「ここは合っている」「ここは少し大変そう」と見えてくることもあります。
家庭学習は、子どもの成長や生活に合わせて、その都度変えていけるものです。

最初から完璧な形を目指す必要はありません。
まずは一つ始めてみて、親子で試しながら、それぞれのご家庭に合う形を少しずつ見つけていければと思います。

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KatoTomomi 英語教育ライター / English Education Writer
英語教育を専門的に学び、言語習得理論に基づいた学習法を研究。塾講師として受験英語や英検対策の指導経験を持つ。現在は小学生2人の母として家庭での英語教育を実践しながら、Kimini英会話で子ども向け英語学習や家庭学習のノウハウを発信している。