もう少しお金に余裕があったら……と考えたことはありませんか?

「老後2,000万円問題」や「物価上昇」の影響もあり、今よりも収入を上げたいと考えている方も少なくないでしょう。

ひと月の収入が数万円アップするだけで、好きなものを変えたり、気軽に旅行にいけたりするかもしれません。

そこで、収入をアップさせる手段として、本業以外に収入を得る「副業」を検討している方も多いのではないでしょうか。

最近では一部の大手企業で副業が認められた事例もあり、「副業」に関心が集まっているといえます。

また、「副業」を英語で何て表現するのか気になったことはありませんか?
そこで今回は、「副業」を表現する英語や、海外の副業事情について解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「副業」って英語でなんて言うの?

「副業」を英語で表現する場合、いくつかフレーズがあります。

・second job
・side job
・side hustle

「副業」を意味する英語表現として最も一般的なのがsecond jobです。

近年では、side hustleと表現されるケースも増えつつあります。
” hustle”には複数の意味がありますが「急ぐ」「てきぱき動く」「ハングリー精神」などが日本語の訳です。

「テキパキ働いて、本業以外に収入を得る」のようなニュアンスで使われるケースが多い表現ですよ。
そのため、パートやアルバイトとしての副業ではなく、個人の能力を生かしてビジネスを展開する副業に使われるケースの多い表現です。

また「副業をする」という意味の動詞はmoonlightといいます。日中に本業を行い、月の光がさす夜間に副業をすることが多いためmoonlightという表現が使われるようになったと考えられています。

「副業」に全く関係のない表現に感じられるかもしれませんが、語源を知ると覚えやすいのではないでしょうか。

「サイドビジネス」と「副業」は同じ意味?

「サイドビジネス」と「副業」は同じ意味?

日本では、「副業」と同じようなニュアンスで「サイドビジネス」という表現が使われていますよね。
「どこかで聞いたことがある……」という方も多いのではないでしょうか。

そもそも「サイドビジネス」はside jobから派生した和製英語なのです。

また、日本で使用されている「副業」と「サイドビジネス」は、本業以外で収入を得るという点は同じです。

ただし、「サイドビジネス」はアフェリエイトや動画配信、アルバイトなどから幅広く収入を得る場合に使用されるケースが多いです。
一方、「副業」の場合は本業の他、1つのビジネスから収入を得るというニュアンスがあるでしょう。

明確に違いが定義されているわけではありませんが、ニュアンスが違うことを意識しておくのがおすすめです。

日本と海外の「副業」を比べてみよう

日本と海外の「副業」を比べてみよう

「副業」とは、本業以外から収入を得ることを指します。

日本ではまだまだ一般的ではない副業ですが、海外の副業事情はどうなっているのでしょうか。
ここでは、日本と海外の副業事情を紹介します。

日本の副業事情

日本では物価が年々上昇しているため、「副業」を検討している方も多いのではないでしょか。

しかし、日本ではほとんどの企業が副業を禁止しています。
「本業に専念してもらいたい」「労働時間の管理がむずかしくなる」「情報漏洩のリスクがある」など、さまざまなリスクを懸念して企業は副業を禁止にしているのです。

なお、一部の大手企業が副業を認めたこともあり、今後は副業を認める企業が増えるのではないかという考え方もありますよね。

とはいえ、まだまだ副業をしている方は少なく、一般的ではないといえるでしょう。

海外の副業事情

海外の企業では副業を禁止していないため、「副業は一般的なこと」という認識があります。

本業を生かしてビジネスを展開したり、ブログのアフェリエイトで収入を得たり……

そもそも企業が副業を禁止していないので、個人で自由に副業をしているのが現状なのです。

「副業」に関連する英語表現や例文を紹介

「副業」に関連する英語表現や例文を紹介

ここでは「副業」に関連する英語表現や例文を紹介していきます。

「副業」に関連した単語

日本語 英語
本業 main job
フルタイムの仕事 a full-time job
自営業者 self employed
副収入 extra money
複業 multiple jobs
軌道に乗る take off

「副業」に含む例文/h3>

Aさん
I work a second job.
訳)私は副業をしています。
Aさん
I’m looking for a second job online.
訳)私はインターネットでの副業を探しています。
Aさん
I got a 10% pay cut. I will have to get a second job.
訳)給与が10%も減りました。私は副業を見つけなければなりません。
Aさん
I moonlight as a shop assistant at convenience store.
訳)私は副業としてコンビニ店員として働いてます。
Aさん
I have a side job babysitting for my next-door neighbors.
訳)副業で隣の家庭のベビーシッターをしている。
Aさん
Many people have started a side business.
訳)多くの人が副業を始めました。
Aさん
He has a side job as an English teacher.
訳)彼女は副業で英語教師をしています。
Aさん
I have found a moonlighting job as an online English teacher.
訳)私はオンラインの英語教師として副業を見つました。
Aさん
I’m moonlighting as a cabman on the weekends.
訳)私は週末にタクシードライバーとして副業しています。
Aさん
I teach English online as my side job, so I can make a little extra money on the side.
訳)体調が良い。私は副業でオンラインの英語教師をしており、副業で少し収入を得られています。

まとめ

日本でも始めたい方が増えつつある「副業」。

英語では、second job、side job、side hustleなどと表現されることがわかりましたね。
最も一般的な表現はsecond jobであり「2番目の」という意味のあるsecondが使用されているため意味を理解しやすいでしょう。

また、side hustleは本業のビジネスを生かすような副業として使われるケースが多いことを知っておきましょう。

また、日本ではまだまだ副業を禁止している企業が多いですが、海外の企業は副業を禁止していません。
そのため、日本よりも副業が浸透しており、自由に収入を得ている傾向にあります。

ぜひ今回の記事を参考に、「副業」に関する英語表現を覚えてみてくださいね。