自宅にいながら、気軽に受講できるオンライン英会話は、習い事の中でも特に人気が高まっています。

しかし、新しくオンライン英会話の受講をする際、どのような支払方法があるか気になっている人も多いのではないでしょうか。

オンライン英会話には主に5種類の支払方法があり、自分に合った支払方法のあるサービスを選ぶことが大切です。

そこで今回は、オンライン英会話の支払方法の種類について詳しく解説していきます。

自分に合った支払方法を選んで、楽しく英語を勉強していきましょう!

オンライン英会話の主な支払方法は「クレジットカード」

結論から言うと、オンライン英会話の最も一般的な支払方法は「クレジットカード決済」です。

大手のオンライン英会話サービスであれば、クレジットカード決済に対応していないところは無いといってよいでしょう。そのため、クレジットカードを既に持っている人であれば、すぐにでもオンライン英会話を始めることができます。

オンライン英会話におすすめのクレジットカードの国際ブランド

オンライン英会話の支払に利用するクレジットカードは、以下の5ブランドが発行したものがおすすめです。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express(AMEX)
  • Diners Club

これら5ブランドは、世界的に高いシェアを誇るため「世界5大ブランド」と呼ばれています。オンライン英会話サービスの多くは、これら5ブランドのクレジットカードであれば、問題なく登録できるでしょう。

しかし、国際シェアが高い一方、以下の2ブランドは対応していないオンライン英会話サービスが多いので要注意です。

  • 銀聯(ぎんれん)
  • Discover

まず「銀聯」は、中国で広く普及しているクレジットカードブランドです。

中国からの観光客やインバウンド需要を踏まえ、近年では使えるお店が増えてきましたが、オンライン英会話サービスの決済では、未対応のところが多いので注意が必要です。

続いて「Discover」は、主にアメリカ国内で普及しているクレジットカードブランドです。

アメリカでは5,000万人以上が所持しているといわれていますが、日本ではまだ一般的とはいえず、決済に対応していないお店が多いです。そのため、オンライン英会話サービスにおいても、Discoverは対象外と考えておいた方がよいでしょう。

クレジットカード以外の支払方法4種類

上述の通り、オンライン英会話で最も一般的な支払方法はクレジットカード決済ですが、中にはクレジットカードを使えない事情があったり、そもそもクレジットカードを所有していなかったりする人もいるでしょう。そのような人の場合は、クレジットカード以外の支払方法を用意しているオンライン英会話サービスが知りたいですよね。

クレジットカード以外の支払方法には、主に以下の4つの方法があります。

  • PayPal決済
  • 銀行振込
  • コンビニ決済
  • 電子マネー決済

それぞれ、詳細を確認しておきましょう。

PayPal決済

PayPalは、同名のアメリカ企業が提供する電子決済サービスです。世界中で3億人以上が利用しており、利用可能な店舗も日々増えています。

PayPalの利用方法は簡単です。専用のアカウントを作成し、それにクレジットカードやデビットカード、銀行口座などの情報を登録するだけで、各種支払に利用できるようになります。

PayPalのメリットは、カード番号や口座番号などを知られずに決済できる点です。そのため、海外サイトでのショッピングなどで使うと安心感が得られます。

その一方、PayPalはアメリカ発の決済サービスであるため、日本ではまだ普及が進んでいない点がデメリットといえるでしょう。今後採用する企業は増えてくることが予想されますが、現時点では、PayPalに対応しているオンライン英会話はごく一部にとどまっています。

銀行振込

銀行振込とは、自身の銀行口座からお金を送金する決済方法です。日本人にとっては、現金支払に次いで馴染み深い支払方法だといえるでしょう。

銀行振込のメリットは、銀行口座さえ持っていれば、誰でも簡単に支払ができる点です。そのため、クレジットカードを持っていない人は、銀行振込に対応したオンライン英会話サービスを探してみるとよいでしょう。

その一方、銀行振込は毎回の支払時に振込手数料が発生する点に注意が必要です。1回あたり数百円程度といえど、継続的に受講する前提のオンライン英会話の場合、年単位で考えると結構な額になります。

そのため、長期的にオンライン英会話を受講する予定なのであれば、その他の支払方法も検討してみるとよいでしょう。

コンビニ決済

コンビニ決済とは、コンビニのレジで料金を支払う決済方法です。

多くの場合、オンライン英会話サービスから事前に番号やバーコードを受け取り、コンビニに設置されている専用端末に打ち込んだ後、有人レジで支払を行います。

コンビニ決済のメリットは、支払時にカード番号や口座番号を伝えずに済む点です。また、コンビニの店頭で全工程が完了するので、行きつけのコンビニがある人には便利な方法だといえるでしょう。

その一方、支払の都度コンビニまで出向かなければいけないというのは、デメリットにもなります。また、コンビニ決済に対応しているオンライン英会話サービスは多いとはいえないので、希望する場合は念入りに下調べをしておきましょう。

電子マネー決済

電子マネー決済とは、専用のICカードやスマートフォンのアプリから行う電子決済です。

有名なものでは、交通系電子マネーのSuicaやPASMO、ドコモのIDや楽天Edyなどがあります。また、最近ではバーコード型電子マネーも普及しており、PayPayをはじめ、各企業からさまざまなものが提供されています。

電子マネー決済のメリットは、コンビニ決済などと同様、カード番号や口座番号を知らせずに決済が完了する点でしょう。普段から常用している電子マネーがある場合、支払によってポイントが貯まるなどの特典も得られます。

ただし、電子マネーの場合は、オンライン英会話の専用ポイントを電子マネーで購入し、そのポイントで月謝を支払うという、2段階の手間がかかることが多いです。そのため、より支払の手間を少なくさせたい場合は、他の支払方法も検討するとよいでしょう。

【結論】オンライン英会話の支払方法は何がいい?

【オンライン英会話】の支払い方法には何がある?クレジットカード以外も解説

以上見てきたように、オンライン英会話の支払方法にはいくつかの種類がありますが、その中で一番多いのはクレジットカード決済です。

クレジットカード決済であれば、一度登録さえしてしまえば、月ごとに手動で支払う必要もなく、最小限の労力でオンライン英会話を継続できます。

また、大手オンライン英会話サービスは充分なセキュリティ対策をしているので、カード番号の流出などの危険性も薄く、安全だといえるでしょう。

そのため、「オンライン英会話の支払方法は何がいい?」と聞かれたら、クレジットカードで間違いありません。クレジットカードがあるだけで選べるサービスの幅が広がるので、まだ持っていない人は、この機会にぜひ1枚登録しておくことをおすすめします。

支払方法に関する英語表現

オンライン英会話の支払方法について説明しましたが、次に支払方法に関する英語表現を紹介します。

支払方法は英語で payment methods といい、キャッシュレス決済は cashless paymentといいます。

Aさん
What payment methods do you accept?
訳)どんな支払方法を受け入れていますか?

Bさん
We accept only cashless payment.
訳)キャッシュレス決済のみを受け入れています。

 

日本国内でも、支払方法として、キャッシュレス決済のみを受け入れているレストランやイベントがあります。

キャッシュレス決済とは、文字通りキャッシュ(現金)を使わずに支払を済ませる方法のことを指します。

キャッシュレス決済の種類は、クレジットカードやデビットカードをはじめ、Suicaやnanacoなどの電子マネー、各種プリペイドカード、急速に普及が進んでいるQR/バーコード決済など、実に多種多様です。

日本のキャッシュレス決済比率の推移

日本でもキャッシュレス決済が浸透してきていますが、その比率がどれぐらい伸びてきているのかを見てみましょう。

経済産業省の公式サイトの報告によれば、日本のキャッシュレス決済の比率は、2010年には13.2%でしたが、2022年には36.0%に伸びています。

日本のキャッシュレス決済の比率は、2010年から2022年まで堅調に伸びており、今後も伸びることが予想されます。

キャッシュレス決済の比率の内訳を見ると、2022年では36.0%のうちクレジットカード決済の比率が30.4%を占めていて、PayPayなどのQR/バーコード決済は2.6%、電子マネーは2.0%、デビットカードは1.0%で、クレジットカード決済が大半を占めています。

日本では、キャッシュレス決済の比率が堅調に伸びてきているとはいえ、クレジットカード決済に比べて、QR/バーコード決済、電子マネー、デビットカードによる支払が占める比率はまだまだ低いことが分かります。

政府や地方自治体が、QR/バーコード決済のポイント還元などを後押ししているので、今後、QR/バーコード決済がもっと増えてくる可能性がありますが、日本では今のところ、すべての世代にはQR/バーコード決済が浸透していないようです。

2022年 キャッシュレス決済の比率

キャッシュレス決済で気を付けるべき点

QRコード決済は、店舗事業者もQRコードを印刷して、カウンターやテーブル、看板に設置し、専用の機器を導入するだけで手軽に利用できるので、導入する事業主が増えており、消費者側もポイント還元率が高いことがあるので、PayPayなどのモバイルQRコード決済を導入する人が増えています。

日本では、あまり起こっていないですが、海外ではQRコード決済を使った詐欺事件が増えているので、海外でQRコード決済を使う場合は、その店でQRコード決済を使っても安全か確認して使うようにした方が安全です。

海外でもクレジットカード決済は有効ですが、日本のクレジットカード会社に対応していない店舗もあり、海外でクレジットカード決済をする場合、グローバル展開しているクレジットカード会社のクレジットカードを持っていると便利です。

中国やアメリカなど、日本よりモバイルQRコード決済が浸透している国もあり、街中で飲食する場合、モバイルQRコード決済が一般的だったりするので、海外旅行や短期留学する場合、QRコード決済の準備もしてから行くと、便利でしょう。

支払回数に関する英語表現

支払回数に関する英語表現

オンライン英会話の支払について、毎月の支払額を固定額に設定している場合は、毎月1回払いになりますが、3ケ月、6ヶ月のコースを一括で購入して支払う場合もあります。

3ケ月、6ヶ月コースを一括で購入する場合、まとまった金額になるため、それを1回で支払うか、3回以上で支払うかと聞かれる場合があります。支払回数に関する英語表現を見ていきましょう。

支払回数は1回でいいですか?

「一括払いにする」は make a one-time payment 、make a single payment、pay in full

「分割払いにする」は pay the amount in installments または make installment payments です。

海外の店舗では、「支払回数は何回にしますか?」と聞くより、「支払回数は1回でいいですか?」と聞かれることが多いでしょう。

Aさん
Would you like to make a one-time payment?
訳)一括払いでいいですか?

Bさん
Yes. I’d like to pay in full.
訳)はい、一括で支払いたいです。
日本でもそうですが、支払回数が3回以上になると、支払い手数料がかかってくるので、一括払いにできる余裕があるなら、一括払いを選ぶのが無難です。

まとめ

今回は、オンライン英会話の支払方法について詳しく確認してきました。

支払方法や支払回数に関する英語表現、日本でのキャッシュレス決済比率の推移についても紹介しました。

オンライン英会話で最も一般的な支払方法はクレジットカードです。その他、PayPal決済、銀行振込、コンビニ決済、電子マネー決済などを選べるサービスもありますが、クレジットカードのみに限定しているサービスも多く存在します。

クレジットカードを持てないなど、何か事情がある人は、希望の支払方法で決済できるオンライン英会話サービスを選ぶとよいでしょう。しかし、そうでない場合は、やはりクレジットカードの方が選択肢を多くすることができます。

今回ご紹介したことを参考に、ニーズに合ったサービスを選んで、オンライン英会話を楽しんでいきましょう。

それでは、これからも楽しい英語学習を。

Let’s enjoy!!