オンライン英会話を始める際、「上手く自己紹介ができるか不安」という人も多いです。
そこで今回は、オンライン英会話における自己紹介について、必要性やメリット、具体的な流れや例文フレーズ、よりよくするためのポイントなどを詳しく解説していきます。
オンライン英会話での自己紹介について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
オンライン英会話で自己紹介は必要?
結論から言うと、オンライン英会話に自己紹介は必要です。
オンライン英会話を受ける人の中には「自己紹介するのがめんどくさい」「自分のことを話すのが恥ずかしい」などの理由から、自己紹介を省いてしまう人が一定数います。
しかし、自己紹介は会話において、お互いのことを知り、話題を広げていくための潤滑油のような存在です。そのため、画面越しとはいえ講師と生徒がやり取りするオンライン英会話においても、やはり事故紹介の果たす役割は非常に大きいといえます。
また、「自己紹介の時間をレッスンに使いたい」といって省いてしまう人もいますが、これも要注意です。
確かに自己紹介で時間を消費しますが、慣れてしまえば1分以内で済むため、レッスンを圧迫するほどではありません。むしろ、自己紹介をすることで、教材以外の会話内容が充実するため、より高い学習効果を得られるといえるでしょう。
オンライン英会話で自己紹介するメリット
オンライン英会話で自己紹介をすると、数多くのメリットを得ることができます。
ここでは、特に代表的な3つのメリットについて、詳細を確認していきましょう。
メリット①:お互いの緊張が解ける
オンライン英会話で自己紹介するメリットとして、お互いの緊張が解ける点が挙げられます。
オンライン英会話で初めての講師のレッスンを受ける場合、自分自身はもちろん、講師の方もある程度は緊張しています。そのため、そのままレッスンを進めると、良くも悪くも教材通りの、杓子定規なレッスン内容になってしまいます。
しかし、自己紹介をすることで緊張が解ければ、より打ち解けた雰囲気でレッスンを進めることができるでしょう。
メリット②:講師に覚えてもらえる
オンライン英会話で自己紹介をすると、講師に自分の顔や名前を覚えてもらえるというメリットも得られます。
オンライン英会話で英語力を伸ばすためには、ある程度の期間レッスンを受け続けることが必要です。その際、次回の受講時に自分のことを覚えてもらえていれば、より効率的な学習を進めることができるでしょう。
メリット③:会話の内容が広がる
オンライン英会話で自己紹介をすると、それをきっかけに会話の内容が広がるというメリットも得られます。
たとえば、自己紹介で話した趣味が講師と共通していれば、そこから趣味の内容についての話題が広がるでしょう。それ以外にも、出身地や仕事内容などをきっかけに広がる可能性もあります。
特に、フリートークレッスンの場合は効果絶大です。限られた時間だからこそ、自己紹介で話題のネタを作っておきましょう。
オンライン英会話での自己紹介の基本的な流れ(例文付き)
ここでは、オンライン英会話の自己紹介における基本的な流れと、具体的な例文をご紹介します。
初めて自己紹介をするという人は、ぜひこの流れを参考に自分なりのテンプレート(定型文)を作ってみてください。また、既にオンライン英会話を受講している人も、この流れを踏まえて自己紹介の内容をブラッシュアップしていきましょう。
流れ①:挨拶をする
普段の会話と同じく、顔を合わせたら挨拶するのが基本です。
- Hi.「やあ、こんにちは」
- Hello.「やあ、こんにちは」
- Good morning.「おはようございます(朝)」
- Good afternoon.「こんにちは(午後)」
- Good evening.「こんばんは(夕方)」
Hi と Hello はどちらも挨拶表現として一般的なので、気分に応じて使い分けるとよいでしょう。
また、Good morning 以下の3つの表現は、それぞれ朝・午後・夕方の表現として使われます。Hi とHello ばかりで飽きてきた場合は、これらも織り交ぜていきましょう。
流れ②:名前を伝える
挨拶をした後は、自分の名前を伝えます。
名前を言う表現としては “My name is ○○.” が有名ですが、それ以外にもいくつかバリエーションがあるので、状況や気分に応じて使い分けるとよいでしょう。
- My name is ○○.「私の名前は○○です。」
- I am ○○.「私は○○です。」
- This is ○○.「こちらは○○です。」
- It’s ○○.「私は○○です。」
また、特に呼んでほしい愛称がある場合は、”Please call me ○○.(○○と呼んでください)” と一言添えるのがおすすめです。
流れ③:年齢や出身地を伝える
話題を広げるためには、名前以外の年齢や出身などの情報も伝えるのが効果的です。
年齢は “I am ○○ years old.” という表現が一般的です。
また、出身は “I am from ○○” 、現在住んでいる場所なら “I live in ○○” と言いましょう。
- I am ○○ years old.「私は○○歳です。」
- I am from ○○.「私は○○出身です。」
- I live in ○○.「私は○○に住んでいます。」
流れ④:仕事や趣味を伝える
自己紹介の基本情報は以上ですが、これに仕事や趣味などの情報を付け加えると、より自分のことを講師に知ってもらえます。
仕事を伝える際は “I am a ○○(職業名).” と具体的な職業名を伝えるか、”I work at ○○(場所).” と働いている場所を伝えるのが一般的です。
- I am an office worker.「私は会社員です。」
- I am a teacher.「私は教師です。」
- I am a hairdresser.「私は美容師です。」
- I work at a bank.「私は銀行で働いています。」
- I work at a convenience store.「私はコンビニで働いています。」
- I work at a hospital.「私は病院で働いています。」
趣味を伝える際は色々な言い回しがありますが、”I like ○○” を使っておけば間違いありません。
○○の部分には、具体的に好きなものの他、studying(勉強すること)や driving(運転すること)など、動詞のing形を入れてもOKです。
- I like Japanese comic books.「私は日本の漫画が好きです。」
- I like studying about foreign culture.「私は海外の文化について学ぶのが好きです。」
- I like jogging in the morning.「私は朝にジョギングするのが好きです。」
流れ⑤:締めくくる
自己紹介をした後はそのままでもよいですが、締めくくりの言葉として “That’s all.(以上です)” を添えるとわかりやすいです。
その際、That’s all だけでは淡泊になりがちなので、”Nice to meet you.(よろしくお願いします)” を付け加えると、より丁寧な印象になります。
それでは、以上の流れを踏まえてAさんに実際の自己紹介をしてもらいましょう。
Hi. My name is A. Please call me “A-san”. I’m 25 years old. I’m from Saitama. I work at a restaurant. And I like playing TV games. That’s all. Nice to meet you.
訳)こんにちは。私の名前はAです。どうぞ「Aさん」と呼んでください。私は25歳で埼玉出身です。レストランで働いていて、趣味はテレビゲームをすることです。以上、よろしくお願いします。
オンライン英会話での自己紹介をよくするポイント
ここでは、オンライン英会話での自己紹介をよりよくするためのポイントをご紹介します。
現状の自己紹介に満足できていない場合は、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント①:テンプレートをメモしておく
自己紹介をするときに緊張しやすい人は、テンプレートをメモしておき、適宜参照しながら自己紹介するとよいでしょう。
「いつでもメモを見られる」という安心感が自信に繋がり、よりよい自己紹介ができるようになるはずです。
とはいえ、メモに頼り過ぎるのはNG。いつもメモを見ながらでは英語力が向上しないので、メモは困ったときの最終手段程度に思っておきましょう。
ポイント②:表情豊かに話す
自己紹介をするときは、表情豊かに話すのがポイントです。
画面越しとはいえ、オンライン英会話では実際の人と人が会話します。その際、無表情で早口の自己紹介では、あまりよい印象を持たれないでしょう。
慣れてきたら、表情だけでなく身振り手振り(ジェスチャー)も加えると、より活き活きした自己紹介になるはずです。
ポイント③:小道具などを活用する
自己紹介をするとき、内容に合わせた小道具を用意すると、よりよく自分を印象づけることができます。
たとえば、サッカーが好きであればサッカーボールを、本好きであれば本を画面越しに見せてみましょう。それをきっかけに話が広がるだけでなく、次回の印象にも残りやすくなりますよ。
まとめ
今回はオンライン英会話における自己紹介について詳しく解説してきました。
オンライン英会話での学習を効率よく進めるためには、自己紹介をすることが非常に重要です。今回ご紹介したことを参考に、ぜひ積極的に英語で自己紹介をしていきましょう。
それでは、これからも楽しい英語学習を。
Let’s enjoy!!