英会話の学習をするうえで、会話能力の上達に大きな影響を与えるのが単語力です。日常会話でよく使用される単語だけでなく、普段はあまり使われない単語にも詳しくなることで、会話の幅を広げることができます。
恐竜なども日常ではあまり使う機会が少ない単語ですが、映画を見たときには使用することもあるので、覚えておいた方が良い単語です。ここでは、恐竜に関する英語の表現について詳しく紹介するので、参考にしてください。

恐竜は英語で何というか

日本語の恐竜に相当する一般的な英単語は「dinosaur」です。日本語風の読み方だと「ダイナソー」と発音します。正しい発音記号で表すと、[dάɪnəsɔɚ] となり、「ダ」に一番強いアクセントが置かれます。

「dinosaur」の複数形は「dinosaurs」で、複数の恐竜が登場する映画を英語で紹介したい場合にも、使用できる単語です。「dinosaur」という英単語は、言葉の成り立ちに特徴があります。「dinosaur」という英単語の語源になっているのはギリシャ語で、「deinos」と「saura」という二つの言葉が合わさってできた言葉です。「deinos」は形容詞に相当する言葉で、日本語に訳すと「恐ろしい」という意味があります。「saura」とはトカゲのことで、2つ合わせると「恐ろしいトカゲ」という意味になります。

「恐ろしい」という意味の言葉が使われているのは、日本語でも英語でも共通していますが、そのあとに続く言葉の意味が大きく異なっているのが二つの単語の違いです。

日本語では「竜」という伝説上の動物が使用されていて、恐ろしいイメージがより増幅されていますが、英語では「トカゲ」という、どこにでもいる爬虫類の名前が使用されています。ですが、恐竜は過去の地球に実際に生存していた生物であり、現存する爬虫類の祖先であったことが知られていることから、同じ爬虫類であるトカゲが名称に使用されていても決して不自然ではありません。

絵本にも使用されている「dinosaur」や「tyrannosaurus」という単語

ティラノサウルス

「dinosaur」という英単語は、子供が読むような絵本にもよく使用されています。恐竜が登場する絵本は外国の子供にも人気がありますが、子供と一緒に英会話の勉強をしたいときにも参考になる絵本です。恐竜を題材にした絵本の中には、さまざまな種類の恐竜が登場する作品もありますが、それぞれの恐竜に独自の英単語が存在します。日本でも良く知られている恐竜の1つがティラノサウルスですが、非常に巨大な体格を持っていたことで知られている恐竜です。

全長10メートル以上あるティラノサウルスも珍しくなかったと言われていて、大きいものだと15メートル以上の身長であったと推定されています。ティラノサウルスは現在の北アメリカに相当する地域にも存在していて、全身の骨格をほぼ再現できる化石も発掘されています。

ティラノサウルスを英語で言うと「Tyrannosaurus」となり、発音記号は「tirǽnəsɔ̀ːrəs」です。日本語風に発音すると「ティラノソールス」という発音になります。「Tyrannosaurus rex」という英単語が使用されることもありますが、これはティラノサウルスの学名に相当する単語です。

「Tyrannosaurus」の後ろにつけられている「rex」とはラテン語で王様という意味で、恐竜の住んでいた世界の王様として君臨していたティラノサウルスにぴったりの単語です。「Tyrannosaurus rex」という単語名は長いので、縮めて「T.rex」という単語が使われることもあり、恐竜が登場するようなハリウッド映画でも、よく「T.rex」という単語が使用されています。

トリケラトプスの英語名

Triceratops

トリケラトプスも日本で人気のある恐竜ですが、三本の角が頭から生えているところが、外見上の大きな特徴です。トリケラトプスは外国でもポピュラーな恐竜ですが、英語では「Triceratops」と言います。発音記号で表すと「traisérətɑps」となり、日本語風に発音すると「トライセラタップス」というような発音になります。

トリケラトプスは角の数から、日本語では「三角竜」と呼ばれることもありますが、こちらの呼び方の方が、英単語の「Triceratops」と語源が近くなります。

「Triceratops」という英単語も、ギリシャ語がもとになって作られた言葉です。「tri」と「kéras」と「ōps」というギリシャ語が組み合わさって一つの単語になっています。「tri」とは3という意味の言葉で、英語で三角形を表す「triangle」という単語の語源にもなっている言葉です。「kéras」とはギリシャ語で角のことで、「tri」と合わせると「3本の角」という意味になります。

「ōps」とはギリシャ語で顔のことであり、「Triceratops」はそのまま直訳すると「3本の角を持った顔」という意味になります。発掘された化石などから、2本の角はそれぞれ顔の別の部分から生えていたと推定されていて、2本の角はそれぞれ両目の上についていました。もう1本の角は鼻の上についていて、真正面から見ると三角形の位置に角がついている形です。

プテラノドンの英語名

恐竜の中でもひときわ異彩を放っていることで人気があるのがプテラノドンです。鳥のように翼がついているのが特徴の恐竜ですが、翼の表面から羽が生えていないところが、鳥類との大きな違いです。プテラノドンも外国でよく知られている恐竜の一種ですが、英語では「Pteranodon」と言います。つづりの通りに発音すると日本語のプテラノドンと同じになりますが、正しい発音表記は「tɨˈrænədɒn」です。

これは日本語風に発音すると「ティラノドン」となり、つづりの先頭の「P」は黙字なので発音されません。そのために、英会話で日本語風に「プテラノドン」と発音しても、外国人には意味が通じないことがあり、「ティラノドン」と正しく発音した方が、相手に伝わりやすくなります。

プテラノドンは非常に巨大な体を持っていることで知られている恐竜ですが、両翼を広げると7メートルから8メートルの長さがあったと推定されています。歯は生えていなかったために、大きなくちばしで獲物をとらえていました。「Pteranodon」という英単語もこうした特徴からつけられています。もともとはギリシャ語が語源になっている言葉で「pteron」と「an」と「odous」という3つの単語が合わさっています。

「pteron」とは翼という意味で、「odous」は歯という意味のギリシャ語です。「an」は否定を意味するギリシャ語で、「odous」の前につけられると「歯がない」という意味になります。

ステゴサウルスの英語名

個性的な外観を持っていることから、ステゴサウルスも日本ではよく知られている恐竜です。背中から五角形の骨盤が突き出ているのがステゴサウルスの特徴ですが、同じ種類の恐竜は剣竜類と呼ばれています。見た目は強そうですが、実際は草食動物で、トゲが生えていたしっぽも敵から身を守るために使用されていました。ステゴサウルスも外国で人気のある恐竜ですが、英語では「stegosaurus」と言います。発音は、カタカナで書くと「ステゴソーラス」です。

「stegosaurus」という英単語もギリシャ語が語源になって作られた言葉です。「saurus」は「dinosaur」と同じように「saura」というギリシャ語が語源になっていて「とかげ」という意味です。「stego」には「屋根に覆われている」という意味がありますが、このような名前がつけられたことには特別ないわくがあります。ステゴサウルスの化石が発見された当時、完全な形で全ての骨を収集できなかったため、当初は亀のような形状の生物であると推定されていました。そのために骨の部分が、屋根のように体を覆っているという意味の名称がつけられています。

英会話にも使える恐竜に関する英単語

恐竜に関する英単語を知っておけば、恐竜の話題を英語で話すときにも役立ちます。恐竜は英語で「dinosaur」と言いますが、ギリシャ語が語源になっていて、もとになったギリシャ語を直訳すると「恐ろしいトカゲ」という意味になります。ティラノサウルスやプテラノドンもそれぞれ相当する英単語がありますが、プテラノドンは日本語のようにPを発音せずに、「テラノドン」と発音します。