英語で自己表現する能力は、子どもたちにとって重要なスキルです。
特にプレゼンテーションのスキルは、将来の成功に向けて役立ちます。
そこで、子どもたちにプレゼンテーションを身につけさせる方法を探りましょう。
目次
プレゼンテーション力とは？
What are Presentation Skills?
プレゼンテーション力は、ビジネスやコミュニケーションの場で求められる重要なスキルです。
プレゼンテーション力の定義
Definition of Presentation Skills
- プレゼンテーション力は、聞き手の行動や心理を話し手の意図に沿った方向に変化させる力です。
- つまり、プレゼンテーションを受けて聞き手に望んでいる行動をとってもらうための能力を指します。
プレゼンテーション力が求められる理由
Why are Presentation Skills Required?
- ビジネスのさまざまな場面でプレゼンテーション力が必要です。
- 顧客に商品やサービスを説明する際、論理的で納得感のある説明が求められます。
- 成果報酬型の評価体系が導入されているため、自身の成果を的確にアピールする必要があります。
プレゼンテーション力を鍛える方法
How to Develop Presentation Skills
コミュニケーション力
- 聞き手のニーズを汲み取り、的確に伝える能力です。
- 聞き手の知りたいことや求めていることを把握し、構成を検討する段階から重要です。
- 聞き手の反応を見ながら対話を心がけ、伝え方を工夫しましょう。
構成力
- 相手や状況に応じて情報を的確に組み立てる力です。
- 聞き手が理解しやすい順序や筋道を考慮しながらプレゼンテーションを構成します。
- 資料の構成や話し方にも注意しましょう。
プレゼンテーション力を高めるポイント
Key Points to Enhance Presentation Skills
聞き手へのヒアリングと気配り
- プレゼンテーションの準備段階で聞き手のニーズを理解しましょう。
- 聞き手の反応を見ながらプレゼンテーションを行い、好印象を与えましょう。
伝わりやすい話し方
- 大きな声でゆっくり話し、抑揚をつけて情報を伝えましょう。
- 事前練習や他者のフィードバックを活用して話し方を改善しましょう。
上手な人を真似
- 上級者のプレゼンテーションを観察して真似をし、自身のスキルを向上させましょう。
プレゼンテーション力は、将来の子どもたちのビジネス成功に欠かせないスキルであるのは間違いないですね！
英語のプレゼンテーション力が生かされる仕事
Jobs that Make Use of English Presentation Skills
英語を活かせる仕事は多岐にわたります。
プレゼンテーション力が生かせる仕事はどのようなものがあるのでしょうか？
海外との結びつきが強い業界で働く
Working in an Industry with Strong International Ties
- キャビンアテンダントやグランドスタッフ：航空会社で外国人旅客と接する仕事。
- 全国通訳案内士（通訳ガイド）：観光地で外国人観光客を案内する仕事。
- 旅行会社スタッフ：旅行商品の提案や予約を行う仕事。
- ツアーコンダクター：ツアーの運営や案内を担当する仕事。
英語と他の専門分野を掛け合わせて働く
Working with a Cross Section of English and Other Specialties
- 外資系企業勤務：英語を使いながらビジネスを展開する仕事。
- 日系グローバル企業勤務：日本国内で英語を活かす仕事。
- 海外の資材・人材との関わりが深い企業での勤務：調達や人事などで英語を使う仕事。
英語・語学の専門家として働く
Work as an English and Language Specialist
- 通訳や翻訳：言語間のコミュニケーションを支援する仕事。
- 英会話スクール講師：英語を教える仕事。
- 日本語教師：外国人に日本語を教える仕事。
これらの仕事には、英語力だけでなく、コミュニケーション能力や専門知識も必要です。
プレゼンテーション力は大きな武器になるのです！
子どもにプレゼンテーション力を身に着けさせる利点
Advantages of Having Children Develop Presentation Skills
子どもにプレゼンテーション力を身につけさせることには多くの利点があります。
以下にいくつかのポイントをご紹介します。
自信の向上
プレゼンテーションを通じて自分の考えを表現し、相手に伝える経験は、子どもの自信を高めます。自信に満ち溢れた子どもは、将来的に困難な状況にも勇気を持って立ち向かうことができるでしょう。
コミュニケーションスキルの向上
プレゼンテーションは、相手に自分の意見や提案を伝えるスキルを養います。単に話すだけでなく、相手の反応を見ながら臨機応変に対応する能力も身につきます。
協力とチームワークの学習
チームでプレゼンに取り組む場合、意見を出し合い、共同で目標達成に向かう力が身につきます。プレゼンテーションの内容を決めたり、助け合って練習を重ねたりすることで、チームワークを学ぶことができます。
自己表現力の向上
プレゼンテーションは、自分の考えや意見を整理し、わかりやすく伝えるスキルを養います。自分自身と向き合い、他者との違いに気づく過程で、子どもは自分の価値観や個性を発見できます。
将来の社会での活用
プレゼンテーション力は、実際の社会や生活で活用される技能のひとつです。調査や発表を通じて思考力や判断力を実践的に学ぶことができます。新学習指導要領でもプレゼンテーションの時間が増えており、これからの時代に生きる子ども達が今から身に付けておくべき重要なスキルです。
プレゼンテーション力は、自分の価値を高め、豊かな人間関係を築るためのスキルでもあります。
子どものうちから身につけておくことで、将来の成功につながる可能性が高まります。
子どもにおススメの英語プレゼンテーション
Recommended English Presentation for Children
子どもに英語のプレゼンテーション力をつけさせる方法には、どのようなものがあるでしょうか？
TED Talksで学ぶ
Learn from TED Talks
TED Talksは、世界中の講演者が「Ideas worth spreading（広める価値のあるアイデア）」を共有するプラットフォームです。
子どもたちにおすすめの英語プレゼンテーションをいくつか紹介します。
- 「How I Harnessed the Wind」 – ウィリアム・カマクワンバさんが自身の経験を通じて、持続可能なエネルギーの重要性を伝えます。
- 「A Life Lesson from a Volunteer Firefighter」 – マーク・ビーマンさんがユーモアを交えながら、人々とのつながりの大切さを語ります。
これらのプレゼンテーションは、子どもたちに英語での自己表現を学ぶ良い材料となります。
Show & Tellを取り入れる
Incorporate Show & Tell
欧米では、幼少期から「Show & Tell」という活動が行われています。
これは、人前で自分の好きなものを紹介したり、考えを話したりする機会です。
学校や家庭で取り入れてみてはいかがでしょうか？
プレゼンテーション教室を利用する
Use the Presentation Classroom
プレゼンテーション教室では、子どもたちが英語でプレゼンテーションを作成・実践する機会を提供しています。
テーマ設定からスライド作成まで、スキルを磨くことができます。
子どもたちにプレゼンテーションのスキルを身につけさせ、グローバルで輝ける未来を築きましょう！
まとめ
英語の文法や語彙力のレベルは高いと言われる日本人ですが、人前に出て自分の意見を言う、というのは苦手な人が多いようです。
プレゼンテーション力＝生きる力、にもなりうるものですし、それが英語でできたら、世界中どこでも生きていけますよね！
子どもたちの未来に大きく役立つ力だと言えるでしょう。
Lily 熊本市在住。６２歳。
英会話講師、保育士、幼稚園教諭、チャイルドカウンセラー、おうち英語アドバイザー、バイリンガル保育士養成コーチ、子ども英語指導者養成コーチ
43歳から普通の保育士から英語保育士へ転身。独学で英会話を取得し、数年後インターナショナルスクールを約10年経営。現在はカナダ、アメリカ、オーストラリア、デンマーク、シンガポールなどの幼児教育を研究し、独自の「ドラマ教育」を生かした「生きた英語教育」を広めるために活動中。
「楽しくなければ英語じゃない！」がモットー。